家族におすすめの宅食12選|4人分のまとめ買いで1食いくら?量と料金で比較

家族の分までまとめて頼めたら楽になるのに、宅食は1人前ずつの冷凍弁当ばかりで、4人分そろえると金額がふくらんでしまう。そう感じて途中で調べるのをやめてしまった方は多いのではないでしょうか。

家族向けに宅食を選ぶときは、1人暮らし向けの記事に載っている1食あたりの安さだけを見ても答えが出ません。家族の宅食には、1人前の弁当を人数分そろえる型と、3〜4人前のおかずが週まとめで届く型という、まったく設計の違う2つのタイプがあるからです。この2つは1食あたりの計算方法も、冷凍庫の使い方も、送料のかかり方も別物になります。

そこでこの記事では、家族で使える宅食12社を1回に届く量・まとめ買いしたときの1食あたり・送料込みの実質単価という3つの軸で整理しました。3人家族が1週間分を頼んだらいくらか、4人家族が平日5日分を置き換えたらいくらかというシミュレーションも、2026年10月時点の実際の価格で計算しています。総務省統計局の家計調査報告によれば、2025年の二人以上の勤労者世帯の食料費は月平均9万円台後半。ここに宅食をどう組み込むと家計が壊れないのかまで踏み込んで解説します。宅食全体の相場感から知りたい方は、宅食おすすめランキング17選もあわせてご覧ください。

目次

家族で宅食を使うと、毎日のごはんはどう変わる?

家族分の宅食を検討するとき、最初につまずくのが「どのタイプを選べばいいのか分からない」という点です。1人前の冷凍弁当を4つ買うのと、4人前のおかずが1回届くのとでは、届いたあとの暮らしがまるで変わります。ここではタイプの違いと、実際に減る手間、そして人数分になると出てくる特有のハードルを整理します。

1人分ずつ買うタイプと家族分がまとめて届くタイプの違い

宅食は大きく2つのタイプに分かれます。1つ目が1人前の弁当が1食ずつ届く個食型、2つ目が主菜と副菜のパックが3〜4人前まとめて届く家族型です。この区別を最初に押さえておくと、比較の軸がはっきりします。

個食型の代表がライフミール、nosh(ナッシュ)、ワタミの宅食ダイレクト、DELIPICKSなどの冷凍弁当です。1食が容器に収まっているので、食べる人が自分の分だけレンジで温めれば完結します。1食490〜700円台が中心で、単価が分かりやすいのが利点。ただし4人家族の夕食を丸ごと置き換えると、1日で4食分を消費するため、20食セットを買っても5日でなくなります。

家族型の代表がツクリオ(Tsuklio)とシェフの無添つくりおきです。ツクリオ(Tsuklio)の4人前×週3食プランなら、主菜3品と副菜5品が大きめのパックで週1回届き、家族で取り分けて3日分の夕食にします。1人前あたりに換算すると848〜1,332円と個食型より高く見えますが、おかずの品数が多く、ごはんと汁物を足せば食卓がそのまま完成するという違いがあります。

もう1つ、コープデリのように食材・惣菜・お弁当をまとめて注文できる生協型もあります。宅食だけでなく牛乳や日用品まで同じ配達で届くため、家族の買い物そのものを減らしたい場合はこちらが候補になります。

献立を考える時間と買い物の回数はどれだけ減るか

宅食を家族で使う最大の効果は、金額よりも献立を決める、買い出しに行く、下ごしらえをするという3つの工程がまとめて消えることにあります。

具体的に平日5日の夕食を宅食に置き換えた場合を考えてみましょう。献立を考える時間は1日10分としても週50分。スーパーへの買い出しは週2回、移動と選ぶ時間で1回40分なら週80分。下ごしらえと調理が1日30分で週150分。合計すると週に約4時間半、月に18時間前後が丸ごと空く計算になります。

買い物の回数も明確に減ります。宅食で夕食のメインが決まっていれば、スーパーで買うのはごはん・味噌汁の具・果物・牛乳程度。週2回だった買い出しが週1回、あるいは生協やネットスーパーの配達だけで済むようになります。冷蔵庫に使い切れない野菜が残らなくなるため、農林水産省が公表している食品ロスの削減という観点でも、家庭から出る廃棄が減りやすくなります。

見落とされがちですが、夫婦のどちらが担当しても同じ夕食が出せるようになる点も大きな変化です。作れる人が決まっている状態から、温められる人なら誰でもいい状態になると、帰宅時間の交渉や当番の押し付け合いが起きにくくなります。

家族分を頼むときにネックになりやすいこと

一方で、家族分を頼むと1人暮らしでは起きない問題が出てきます。事前に知っておくと、契約後に慌てずに済みます。

最初にぶつかるのが冷凍庫の容量です。一般的な家庭用冷蔵庫(400〜500Lクラス)の冷凍室は100L前後。ここに宅食の弁当容器を詰めると、入るのはおおむね15〜20食が限界で、作り置きの冷凍ごはんやアイスの居場所がなくなります。4人家族が20食セットを買うと5日分にしかならないため、冷凍中心で回すなら冷凍庫の増設か、冷蔵タイプとの併用が現実的です。ライフミールのように冷凍庫を無料でレンタルできるサービスを選ぶ手もあります。

次が1回あたりの支払額の大きさです。1食500円でも4人×5日で20食、1回の注文が1万円を超えます。個食型は10食・20食といったセット単位でしか買えないことが多く、少しずつ試すという買い方がしにくいのも家族ならではのハードルです。

3つ目が好みのばらつき。大人には量が足りて子どもには多い、辛い味付けが苦手な子がいる、といったズレが出ます。メニューを1食ずつ選べるDELIPICKSやnosh(ナッシュ)、取り分け前提のツクリオ(Tsuklio)やシェフの無添つくりおきなど、家族構成に合わせてタイプを選ぶ必要があります。

家族向けの宅食を選ぶ6つのポイント

家族で使う宅食は、1人で使うときとチェックすべき項目が変わります。ここでは申し込む前に必ず突き合わせたい6つの視点を、具体的な確認方法まで含めて解説します。

大人と子どもが一緒に食べられる味付けと量か

家族で使うなら、まず大人と子どもが同じものを食べられるかどうかを確認します。ここがずれると、結局子ども用に別のおかずを作ることになり、宅食を入れた意味が薄れてしまいます。

判断材料になるのが食塩相当量とカロリーの基準値です。ライフミールとnosh(ナッシュ)は全メニュー食塩相当量2.5g以下、ニチレイフーズダイレクトのきくばりごぜんは2.0g以下、食宅便のおまかせコースは1.9〜2.5g。いずれも大人向けの塩分設計ですが、子どもに出すなら副菜を取り分けて、主菜を半分にするといった調整をしやすいメニュー構成かどうかが実際の使いやすさを分けます。

その点で扱いやすいのが、パック単位で届くタイプです。ツクリオ(Tsuklio)やシェフの無添つくりおきは大皿から取り分ける形なので、子どもには少なめ、食べ盛りには多めと、その場で量を変えられます。シェフの無添つくりおきは化学調味料・保存料・着色料を使わない設計で、味付けも家庭料理に近い濃さに整えられています。

量の目安については、厚生労働省の日本人の食事摂取基準が参考になります。1日に必要なエネルギーは年齢と活動量で大きく変わるため、同じ1食を大人と小学生で分け合う前提なら、ごはんの量で調整するのが現実的です。

1人前単位で買うか、3〜4人前単位でまとめて届くか

2つ目の分かれ道が、注文の単位です。個食型は食べる人数の分だけ食数がかさみ、家族型は届く量が固定されるという、それぞれのクセを理解しておく必要があります。

個食型で4人家族の夕食5日分をまかなうなら20食が必要です。ライフミールなら20食9,800円、nosh(ナッシュ)なら20食で1食約612円、ワタミの宅食ダイレクトのいつでも三菜なら10食セットを2つという形になります。食べる人ごとに違うメニューを選べる自由度が高い反面、注文のたびに20食分の置き場所を確保することになります。

家族型なら量が決まっているぶん計算は簡単です。ツクリオ(Tsuklio)の4人前×週3食プランは10,690円(税・送料込)で主菜3品+副菜5品、4人前×週5食プランは16,960円で主菜5品+副菜6品。シェフの無添つくりおきの食卓おまかせプランは13,607円で、大人2名+小中学生2名の約3日分が目安とされています。家族型は「何人で何日分」という単位で売られているので、必要な量を過不足なく指定しやすいのが利点です。

なお、コープデリの夕食宅配(舞菜シリーズ)のように1食単位で日数と食数を指定できるタイプもあります。平日だけ、あるいは水曜と金曜だけといった変則的な使い方をしたい場合は、こうした都度指定型が向いています。

送料まで含めた1食あたりの実質単価

家族向けの比較でもっとも誤解が起きやすいのが送料の扱いです。宅食の送料は1回の配送ごとにかかるため、食数が多い家族ほど1食あたりの送料負担は下がります。この性質を知らないまま単価表だけを見ると、判断を誤ります。

ライフミールを例に計算してみましょう。送料は全国一律980円(沖縄・離島は1,480円)。7食3,640円に送料を足すと1食あたり660円ですが、20食9,800円なら1食あたり539円まで下がります。同じサービスでも食数を倍にするだけで1食120円前後の差がつくわけです。4人家族なら20食は5日で消費するので、まとめ買いのデメリットもほとんどありません。

送料が最初から込みになっているサービスもあります。ツクリオ(Tsuklio)とFitDishは全国送料込みの表示価格、ワタミの宅食は自社スタッフ配送で宅配料が不要です。送料込み表示のサービスは、そのまま表示価格で他社の送料込み単価と比べられるので計算が楽になります。

逆に注意したいのが、地域によって送料が変わるタイプです。ワタミの宅食ダイレクトは本州・四国・九州880円、北海道1,210円、沖縄2,420円。わんまいるは全国一律1,080円で、北海道・沖縄は2,645円。北海道や沖縄にお住まいなら、送料の差だけで1食100円以上変わるケースがあります。

ごはん付きか、おかずだけか

おかずだけ届くのか、ごはんまで付くのか。この違いは家族で使うと1人暮らし以上に効いてきます。人数が増えるほど、炊飯の手間そのものは変わらない一方で、ごはんを追加購入したときの金額は人数分かかるからです。

現実的な結論を先に言うと、家族で使うならおかずのみのタイプを選び、ごはんは炊飯器で炊くほうが安上がりです。宅食のごはんは1食250〜320円程度。4人×5日で20食分だと5,000〜6,400円になりますが、家で炊けば同じ量が数百円で済みます。炊飯自体はスイッチを押すだけなので、ここを外注する費用対効果は高くありません。

とはいえ例外はあります。DELIPICKSは1食251〜313円でごはんを追加でき、雑穀米やブロッコリーへの変更にも対応。ライフミールも麦ごはん付きセットを選べます(ごはん付きを含むと送料が250円加算)。親が不在の日に子どもが自分で夕食を完結させる、といった場面ではごはん付きの価値が出ます。平日はおかずのみ、留守にする日だけごはん付き、と使い分けるのが賢い選び方です。

おかずのみの宅食をもっと詳しく比べたい方は、おかずのみで届く宅食おすすめランキングも参考になります。

置き配や宅配ボックスに対応しているか

家族向けで意外と見落とされるのが受け取り方法です。共働きで日中に誰もいない家庭では、受け取れないことが解約理由になりがちなので、申し込み前に必ず確認してください。

冷凍の宅配便を使うライフミール、nosh(ナッシュ)、ワタミの宅食ダイレクト、DELIPICKS、わんまいる、ニチレイフーズダイレクトは、クール便のため原則として置き配に対応していません。ただし日時指定はできるので、土曜の午前中など家族がそろっている時間を指定するのが基本の運用になります。再配達依頼は宅配業者のアプリやLINEから出せます。

置き配に対応しているのがワタミの宅食とコープデリです。ワタミの宅食は鍵付きの安全ボックスを無料で貸し出しており、不在でも保冷剤入りの容器で玄関先に置いてもらえます。コープデリも保冷容器にドライアイスや保冷剤を入れて留守置きし、専用のカバーを無料で貸し出しています。平日の日中に確実に不在という家庭は、この2社が現実的な選択肢になります。

冷蔵の宅配便を使うツクリオ(Tsuklio)とシェフの無添つくりおきは置き配不可ですが、曜日と時間帯を指定できます。ツクリオ(Tsuklio)はLINEで配送スキップまで操作できるため、旅行や帰省の週は止める、といった調整がしやすい設計です。

アレルギー表示と原材料が確認しやすいか

子どもがいる家庭では、アレルギー表示の確認しやすさが安全に直結します。消費者庁は食品表示基準で、えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生の特定原材料8品目の表示を義務付けており、これに準ずる20品目についても表示が推奨されています。

宅食サービスでは、注文前の商品ページでアレルゲンを確認できるかどうかが分かれ目です。nosh(ナッシュ)は各メニューページでアレルギー成分を一覧表示し、特定のアレルゲンを含むメニューをフィルタで除外して選べます。DELIPICKSも1食ずつ選ぶ仕組みなので、注文画面で原材料を確認したうえで避けられます。

一方、おまかせで内容が決まるタイプは事前確認がしにくくなります。ツクリオ(Tsuklio)やシェフの無添つくりおき、ワタミの宅食は週ごとの献立が決まっているため、アレルギーがある家族がいる場合は、申し込み前に公式サイトの献立ページや問い合わせ窓口で該当週のアレルゲンを確認するという運用が必要です。

なお、同じ製造ラインで別のアレルゲンを扱っている旨の注意書き(コンタミネーション表示)にも目を通してください。重いアレルギーがある場合は、この注意書きの有無が判断材料になります。心配な症状があるときは自己判断せず、かかりつけの小児科医に相談してください。

家族におすすめの宅食12選【2026年最新】

ここからは、家族で使う前提で選んだ12社を順番に紹介します。家族分をまとめて頼めるか、1食あたりが家計に収まるか、受け取りやすいかという3点を重視した並びです。まずは全体像を一覧で確認してください。サービス名か画像をタップすると詳しい解説に飛べます。

サービス名 タイプ 1回に届く単位 1食(1人前)あたりの目安 送料 家族での使いやすさ
ライフミール
ライフミール
冷凍・個食弁当 7食/10食/20食 490〜520円(20食で490円) 全国一律980円(沖縄・離島1,480円) 20食まとめ買いで単価が最安級・冷凍庫レンタルあり
ワタミの宅食
ワタミの宅食
冷蔵・個食弁当 5日間/7日間コース(1日単位の追加も可) 590〜790円(宅配料込) 宅配料無料 冷凍庫を使わない・鍵付きボックスで置き配できる
ツクリオ(Tsuklio)
ツクリオ(Tsuklio)
冷蔵・家族分のおかず 2人前/4人前 × 週3食・週5食 約848〜1,332円(送料込) 無料(価格に込み) 4人前が週まとめで届く唯一クラスの家族専用設計
DELIPICKS
DELIPICKS
冷凍・個食弁当 1食ずつ選択(最低注文5,000円) 795〜994円 別途(お試しセットは無料) メニューを1食ずつ選べて好みのばらつきに強い
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
冷凍・個食弁当 10食/20食 385〜563円 本州・四国・九州880円/北海道1,210円/沖縄2,420円 冷凍ストック向き・お試し割10食3,990円から試せる
シェフの無添つくりおき
シェフの無添つくりおき
冷蔵・家族分のおかず 週1回・5パック/9品 約862〜1,234円(送料込・人数と日数で変動) 990円(初回無料) 化学調味料・保存料・着色料なしで子どもと同じ味を囲める
FitDish
FitDish
冷蔵・小分けパウチ惣菜 10〜40パック(5パック刻み) 420〜485円(1パック) 全国送料込み(※一部離島・地域を除く) 1パックずつ温められて家族の食べる量に合わせやすい
nosh(ナッシュ)
nosh(ナッシュ)
冷凍・個食弁当 6食/8食/10食/20食 約612〜720円 地域別(関西1,023円〜北海道1,713円) 100種類以上から家族それぞれが選べる
コープデリ
コープデリ
冷蔵・冷凍・常温/生協 週1回の宅配またはデイリーコープ 舞菜ミニ弁当464円〜舞菜御膳842円 東京は6,000円(税別)以上で手数料無料 お弁当と食材・日用品を1回の配達でまとめられる
食宅便
食宅便
冷凍・個食弁当(おかずのみ) 7食セット(1梱包2セットまで) 690円 都度1,330円/らくらく定期便940円 6コースから家族それぞれの体調に合わせて選べる
ニチレイフーズダイレクト
ニチレイフーズダイレクト
冷凍・個食弁当+単品 セット購入と単品購入の両方 初回675円〜/通常600〜900円台 7,500円以上で無料 足りない分を単品で買い足せて量の調整がきく
わんまいる
わんまいる
冷凍・パウチ惣菜 健幸ディナー5食セット 1,256円(初回996円) 全国一律1,080円/北海道・沖縄2,645円 主菜1品+副菜2品の小分けで人数分を組みやすい

1位 ライフミール|20食のまとめ買いで1食あたりを抑えられる家族のストック向き

ライフミール

タイプ 冷凍・1人前の個食弁当(宅配便のクール便)
栄養基準 430kcal以下・糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下(ごはん付きセットを除く)
1食あたりの料金 定期7食520円/10食510円/20食490円(税込)
送料込みの実質単価 7食660円/10食608円/20食539円
4人家族の夕食5日分 20食9,800円+送料980円=10,780円
初回特典 冷凍庫レンタル同時申込で10食1,900円(1食190円)/レンタルなしは500円OFF×20枚(合計10,000円分)
送料 全国一律980円(沖縄・離島1,480円)/ごはん付きを含むと+250円
ごはん 麦ごはん付きセットを選択可能
受け取り クール便(置き配不可・日時指定可)
回数縛り なし(マイページからスキップ・停止が可能)
おすすめの家族 夕食をまるごと置き換えたい、冷凍庫の増設に抵抗がない、単価を最優先したい

メリット

  • 20食まとめ買いで送料込み1食539円と家族向けでは最安級
  • 冷凍庫を無料でレンタルできて保管場所の問題を解決できる
  • 累計食数でランクが上がり続けるほど単価が下がる
  • 麦ごはん付きセットを選べば親が不在の日も1食で完結する
  • 回数縛りがなくスキップ・停止がマイページで完結する

デメリット

  • 1人前の弁当型なので家族で取り分ける使い方には向かない
  • 冷凍庫レンタルは1年以内の解約で約9,000円の負担が生じる
  • ごはん付きセットを含むと送料が250円上乗せになる
  • クール便のため置き配ができず受け取り時間の調整が必要

ライフミールは、全メニューを糖質30g以下・430kcal以下・食塩相当量2.5g以下に設計した冷凍の宅配弁当です。家族向けの1位に挙げた理由ははっきりしていて、20食セット9,800円という価格設定が、人数分をそろえる家庭の食費と噛み合うからです。

定期購入の価格は7食3,640円(1食520円)、10食5,100円(1食510円)、20食9,800円(1食490円)。送料は全国一律980円(沖縄・離島1,480円)です。ここが重要なところで、送料は配送1回ごとにかかるため、食数を増やすほど1食あたりの総額は下がります。7食なら送料込みで1食660円ですが、20食なら539円。4人家族なら20食は夕食5日分でちょうど消費しきるサイズなので、まとめ買いのデメリットがほぼありません。

家族で使うときに効いてくるのが冷凍庫レンタルです。10食・20食プランをクレジットカード払いで購入した人が対象で、無料で冷凍庫を借りられます。4人家族が20食を注文すると、家庭用冷蔵庫の冷凍室はほぼ埋まってしまいますが、専用の冷凍庫があれば作り置きやアイスの居場所を奪わずに済みます。ただし1年以内に解約すると返却関連で9,000円程度の負担が生じるため、続けるかどうか決めかねている段階なら、レンタルなしで申し込んで500円OFF×20枚(合計10,000円分)のクーポンを選ぶほうが安全です。

さらに累計購入食数でランクが上がるライフミールクラブがあり、上位ランクになると1食あたり最大54円の割引が自動で適用されます。家族で継続的に注文すると食数が早く積み上がるので、この制度の恩恵を受けやすいのも家庭向きの理由です。麦ごはん付きセットも選べますが、選択すると送料が250円加算される点だけ覚えておいてください。

もう一段安くしたい家庭向けに、10食または20食を8セットまとめて注文する「8回まとめ買い」も用意されています。これを使うと1食あたり10食427円・20食395円まで下がり、通常の20食539円よりもさらに単価を抑えられます(ライフミールクラブの最上位ランクでは単品購入でも20食436円)。冷凍庫レンタルと合わせて検討すると、まとまった食数を家族で消費する家庭には現実的な選択肢になります。

2位 ワタミの宅食|冷蔵の日替わり弁当が毎日届いて冷凍庫を圧迫しない

ワタミの宅食

タイプ 冷蔵・1人前の個食弁当(まごころスタッフが平日毎日お届け)
まごころおかず 主菜1品+副菜4品・400kcal基準・野菜120g以上・20品目以上・食塩相当量3.0g以下
1食あたりの料金 まごころ手鞠590円/まごころ小箱620円/まごころおかず690円/まごころ御膳710円/まごころダブル790円(税込・宅配料込)
4人家族の夕食5日分 まごころおかず690円×20食=13,800円(宅配料込)
初回特典 初めての世帯は最初の1週間が20%オフ(まごころ手鞠5日間2,950円→2,360円)
送料 宅配料込みのため別途不要
受け取り 鍵付き安全ボックスを無料貸出(不在時も玄関先に留め置き可)
注文単位 5日間コース/7日間コース(1日単位の追加注文も可)
冷凍庫の使用 不要(冷蔵で当日分が届く)
おすすめの家族 冷凍庫に余裕がない、日中に誰もいない、毎日違うおかずを食べたい

メリット

  • 冷凍庫を一切使わないので保管場所の心配がいらない
  • 宅配料が無料で表示価格がそのまま支払額になる
  • 鍵付き安全ボックスの無料貸出で不在でも受け取れる
  • 日替わりなので献立が重複せず飽きにくい
  • 1日単位の追加注文ができて必要な日だけ使える

デメリット

  • 配達エリアが限られており全国では利用できない
  • 当日中に食べる前提のため作り置きのストックにはならない
  • メニューを自分で選べず献立は固定される
  • 土日祝の配達は7日間コースのみで、5日間コースは平日だけ

ワタミの宅食は、まごころスタッフが平日に手渡しで届けてくれる冷蔵タイプの宅配弁当です。家族向けとして2位に置いた最大の理由は、冷凍庫の空きをまったく使わずに人数分を毎日受け取れる点にあります。

家族で冷凍弁当を使おうとしたときに必ずぶつかるのが保管場所の問題です。4人分を20食買えば冷凍室は満杯になります。ワタミの宅食は冷蔵で当日分が毎日届くため、この問題がそもそも発生しません。宅配料が無料で、表示価格がそのまま支払額になるのも家族には分かりやすいポイントです。

価格は主菜1品+副菜4品の「まごころおかず」が1食690円(5日間コース3,450円)、少量サイズの「まごころ手鞠」が590円、ごはん付きの「まごころ御膳」が710円、ボリューム重視の「まごころダブル」が790円、「まごころ小箱」が620円。まごころおかずは400kcal基準で野菜120g以上、20品目以上、食塩相当量3.0g以下という設計です。4人家族がまごころおかずを平日5日頼むと690円×20食で13,800円。送料が別途かからないので、この金額がそのまま月の一部として計算できます。

受け取りも家族向きです。鍵付きの安全ボックスを無料で貸し出しており、共働きで日中に誰もいない家庭でも玄関先に置いてもらえます。5日間コースと7日間コースがあり、1日単位で追加注文もできるので、「水曜と金曜だけ」といった変則的な頼み方も可能です。初めての世帯は最初の1週間が20%オフになり、まごころ手鞠なら5日間2,950円が2,360円(1食472円)で試せます。冷蔵タイプをもう少し広く比べたい方は、冷蔵で届く宅食おすすめランキングもあわせて参考にしてください。

3位 ツクリオ(Tsuklio)|4人前のおかずが週まとめで届く家族専用プラン

ツクリオ(Tsuklio)

タイプ 冷蔵・家族分のおかず(週1回まとめてクール便)
2人前プラン 週3食7,990円(主菜3品+副菜5品)/週5食11,990円(主菜5品+副菜6品)
4人前プラン 週3食10,690円(主菜3品+副菜5品)/週5食16,960円(主菜5品+副菜6品)
1人前あたりの目安 約848円(4人前×週5食)〜約1,332円(2人前×週3食)
初回クーポン 4,000円OFF(4人前プラン限定)で4人前×週3食6,690円/週5食12,960円
送料 無料(表示価格に含まれる)
取り分け パック詰めの惣菜なので人数と食べる量に合わせて配れる
注文・解約 LINEで注文・スキップ・解約まで完結
受け取り クール便(曜日と時間帯は指定可・置き配不可)
おすすめの家族 4人分の夕食をまとめたい、週末の作り置きをやめたい、取り分けて量を調整したい

メリット

  • 4人前という家族単位のプランが最初から用意されている
  • 税込・送料込みの表示なので支払額が読みやすい
  • 取り分け式で家族それぞれの食べる量に合わせられる
  • 週末の作り置きにかけていた数時間がまるごと空く
  • 注文からスキップ・解約までLINEだけで操作できる

デメリット

  • 1回の支払額が1万円を超えるため心理的なハードルが高い
  • 冷蔵のため消費期限が短く数日で食べきる必要がある
  • 献立はおまかせでメニューを自分で選べない
  • 対応エリアがプランごとに異なり全国では使えない

ツクリオ(Tsuklio)は、旧つくりおき.jpから名称を変えた冷蔵の手料理サブスクです。この記事で紹介する12社のなかで、4人前という単位を正面から用意している数少ないサービスで、家族の夕食をまるごと任せたい家庭には最も相性がよい設計になっています。

プランは人数と食数の組み合わせで4種類。2人前×週3食が7,990円、2人前×週5食が11,990円、4人前×週3食が10,690円、4人前×週5食が16,960円で、いずれも税込かつ送料込みです。届く品数は週3食プランが主菜3品+副菜5品、週5食プランが主菜5品+副菜6品。1人前あたりに換算すると4人前×週5食で約848円、2人前×週3食で約1,332円となり、食数と人数が多いほど単価が下がります。

なお4人前プラン限定の初回クーポンを使うと4,000円OFFになり、4人前×週3食が6,690円、4人前×週5食が12,960円で試せます。ただしこれは初回向けの割引で、2回目以降は通常価格に戻るため、継続前提なら10,690円・16,960円のほうを基準に家計を組んでください。

家族で使う実感として大きいのは、取り分けられることです。1人前の弁当と違い、大きめのパックに入った主菜と副菜を人数分に配るので、食べ盛りの子には多めに、幼児には少なめにと、その場で量を調整できます。週末に作り置きをしていた家庭なら、その工程がまるごと置き換わるイメージです。注文・スキップ・解約がLINEで完結するのも、日々の連絡に追われる家庭には現実的な仕組みといえます。対応エリアはプランごとに異なるため、LINE公式アカウントを友だち追加して郵便番号で確認してください。

4位 DELIPICKS|シェフ監修の味とごはん付きセットで満足感が高い

DELIPICKS

タイプ 冷凍・1人前の個食弁当(1食ずつメニューを選択)
1食あたりの料金 定価994円/税抜7,000円以上で894円/税抜10,000円以上で845円/税抜15,000円以上で795円(1食あたりはいずれも税込)
栄養基準 糖質平均30g以下・たんぱく質平均15g以上・1食で1日の野菜摂取目標350gの3分の1
初回特典 お試しセット(おかず5食+ごはん1食)3,218円・通常7,234円の55%オフ・送料無料
ごはん 1食251〜313円で追加可能(雑穀米・ブロッコリーへの変更も可)
割引制度 まとめ買い割引(最大20%オフ)とマイランク(最上位ダイヤモンドで13%オフ)
最低注文金額 5,000円(税抜・配送手数料は別途)
受け取り クール便(置き配不可・日時指定可)
おすすめの家族 好き嫌いが分かれる、週末だけ特別な1食にしたい、子どもだけで食べる日がある

メリット

  • 1食ずつ選べるので家族それぞれの好みに合わせられる
  • まとめ買いするほど単価が下がり家族分なら795円に届く
  • ごはん付きにできて子どもだけの夕食も完結する
  • シェフ監修で普段の食卓に並ばない料理が楽しめる
  • お試しセット3,218円で家族の反応を先に確かめられる

デメリット

  • 定価1食994円と12社のなかでは高い部類に入る
  • 最低注文金額が税抜5,000円あり少量注文ができない
  • 1人前の弁当型なので取り分けには向かない
  • まとめ買い割引を効かせるには1回の注文額を積む必要がある

DELIPICKSは、星付きレストラン出身のシェフが監修したメニューを1食ずつ自分で選べる冷凍の宅配弁当です。家族で使う視点から見ると、好みがばらばらな家族全員が自分の食べたいものを選べるという一点で価値があります。

1食ずつ選択できるメリットは想像以上に大きく、魚が苦手な子には肉料理、揚げ物を避けたい親には和食、といった組み合わせが1回の注文で成立します。栄養基準も糖質平均30g以下・たんぱく質平均15g以上・1食で1日の野菜摂取目標350gの3分の1がとれる設計で、選び方を子どもに任せてもバランスが崩れにくいのは安心材料です。

価格は定価1食994円と高めですが、まとめ買い割引で段階的に下がる仕組みになっています。割引の判定は税抜の注文金額で、税抜7,000円以上で10%オフの894円、税抜10,000円以上で15%オフの845円、税抜15,000円以上で20%オフの795円(1食あたりはいずれも税込)。定価換算でおよそ17食を超えると最大割引に届くため、家族分をまとめて頼む家庭なら実質795円で運用できます。さらに累計購入額に応じたマイランク制度があり、最上位のダイヤモンドでは13%オフが加わります。最低注文金額は5,000円です。

ごはん付きにできる点も家族向きです。1食251〜313円でごはんを追加でき、雑穀米やブロッコリーへの変更にも対応。親が遅くなる日の分だけごはん付きにしておけば、子どもがレンジで温めるだけで夕食が完結します。初めて試すならお試しセット(おかず5食+ごはん1食)が3,218円・送料無料で、通常7,234円の55%オフ。まずこれで家族の反応を見てから本注文に進むのが失敗の少ない順番です。

5位 ワタミの宅食ダイレクト|10食・20食のまとめ買いで冷凍ストックしやすい

ワタミの宅食ダイレクト

タイプ 冷凍・1人前の個食弁当(全国対応の宅配便)
いつでも三菜 お試し割10食3,990円(1食399円)/継続割10食3,845円(1食385円)/定期おまかせ10食4,645円(1食465円)
いつでも五菜 お試し割10食4,990円(1食499円)/定期おまかせ10食5,633円(1食563円)
ごはん付き いつでも三菜のごはんありは10食5,590円(お試し割)
おかずの品数 三菜=主菜1品+副菜2品/五菜=主菜1品+副菜4品
送料 本州・四国・九州880円/北海道1,210円/沖縄2,420円
お試し割の条件 1人1回限り(都度購入)
保存期間 冷凍で数か月ストック可能
おすすめの家族 急な予定変更に備えたい、配達エリア外に住んでいる、単価を抑えたい

メリット

  • 継続割なら1食385円と12社のなかで最安水準
  • 全国どこでも注文できて配達エリアの制約がない
  • 冷凍で数か月もつので急な予定変更の備えになる
  • お試し割10食3,990円で定期契約なしに試せる
  • ごはん付きを選べば子どもだけの夕食にも使える

デメリット

  • 三菜は品数が少なく大人には物足りないことがある
  • 家族分を買うと冷凍庫の空きを大きく占有する
  • 北海道・沖縄は送料が高く実質単価が上がる
  • メニューはおまかせで自分では選べない

ワタミの宅食ダイレクトは、ワタミの宅食を冷凍でお届けする全国対応のサービスです。家族向けに評価できるのは、1食385円からという単価の低さと、配達エリアに縛られずに全国どこでも頼めるという2点です。

価格体系は買い方で3段階に分かれます。もっとも安いのが継続割で、いつでも三菜10食が3,845円(1食385円)。次が定期おまかせの4,645円(1食465円)、五菜なら5,633円(1食563円)です。初めての人は1人1回限りのお試し割が使え、いつでも三菜10食3,990円(1食399円)、いつでも五菜10食4,990円(1食499円)で買えます。ごはん付きも用意されていて、いつでも三菜のごはんありは10食5,590円(お試し割)です。

家族で使う場合の運用は、平日の主軸を別のサービスにして、こちらは冷凍のバックアップに回す形が現実的です。子どもが急に熱を出した、残業で帰宅が遅くなった、といった日に取り出して温めるだけの備えがあるかどうかで、家庭の余裕は変わります。冷凍で数か月ストックできるので、月に1回20食をまとめて買って冷凍庫の一角に置いておく、という使い方が向いています。

送料は本州・四国・九州880円、北海道1,210円、沖縄2,420円。20食を1回で買えば送料は1回分で済むため、10食を2回に分けるよりも実質単価が下がります。三菜は主菜1品+副菜2品、五菜は主菜1品+副菜4品で、大人には三菜だと少なめに感じることがあります。食べ盛りがいる家庭は五菜か、ごはん付きを選んでください。

6位 シェフの無添つくりおき|化学調味料に頼らない味つけで子どもと同じおかずを囲める

シェフの無添つくりおき

運営会社 株式会社AIVICK
タイプ 冷蔵・家族分のつくりおき惣菜(週1回のヤマト運輸クール便)
食卓サポートプラン 5,173円(税込)/主菜2種+副菜3種の計5パック/大人2名+幼児1名の約2日分
食卓おまかせプラン 13,607円(税込)/主菜3種×各2パック+副菜6種の計9種/大人2名+小中学生2名の約3日分
初回特典 食卓サポートプラン4,980円/食卓おまかせプラン12,960円(いずれも送料無料)
送料 2回目以降は一律990円
添加物 化学調味料・保存料・着色料は不使用
消費期限 お届け日を含めて4日間(一部地域は3日間)/多くのメニューは冷凍保存可
受け取り 土〜水で曜日を選択・時間帯枠も指定可(置き配不可)
配達エリア 北海道・沖縄と一部地域を除く全国(郵便番号で確認可)
おすすめの家族 添加物を抑えたい、子どもと同じものを食べたい、週1回の受け取りで済ませたい

メリット

  • 化学調味料・保存料・着色料を使わず子どもにも出しやすい
  • 大人2名+小中学生2名の3日分という家族単位のプランがある
  • 取り分け式なので食べる量を人ごとに変えられる
  • 曜日と時間帯を指定でき受け取りの予定を立てやすい
  • 初回4,980円・送料無料から試せる

デメリット

  • 消費期限がお届け日を含めて4日間と短い
  • 食卓おまかせプランは13,607円と1回の支払額が大きい
  • 北海道・沖縄と一部地域は配達対象外
  • 献立はおまかせでメニューの指定ができない

シェフの無添つくりおきは、株式会社AIVICKが運営する冷蔵のつくりおき惣菜サービスです。化学調味料・保存料・着色料を使わない設計で、子どもと大人が同じおかずを食べられるという点が、家族向けとしての最大の評価ポイントになります。

プランは2つ。食卓サポートプランは主菜2種+副菜3種の計5パックで5,173円(税込)、大人2名+幼児1名の約2日分が目安です。食卓おまかせプランは主菜3種×各2パック+副菜6種の計9種で13,607円(税込)、大人2名+小中学生2名の約3日分とされており、4人家族の想定にそのまま当てはまります。送料は一律990円で、届くのは週1回のヤマト運輸クール便です。

この2プランの価格差は大きいので、家族構成に合わせて選んでください。3人家族なら食卓サポートプランで送料込み6,163円、1人前あたり約1,027円。4人家族が食卓おまかせプランを頼むと送料込み14,597円で、大人2+子ども2の3日分なら1人前あたり約1,216円になります。単価だけを見ると冷凍弁当より高いのですが、主菜と副菜の品数が多く、ごはんと汁物を足せば食卓がそのまま整うぶんの価値と考えると納得感が出ます。

注意したいのは消費期限です。お届け日を含めて4日間(一部地域は3日間)と短いため、届いた週のうちに食べきる前提で頼む必要があります。ただし多くのメニューは冷凍保存に対応しているので、食べきれない分をその日のうちに小分けして冷凍しておけば無駄になりません。配達は土曜から水曜のなかで曜日を選べ、午前中から夜までの時間帯枠も指定できます。北海道・沖縄と一部地域は配達対象外なので、郵便番号での確認を先に済ませてください。初回は食卓サポートプランが4,980円・送料無料で試せます。4人前の食卓おまかせプランにも初回限定価格があり、通常13,607円が12,960円・送料無料になるので、4人家族でいきなり本プランを試したい場合もここから入るとお得です。

7位 FitDish|小分けパックだから家族それぞれの分だけ温められる

FitDish

運営 大阪ガス株式会社(管理栄養士監修)
タイプ 冷蔵の小分けパウチ惣菜(主菜・副菜)
メニュー数 基本コースは約100種類のラインナップ/たんぱく質コースは主菜約50種類
基本コース 10パック4,850円(1パック485円)/15パック6,750円(450円)/20パック8,400円(420円)・40パックまで5パック刻み
たんぱく質コース 主菜のみ・14パック単位
送料 全国送料込み(※一部離島・地域を除く)
初回特典 基本コース1,000円OFF/たんぱく質コース2,000円OFF
配送周期 初回以降は4週間ごとが目安(前倒し・延期は最大約1か月半まで可)
保管 冷蔵庫(冷凍庫を使わない)
回数縛り なし(解約違約金なし)
おすすめの家族 自炊の形は残したい、冷凍庫に空きがない、一品だけ足したい日が多い

メリット

  • 1パックずつ温められて家族の食べる量に合わせやすい
  • 全国送料込みの表示価格で追加費用がかからない
  • 冷蔵パウチなので冷凍庫を圧迫しない
  • 20パックなら1パック420円と単価が抑えられる
  • 配送の前倒し・延期が最大1か月半まで柔軟に調整できる

デメリット

  • おかず単位なので1食を完結させるには主食と汁物が必要
  • 4週間ごとの配送が基本で毎週届くわけではない
  • 初回クーポンはコード入力が必要で適用漏れが起きやすい
  • 家族4人の夕食を丸ごと任せる用途には量が足りない

FitDishは大阪ガスが手がける、管理栄養士監修の冷蔵パウチ惣菜の定期便です。弁当の形ではなく主菜・副菜が1パックずつ小分けになっていて、必要な分だけ温めて出せるのが、家族で使うときの大きな違いになります。

基本コースは主菜と副菜のセットで、最低10パックから5パック刻みで40パックまで選べます。価格は10パック4,850円(1パック485円)、15パック6,750円(1パック450円)、20パック8,400円(1パック420円)と、パック数を増やすほど単価が下がる設計。全国送料込みの表示価格なので、追加費用はかかりません。主菜だけを集めたたんぱく質コースもあり、こちらは14パック単位です。

家族で使うと便利なのは、1食を1パックに固定しなくていい点です。大人には主菜1+副菜1、子どもには副菜だけを添える、といった配り方ができるので、食べる量の差をパック数で吸収できます。冷蔵パウチなので冷蔵庫に収まり、冷凍庫を圧迫しないのも家庭には助かる要素です。

配送は初回以降4週間ごとが目安で、前倒しと延期が最大1か月半まで可能。回数の縛りや解約違約金もありません。注意点は、あくまで1食を完成させるものではなく、食卓に一品足すための惣菜だという点です。主食も汁物も付かないので、これだけで家族の夕食を完結させる想定では物足りなく感じます。自炊の形は残しつつ、おかずを作る負担だけ減らしたい家庭向けの選択肢です。

8位 nosh(ナッシュ)|メニュー数が多く家族の好みに合わせて選び分けできる

nosh(ナッシュ)

タイプ 冷凍・1人前の個食弁当(1食ずつメニューを選択)
栄養基準 全メニュー糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下
メニュー 100種類以上から選択可能(毎週新メニューが追加)
1食あたりの料金 6食約720円/8食約645円/10食約621円/12食・20食約612円
初回特典 初回と2回目で合計5,000円割引
割引制度 nosh club(累計購入食数で割引率が上がる)
容器 紙素材で可燃ごみとして捨てられる
送料 地域別(関西1,023円/関東1,166円/沖縄1,623円/北海道1,713円)
ごはん なし(おかずのみ)
おすすめの家族 好みがばらばら、飽きずに続けたい、容器を洗う手間を減らしたい

メリット

  • 100種類以上から家族それぞれが食べたいものを選べる
  • 容器が紙製で洗わずそのまま捨てられる
  • 20食なら1食約612円まで単価が下がる
  • デザートやパンも同じ注文にまとめられる
  • 糖質30g以下・塩分2.5g以下で親の健康管理にも使える

デメリット

  • 1食の量が控えめで食べ盛りには物足りない
  • ごはんが付かないため炊飯が必要になる
  • 送料が地域別で1,023〜1,713円かかる
  • 家族分のメニューを毎回選ぶ手間がかかる

nosh(ナッシュ)は、全メニューを糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下に設計した冷凍の宅配弁当です。家族向けとしての強みは、100種類以上のメニューから1食ずつ選べるため、家族4人それぞれの好みに合わせた1箱が作れる点にあります。

価格は食数で変わり、6食で1食約720円、8食で約645円、10食で6,206円(1食約621円)、12食と20食で約612円(20食は12,240円)。10食を超えたあたりから単価の下がり方は緩やかになるので、家族で使うなら20食を選んでおくと送料の負担も薄まります。初回と2回目で合計5,000円の割引があり、さらに累計購入食数で割引率が上がるnosh clubも用意されています。

家族での運用でありがたいのが容器です。紙素材でできているため、食べ終わったら可燃ごみとしてそのまま捨てられます。人数分の弁当容器を毎日洗う必要がないのは、4人分ともなると地味に効いてきます。デザートやパンなどのサイドメニューも同じ注文に入れられるので、子どものおやつをまとめて頼むこともできます。

家族で使ううえで気をつけたいのは量です。1食のボリュームは成人女性がちょうど満足する程度で、食べ盛りの中高生には物足りないことが多くなります。ごはんは付かないので炊飯は必須。送料は地域によって1,023〜1,713円かかるので、10食より20食でまとめたほうが実質単価は下がります。メニューを選べる自由度と引き換えに、注文のたびに家族分を選ぶ手間がかかる点も織り込んでおいてください。

9位 コープデリ|お弁当と食材を一緒に頼めて子育て世帯の割引もある

コープデリ

タイプ 生協の宅配(冷蔵・冷凍・常温)/週1回の宅配またはデイリーコープ
対応エリア 東京・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・長野(一部利用できない地域あり)
夕食宅配の価格 舞菜ミニ弁当464円/舞菜弁当680円/舞菜おかず702円/舞菜しっかりおかず756円/舞菜御膳842円(税込・1食)
おかえりごはん 2026年1月開始の惣菜シリーズ/主菜861円〜・副菜432円〜(各2〜3人前)
利用手数料 東京都の場合、6,000円(税別)以上で無料/未満は基本88円+配達110円=198円(税込)
赤ちゃん割引 母子健康手帳の交付〜1歳未満に申請、申請から1年間は手数料無料
子育て割引 赤ちゃん割引の終了後〜小学校入学前の3月末まで、1回3,000円(税別)以上で手数料無料
受け取り 保冷容器+ドライアイスや保冷剤で玄関前に留守置き(専用カバーの無料貸出あり)
おすすめの家族 買い物ごと週1回にまとめたい、小さな子どもがいる、曜日を選んで頼みたい

メリット

  • お弁当と食材・日用品を1回の配達でまとめて受け取れる
  • 赤ちゃん割引・子育て割引で手数料の負担を抑えられる
  • 1食単位・曜日単位で注文できて必要な日だけ使える
  • おかえりごはんは2〜3人前で家族の取り分けに向く
  • 不在時も保冷容器で玄関前に留守置きしてもらえる

デメリット

  • 対応エリアが関東と長野に限られる
  • 加入時に出資金が必要(脱退時に返還される)
  • 注文金額が少ない週は利用手数料がかかる
  • 宅食専門ではないため冷凍弁当の品ぞろえは限られる

コープデリは、関東を中心に展開する生協の宅配サービスです。宅食専門ではありませんが、お弁当・惣菜・食材・日用品を1回の配達でまとめて受け取れるため、買い物そのものを減らしたい家庭には他社にない価値があります。

夕食宅配の舞菜シリーズは1食単位で注文でき、舞菜ミニ弁当464円、舞菜弁当680円、舞菜おかず702円、舞菜しっかりおかず756円、舞菜御膳842円(いずれも税込)。週3日からのデイリーコープなら平日だけ、特定の曜日だけといった頼み方ができます。2026年1月からは惣菜シリーズのおかえりごはんも始まり、主菜861円〜・副菜432円〜で各2〜3人前。家族で取り分ける前提の量なので、1人前の弁当より人数分をそろえやすいのが特徴です。

家族に効いてくるのが割引制度です。東京都の場合、利用手数料は6,000円(税別)以上の注文で無料、未満なら基本手数料88円+配達手数料110円の計198円(税込)。これに加えて赤ちゃん割引は母子健康手帳の交付から1歳未満の間に申請すると、申請から1年間は手数料が無料になります。その後は自動的に子育て割引へ移行し、小学校入学前の3月末まで、1回3,000円(税別)以上の注文で手数料が無料です。金額や条件は地域の生協ごとに異なるので、お住まいのエリアの案内を確認してください。

不在時は保冷容器にドライアイスや保冷剤を入れて玄関前に留守置きしてくれます。専用のコープデリカバーも無料で借りられるため、共働き家庭でも受け取りに困りません。対応エリアは東京・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・長野で、一部利用できない地域があります。

10位 食宅便|コースの種類が豊富で家族の体調に合わせて選べる

食宅便

運営会社 日清医療食品株式会社
タイプ 冷凍・1人前の個食弁当(おかずのみ)
コース おまかせ/おこのみセレクト/塩分&カロリーケア/低糖質セレクト/たんぱくケア/やわらかい食事の6種類
おまかせコースの内容 主菜1品+副菜3品・271〜298kcal・食塩相当量1.9〜2.5g・たんぱく質18.2〜19.9g
おまかせコースの価格 7食4,830円(1食690円)/5食3,450円
おこのみセレクトコース 1食690円(税込)・4食以上から注文可・1梱包16食まで
送料 都度購入1,330円/らくらく定期便940円(1梱包2セットまで)
ごはん なし(おかずのみ)
受け取り クール便(置き配不可・日時指定可)
おすすめの家族 家族で必要な食事内容が違う、祖父母と同居している、コースを使い分けたい

メリット

  • 6コースから家族それぞれの体調に合わせて選び分けられる
  • やわらかい食事があり噛む力が弱くなった家族にも出せる
  • おこのみセレクトなら1食ずつメニューを指定できる
  • 1梱包に2セットまとめれば送料が1回分で済む
  • 給食大手の運営で栄養設計の信頼性が高い

デメリット

  • 都度購入の送料が1,330円と高め
  • 271〜298kcalと控えめで食べ盛りには量が足りない
  • ごはんが付かないため炊飯が必要
  • 1人前の弁当型で取り分けには向かない

食宅便は、病院や介護施設への給食で実績のある日清医療食品が運営する冷凍の宅配弁当です。家族向けに評価したいのは、6種類のコースがそろっていて、家族それぞれの体調や事情に合わせて別のコースを頼める点にあります。

用意されているのは、おまかせコース、おこのみセレクトコース、塩分&カロリーケア、低糖質セレクト、たんぱくケア、やわらかい食事の6コース。たとえば親は塩分&カロリーケア、同居の祖父母はやわらかい食事、という頼み分けが1つのサービス内で完結します。やわらかい食事は見た目はそのままに、歯ぐきでつぶせるかたさを目安として食材と調理法を工夫したお弁当です。

価格は、おまかせコースが7食4,830円(1食690円)、5食3,450円。主菜1品+副菜3品で271〜298kcal、食塩相当量1.9〜2.5g、たんぱく質18.2〜19.9gという構成です。メニューを自分で選びたいならおこのみセレクトコースがあり、1食690円で4食以上から注文でき、1梱包16食まで入ります。

送料は都度購入が1梱包あたり1,330円、らくらく定期便なら940円。1梱包に2セット(14食)まで入るので、7食を2セット同時に頼めば送料は1回分で済みます。家族で使うなら、この梱包単位を意識して注文するだけで実質単価が数十円変わります。ごはんは付かないおかずのみのタイプなので、炊飯は前提です。

11位 ニチレイフーズダイレクト|大容量セットで足りない分を買い足しやすい

ニチレイフーズダイレクト

運営会社 株式会社ニチレイフーズ
タイプ 冷凍・1人前の個食弁当+冷凍食品の単品購入
主力商品 きくばりごぜんシリーズ(主菜1品+副菜3品)
栄養基準 1食300kcal以下・食塩相当量2.0g以下・野菜100g以上
1食あたりの目安 初回限定セットは送料無料で1食675円前後から/通常は1食600〜900円台
送料 7,500円(税込)以上で本州・四国は無料/北海道・九州400円・沖縄1,700円(定期購入は配送先問わず無料・お試しセットは送料無料)
注文形態 定期の縛りなし・1品ずつの単品購入も可能
買い足し から揚げ・ハンバーグ・チャーハン・パスタなどの冷凍食品を同じ注文にまとめられる
受け取り クール便(置き配不可・日時指定可)
おすすめの家族 量の調整を自分でしたい、定期便に縛られたくない、冷凍のストックをまとめて買いたい

メリット

  • 弁当と冷凍食品を同じ注文にまとめて量を調整できる
  • 定期便の縛りがなく必要なときだけ買える
  • 7,500円以上で送料無料になり家族分なら達しやすい
  • 冷凍食品大手の品質で子どもが食べ慣れた味も多い
  • 初回は特設サイト経由で1食675円〜・送料無料で試せる

デメリット

  • きくばりごぜんは1食300kcal以下と量が控えめ
  • 定期割引の仕組みが他社に比べて手厚くない
  • 通常価格では1食600〜900円台とやや高め
  • 家族分をまとめると冷凍庫の空きを大きく使う

ニチレイフーズダイレクトは、冷凍食品最大手のニチレイフーズが運営する公式通販です。宅配弁当のきくばりごぜんシリーズに加えて、冷凍のおかずや主食を1品ずつ買い足せるため、家族の「あと一品足りない」を埋めやすいのが他社にない強みになります。

きくばりごぜんは主菜1品+副菜3品の構成で、1食300kcal以下・食塩相当量2.0g以下・野菜100g以上が基準。価格は初回限定の特設サイト経由なら1食675円〜で送料無料、通常は1食600〜900円台が中心です。送料は7,500円(税込)以上の注文で本州・四国は無料になりますが、北海道・九州は400円、沖縄は1,700円が別途かかる点に注意してください(定期購入なら配送先にかかわらず送料無料)。

家族で使うときに便利なのが、定期便に縛られず単品購入ができる点です。弁当セットだけでなく、から揚げやハンバーグ、チャーハンやパスタといった冷凍食品を同じ注文にまとめられます。宅食のおかずだけでは量が足りない食べ盛りがいる家庭なら、主食や追加の一品を同時に買っておけば、食卓で量を調整できます。7,500円以上で送料無料という条件も、家族分をまとめる注文なら自然に超えられる水準です。

一方で、きくばりごぜんの1食300kcal以下という設計は、大人の夕食としては軽めです。健康管理を目的とする親には合いますが、これだけで中高生の夕食をまかなうのは難しく、ごはんや汁物を必ず足す前提で考えてください。定期購入の縛りがないぶん、割引の仕組みは他社ほど手厚くありません。

12位 わんまいる|主菜1品と副菜2品の組み合わせで家族分を用意しやすい

わんまいる

運営会社 株式会社ファミリーネットワークシステムズ
タイプ 冷凍のパウチ惣菜(主菜1品+副菜2品の3袋セット×5食分)
1食あたりの目安 健幸ディナー5食6,280円=1食1,256円(税込)/初回は1,300円オフの4,980円(1食996円)
カロリー・栄養 5食平均で400kcal以下・食塩相当量3.5g未満・糖質30g以下
調理方法 湯せん、または流水解凍
食材 国産素材100%使用(公式表記)
送料 全国一律1,080円/北海道・沖縄2,645円(税込)
保管 冷凍(パウチ包装で隙間に収まる)
受け取り クール便(置き配不可・日時指定可)
おすすめの家族 冷凍庫の空きが少ない、国産食材にこだわりたい、親の分だけ整えたい

メリット

  • パウチ包装で冷凍庫の隙間に収まりストックしやすい
  • 湯せんで複数パックを同時に温められる
  • 国産素材100%をうたっていて産地の情報が分かりやすい
  • 主菜と副菜が分かれているので家族で分け合える
  • 5食平均400kcal以下・塩分3.5g未満と栄養設計が明確

デメリット

  • 1食1,256円と12社のなかでは高い部類に入る
  • 電子レンジではなく湯せんか流水解凍が基本で手間がかかる
  • 北海道・沖縄は送料2,645円と負担が大きい
  • ごはんが付かず主食は別に用意する必要がある

わんまいるは、株式会社ファミリーネットワークシステムズが運営する冷凍のパウチ惣菜サービスです。主力の健幸ディナーは主菜1品+副菜2品を3つのパウチにして5食分届ける形式で、弁当容器ではないぶん冷凍庫での収まりがよいのが特徴です。

価格は健幸ディナー5食6,280円で1食1,256円(税込)。初回は1,300円オフの4,980円(1食996円)になります。送料は全国一律1,080円、北海道・沖縄は2,645円。1食あたりで見ると12社のなかでは高い部類ですが、国産食材を使い、5食平均で400kcal以下・食塩相当量3.5g未満・糖質30g以下という設計を評価するなら選択肢に入ります。

家族向けとして使うなら、パウチを人数分に配るのではなく、1人分の食事として親だけが使う、あるいは副菜のパウチを家族で分け合うといった運用が現実的です。調理は湯せんか流水解凍で、電子レンジを使わないぶん、複数のパウチを同時に温められます。台所のコンロが空いていれば、家族分をまとめて温める作業が1回で済みます。

パウチ包装は冷凍庫の隙間に差し込めるので、弁当容器が入らない小さな冷凍庫でもストックできるのは実用的な利点です。ただし1食1,256円という単価は、4人家族の夕食を毎日置き換える使い方には向きません。週末だけ、あるいは大人の分だけといった限定的な使い方を前提に考えてください。

家族向け宅食12社の料金・1回に届く量・保存方法をまとめて比較

同じ宅食でも、家族で使うと効いてくる比較軸は3つに絞られます。送料まで含めた1食あたりはいくらか、1回にどれだけ届くか、どこに保管するかです。ここでは12社をこの3つの視点で並べ直し、自分の家庭の条件に当てはめやすい形に整理しました。

1食あたりの料金と送料無料になる条件

まずは価格です。表示されている1食あたりの金額に送料を足して、実際に支払う1食あたりを出しました。家族分をまとめる前提では、送料が1回の配送ごとにかかるという性質が有利に働きます。

サービス名 表示上の1食あたり 送料 送料込みの実質単価(最大食数) 送料が無料・不要になる条件
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
385〜563円 880円(本州・四国・九州) 10食で473円(継続割・三菜) なし(地域別の定額)
FitDish
FitDish
420〜485円 0円 20パックで420円 常に送料込み(※一部離島・地域を除く)
ライフミール
ライフミール
490〜520円 980円(沖縄・離島1,480円) 20食で539円 なし(全国一律)
コープデリ
コープデリ
464〜842円(舞菜) 利用手数料198円(東京都) 注文額次第で実質0円 6,000円(税別)以上/赤ちゃん割引・子育て割引
nosh(ナッシュ)
nosh(ナッシュ)
約612〜720円 地域別(関西1,023円〜北海道1,713円) 20食で約670円(関東) なし(地域別)
ワタミの宅食
ワタミの宅食
590〜790円 0円 まごころおかず690円 常に宅配料無料(自社スタッフ配送)
ニチレイフーズダイレクト
ニチレイフーズダイレクト
600〜900円台(初回675円〜) 7,500円未満は有料 7,500円以上なら表示価格のまま 7,500円(税込)以上の注文
食宅便
食宅便
690円 らくらく定期便940円/都度1,330円 14食(2セット)で757円 なし(1梱包2セットまで同一送料)
DELIPICKS
DELIPICKS
795〜994円 別途(お試しセットは無料) 税抜15,000円以上の注文で795円 お試しセットは送料無料
ツクリオ(Tsuklio)
ツクリオ(Tsuklio)
約848〜1,332円(1人前) 0円 4人前×週5食で約848円 常に送料込み
シェフの無添つくりおき
シェフの無添つくりおき
約862〜1,234円(1人前) 990円(初回無料) 食卓おまかせプランで約1,216円 初回のみ無料
わんまいる
わんまいる
1,256円 1,080円(北海道・沖縄2,645円) 5食で1,472円 なし

この表から読み取れる家族向けの結論は3つあります。1つ目は、送料込みで最も安いのはワタミの宅食ダイレクトの継続割と、FitDish、ライフミールの20食という点。いずれも送料込みで1食500円前後に収まります。

2つ目が、送料が最初から無料のサービスは計算がぶれないこと。ワタミの宅食、ツクリオ(Tsuklio)、FitDishは送料を考えずに表示価格だけで比較できるので、家計の見通しを立てやすくなります。

3つ目が、送料無料ラインがあるサービスは家族なら達しやすいという点です。ニチレイフーズダイレクトの7,500円、コープデリの6,000円(税別)はいずれも4人家族の1回分の注文で到達する水準。1人暮らしでは無理をしないと届かないラインが、家族なら自然に超えられます。より安さを突き詰めたい方は、安い宅食サービスおすすめランキングもあわせてご覧ください。

1回に届く食数と注文の最小単位

次に量です。家族向けの落とし穴は、単価が安いサービスほど1回の食数が多く、1回の支払額が大きくなるという関係にあります。ここを把握しておかないと、安いつもりで頼んだのに請求額に驚くことになります。

サービス名 注文の最小単位 1回に届く最大量 1回あたりの支払額の目安 4人家族の何日分か
ライフミール
ライフミール
7食 20食 4,620〜10,780円(送料込) 20食で夕食5日分
ワタミの宅食
ワタミの宅食
1日分から追加可能 7日間コース×人数分 1週間4人分で13,800円(まごころおかず) 5日間コースで平日5日分
ツクリオ(Tsuklio)
ツクリオ(Tsuklio)
2人前×週3食 4人前×週5食 7,990〜16,960円(送料込) 4人前×週5食で夕食5日分
DELIPICKS
DELIPICKS
税抜5,000円以上(1食ずつ選択) 制限なし(金額で割引が変わる) 5,000〜16,000円+送料 20食で夕食5日分(税抜15,000円超で20%オフ)
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
10食 20食 3,990〜11,266円+送料 20食で夕食5日分
シェフの無添つくりおき
シェフの無添つくりおき
食卓サポートプラン(5パック) 食卓おまかせプラン(9種) 6,163〜14,597円(送料込) 食卓おまかせプランで約3日分
FitDish
FitDish
10パック 40パック 4,850円〜(送料込) おかず1品の追加用で日数換算は難しい
nosh(ナッシュ)
nosh(ナッシュ)
6食 20食 約4,320〜12,240円+送料 20食で夕食5日分
コープデリ
コープデリ
1食・1品から 制限なし 注文内容次第 1食単位で必要な日だけ
食宅便
食宅便
4食(おこのみセレクト)/5食(おまかせ) 1梱包16食 3,450〜11,040円+送料 14食で夕食3.5日分
ニチレイフーズダイレクト
ニチレイフーズダイレクト
1品から 制限なし 7,500円以上で送料無料 注文内容次第
わんまいる
わんまいる
5食 5食セット単位 6,280円+送料1,080円 5食で夕食1.25日分

家族4人で夕食を丸ごと置き換えると、1日で4食を消費するため、20食セットでも5日で終わります。これが1人暮らしとの決定的な違いです。ライフミール、nosh(ナッシュ)、ワタミの宅食ダイレクトはいずれも20食が上限なので、毎日使うなら週1回の注文サイクルになります。

一方、1食単位で注文できるのはワタミの宅食とコープデリ、1品単位ならニチレイフーズダイレクトです。「毎日ではなく週2〜3日だけ」という使い方をしたい家庭は、この3社が無駄なく回せます。

ツクリオ(Tsuklio)とシェフの無添つくりおきは食数ではなく「何人前が何日分」という単位で売られているので、比較するときは1人前あたりに換算し直してください。4人前×週5食の16,960円は20食相当で1人前848円。この換算をせずに金額だけを見ると、実際より高く感じてしまいます。

冷凍・冷蔵・常温の違いと受け取りやすさ

最後が保存と受け取りです。家族向けでは冷凍庫の容量と、日中に受け取れるかどうかが継続できるかを分けるため、価格と同じくらい重要な判断材料になります。

サービス名 温度帯 保存場所 消費期限の目安 置き配 受け取りの方法
ワタミの宅食
ワタミの宅食
冷蔵 冷蔵庫(当日中に食べる) 当日中 可 まごころスタッフの手渡し/鍵付き安全ボックスへ留め置き
コープデリ
コープデリ
冷蔵・冷凍・常温 商品による 商品による 可 保冷容器+保冷剤で玄関前に留守置き
ツクリオ(Tsuklio)
ツクリオ(Tsuklio)
冷蔵 冷蔵庫 数日(届いた週のうちに消費) 不可 クール便(曜日・時間帯を指定)
シェフの無添つくりおき
シェフの無添つくりおき
冷蔵 冷蔵庫(冷凍保存も可) お届け日を含めて4日間(一部3日間) 不可 ヤマト運輸のクール便(土〜水で曜日と時間帯を指定)
FitDish
FitDish
冷蔵 冷蔵庫 商品に記載(冷蔵保管) 不可 クール便(4週間ごとが目安)
ライフミール
ライフミール
冷凍 冷凍庫(レンタル可) 数か月 不可 クール便(日時指定可)
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
冷凍 冷凍庫 数か月 不可 クール便(日時指定可)
nosh(ナッシュ)
nosh(ナッシュ)
冷凍 冷凍庫 数か月 不可 クール便(日時指定可)
DELIPICKS
DELIPICKS
冷凍 冷凍庫 数か月 不可 クール便(日時指定可)
食宅便
食宅便
冷凍 冷凍庫 数か月 不可 クール便(日時指定可)
ニチレイフーズダイレクト
ニチレイフーズダイレクト
冷凍 冷凍庫 数か月 不可 クール便(日時指定可)
わんまいる
わんまいる
冷凍 冷凍庫(パウチで隙間に収まる) 数か月 不可 クール便(日時指定可)

家族が冷凍タイプを選ぶ場合、先に冷凍室の空きを測ってから食数を決めてください。一般的な400〜500Lクラスの冷蔵庫の冷凍室は100L前後で、宅食の弁当容器なら15〜20食が限界です。既に冷凍ごはんや作り置きが入っていれば、実際に入るのは10食前後でしょう。

この制約を回避する手は3つあります。1つ目が冷蔵タイプを選ぶこと。ワタミの宅食、ツクリオ(Tsuklio)、シェフの無添つくりおき、FitDishは冷凍庫を使いません。2つ目がライフミールの冷凍庫レンタルを利用すること。3つ目がパウチ型を選ぶことで、わんまいるは隙間に差し込めます。

置き配については、可なのがワタミの宅食とコープデリの2社だけです。共働きで日中に誰もいない家庭は、この2社を軸にするか、冷凍タイプを土日の時間指定で受け取る運用に固めるのが現実的です。クール便の再配達は宅配業者のアプリやLINEから依頼できますが、毎週それを繰り返すのは負担になります。

まとめ買いで1食あたりはいくら下がる?家族の注文食数別シミュレーション

ここからは実際の金額で計算します。家族の人数と注文する食数によって、1食あたりがどこまで下がるのかを具体的に見ていきましょう。すべて2026年10月時点の税込価格で、送料も含めた実質の支払額です。

3人家族が1週間分を頼むときの食数と金額の目安

夫婦と子ども1人の3人家族が、平日5日の夕食を宅食に置き換える想定です。必要なのは15食分、または3人前×5日分になります。

サービス名 注文の組み方 商品代(税込) 送料 1週間の合計 1食(1人前)あたり
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
いつでも三菜 継続割10食+5食分は翌週に繰越 3,845円(10食) 880円 4,725円(10食分) 473円
ライフミール
ライフミール
定期20食(15食分+5食は翌週へ) 9,800円 980円 10,780円(20食分) 539円
nosh(ナッシュ)
nosh(ナッシュ)
20食(15食分+5食は翌週へ) 12,240円 1,166円(関東) 13,406円(20食分) 約670円
ワタミの宅食
ワタミの宅食
まごころ手鞠 5日間コース×3人分 8,850円 0円 8,850円 590円
シェフの無添つくりおき
シェフの無添つくりおき
食卓サポートプラン(大人2+幼児1の約2日分) 5,173円 990円 6,163円(約2日分) 約1,027円
ツクリオ(Tsuklio)
ツクリオ(Tsuklio)
2人前×週5食(3人で分けると約3〜4日分) 11,990円 0円 11,990円 約1,199円(10食換算)

この比較から見える結論は明快です。3人家族で単価を優先するなら、ワタミの宅食ダイレクトの継続割が送料込み473円で最安になります。次がライフミールの539円、そしてワタミの宅食が590円です。

ただし、3人家族には「15食」という中途半端な食数がついて回ります。10食セットでは足りず、20食セットでは5食余る。この余りを翌週に繰り越して使うのが実際の運用になるので、冷凍庫に5食分の余裕が常にある状態を作っておく必要があります。

3人家族で取り分け型を選ぶなら、シェフの無添つくりおきの食卓サポートプランが「大人2名+幼児1名の約2日分」とうたっており、3人家族の想定にぴったり当てはまります。ただし2日分で6,163円なので、5日分を埋めるには週に2〜3回頼むことになり、金額は膨らみます。週の前半だけ取り分け型、後半は冷凍弁当という組み合わせが、現実的な落としどころです。

4人家族が平日5日分を頼むときの食数と金額の目安

夫婦と小学生2人の4人家族が、平日5日の夕食を置き換える想定です。必要なのは20食分、または4人前×5日分になります。

サービス名 注文の組み方 商品代(税込) 送料 1週間の合計 1食(1人前)あたり
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
いつでも三菜 継続割10食×2セット 7,690円 880〜1,760円 8,570〜9,450円 429〜473円
ライフミール
ライフミール
定期20食セット 9,800円 980円 10,780円 539円
nosh(ナッシュ)
nosh(ナッシュ)
20食セット 12,240円 1,166円(関東) 13,406円 約670円
食宅便
食宅便
おまかせコース7食×2セット+おこのみ6食 13,800円(20食) 940円×2梱包 15,680円 784円
ワタミの宅食
ワタミの宅食
まごころおかず 5日間コース×4人分 13,800円 0円 13,800円 690円
ツクリオ(Tsuklio)
ツクリオ(Tsuklio)
4人前×週5食プラン 16,960円 0円 16,960円 約848円
DELIPICKS
DELIPICKS
20食(税抜15,000円超で20%オフが適用) 15,900円(795円×20食) 別途 15,900円+送料 795円

4人家族になると、20食セットが1週間でちょうど消費しきるサイズになるため、まとめ買いの割引を最大限に受けられます。1人暮らしだと20食を1か月かけて消費することになりますが、4人家族なら5日。単価の安さと消費スピードが噛み合うのは、家族ならではの利点です。

金額の幅を見ると、最安のワタミの宅食ダイレクト(約8,570円)と、最も高いツクリオ(Tsuklio)(16,960円)で約2倍の差があります。ただし届く中身は違います。ワタミの宅食ダイレクトの三菜は主菜1品+副菜2品の1人前弁当、ツクリオ(Tsuklio)は主菜5品+副菜6品を4人で分ける形。おかずの品数と満足感を考えると、単純な単価比較では判断できません。

現実的な選び方としては、まず1週間をいくらで回したいかを決め、その予算に収まるサービスから中身を比べるのが失敗しない順番です。週1万円以内ならワタミの宅食ダイレクトかライフミール、週1万5千円までなら食宅便やワタミの宅食、それ以上出せるならツクリオ(Tsuklio)やDELIPICKS、という整理になります。

送料無料ラインから逆算する注文のまとめ方

送料は工夫次第で削れます。家族なら送料無料ラインに届きやすいので、注文のまとめ方を少し意識するだけで実質単価が変わります。

まず押さえておきたいのが、送料無料ラインが設定されているサービスです。ニチレイフーズダイレクトは7,500円(税込)以上で送料無料。きくばりごぜんが1食600〜900円台なので、10食前後まとめるか、冷凍食品を一緒に買えば到達します。4人家族なら2〜3日分の注文で届く水準です。

コープデリは東京都の場合、6,000円(税別)以上で利用手数料が無料。お弁当だけでなく牛乳や日用品も同じ注文に含められるので、週1回の買い物をまとめれば自然に超えます。赤ちゃん割引・子育て割引の対象なら、そもそも金額に関係なく手数料が無料になるので、小さな子どもがいる家庭は申請を忘れないでください。

送料が定額のサービスでも、梱包単位を意識すると得をします。食宅便は1梱包に2セット(14食)まで入り、送料は1梱包あたり。7食を2回に分けて頼むと送料が940円×2回かかりますが、14食を同時に頼めば940円で済みます。同じ14食でも940円の差が出るわけです。ワタミの宅食ダイレクトも同様に、10食を2回に分けるより20食を1回で頼むほうが有利になります。

逆に、送料の面で不利になるのが少量の注文を繰り返すパターンです。ライフミールの7食(送料込み660円)と20食(539円)では121円の差。4人家族が7食を週に3回頼むと、20食を1回頼む場合より送料だけで1,960円多く払うことになります。冷凍庫に空きを作ってでも、まとめて頼むほうが金額的には有利です。

毎日は頼まず週2〜3日だけ使う場合の費用感

家族で宅食を使うとき、毎日全員分を置き換えるのは金額的にも味の面でも続きにくいものです。実際に多くの家庭が落ち着くのが、週2〜3日だけ宅食に頼るという使い方です。この場合の費用感を計算しておきましょう。

4人家族が週2日、夕食を宅食にする場合は8食。ライフミールの10食セット5,100円+送料980円=6,080円で、2食余る計算になります。月4週で計算すると24,320円、1食あたり608円。週3日(12食)なら20食セットを2週間で使い切るペースになり、月に2回注文して21,560円、1食あたり539円です。

ワタミの宅食なら1日単位で追加注文ができるので、無駄が出ません。まごころおかず690円×4人×週2日=5,520円、月4週で22,080円。食数を無駄にせず、冷凍庫も使わないという点では、週2〜3日運用との相性は最も良いといえます。

コープデリの夕食宅配も週3日からのデイリーコープが選べます。舞菜おかず702円×4人×週3日=8,424円、月4週で33,696円。金額は上がりますが、同じ配達で食材も受け取れるぶん、買い物の回数が減る効果が加わります。

総務省統計局の家計調査では、2025年の二人以上の勤労者世帯の食料費は月平均9万円台後半でした。週2〜3日の宅食で月2〜3万円という水準は、この食料費のうち3割前後を宅食に振り替える計算になります。外食やテイクアウトを減らせるなら、家計全体では増えないケースも十分あり得ます。まずは週2日から始めて、家族の反応と支払額を見てから頻度を上げるのが安全な進め方です。

家族全員が同じ宅食でなくていい|大人・子ども・シニアで分けて頼む組み合わせ方

宅食選びで行き詰まる原因の多くは、家族全員が満足する1社を探そうとしていることにあります。大人と子どもとシニアでは必要な量も味の好みも違うので、1社で全員をまかなおうとすると必ずどこかに無理が出ます。発想を変えて、役割ごとに使い分ける方法を見ていきましょう。

大人は冷凍弁当、子どもは取り分けやすいおかずを選ぶ

この組み合わせでの役割 大人の1食分を完結させ、塩分とカロリーを一定に保つ
おすすめのプラン nosh(ナッシュ)20食セット(1食約612円)+FitDish 10〜15パック
1か月の目安 大人2人が平日20日利用で40食=約24,480円+送料(20食×2回で関東なら2,332円)
洗い物 nosh(ナッシュ)は紙容器で可燃ごみに出せる
注意点 ごはんは付かないので炊飯は必要/1食の量は控えめ

メリット

  • 糖質30g以下・塩分2.5g以下で親の健康管理を自動化できる
  • 100種類以上から自分の好みだけで選べる
  • 紙容器なので子どもの食事の片づけと重ならない
  • 子ども用のサービスと分けることで冷凍庫の負荷が分散する

デメリット

  • 大人用と子ども用で2社契約になり管理が増える
  • ごはんが付かないため炊飯の手間は残る
  • 食べ盛りの子には量が足りず取り分けには向かない

もっとも効率がいい組み合わせが、大人は1人前の冷凍弁当で栄養と塩分を管理し、子どもには取り分け型のおかずを用意するという分け方です。大人の食事は健康管理の対象になりやすく、子どもの食事は量と好みの調整が必要。この2つは同じ商品では両立しません。

大人側に向くのがnosh(ナッシュ)です。全メニュー糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下で、100種類以上から好きなものを選べます。塩分やカロリーを気にする親世代にはちょうどよい設計で、容器が紙製なので洗い物も出ません。子どもの食事を用意しながら自分の分を洗う、という一手間が消えるのは想像以上に楽になります。

子ども側には、FitDishのような小分けパウチや、ツクリオ(Tsuklio)のような取り分け型を組み合わせます。FitDishは1パックずつ温められるので、子どもが食べる量に合わせて主菜1つ、副菜1つといった配り方ができます。大人用と子ども用でサービスを分けると、それぞれの注文サイクルも別になるため、冷凍庫と冷蔵庫の負荷も分散されます。

食べ盛りにはごはんや汁物を足して量を調整する

この組み合わせでの役割 主菜を選べる形で食べ盛りの好みに合わせ、ごはん付きで量を確保する
おすすめのプラン 税抜15,000円以上のまとめ買い(定価換算で約17食から到達・1食795円)+ごはん付きを必要分だけ追加
ごはんの追加 1食251〜313円(雑穀米・ブロッコリーへの変更も可)
量の足し方 ごはん大盛り+具だくさんの汁物で250〜350kcalを上乗せ
注意点 定価は1食994円と高め/最低注文金額5,000円

メリット

  • 1食ずつ選べるので食べ盛りには肉料理を多めに組める
  • ごはんを付ければ親が不在の日も子どもだけで完結する
  • 税抜15,000円以上のまとめ買いで1食795円まで下がる
  • シェフ監修の主菜で満足感が高く量の不足を感じにくい

デメリット

  • ごはんを人数分追加すると1食1,100円前後まで上がる
  • 最低注文金額が税抜5,000円あり少量で試せない
  • 1人前の弁当型なので取り分けはできない

宅食で家族から出やすい不満が「量が足りない」です。とくに中高生がいる家庭では、1食300〜430kcalに設計された宅配弁当だけでは、明らかに足りません。ここは宅食側でなんとかしようとせず、主食と汁物で埋めるのが正解です。

具体的には、ごはんを大盛りにして味噌汁かスープを1杯足す。これだけで1食あたり250〜350kcalが上乗せされ、満足度がまったく変わります。豆腐やわかめ、卵を入れた汁物なら、たんぱく質も一緒に補えます。冷凍のうどんを半玉足す、納豆を1パック付ける、といった手も有効です。

宅食側で対応するなら、ごはん付きを選べるサービスか、主菜を追加できるサービスが候補になります。DELIPICKSは1食251〜313円でごはんを追加でき、雑穀米への変更も可能。メニューを1食ずつ選べるので、食べ盛りの子には肉料理の主菜を、親には魚や野菜中心を、と分けて注文できます。まとめ買い割引で15,000円以上なら1食795円まで下がるので、家族分をまとめる前提なら単価も現実的な水準に収まります。

祖父母と同居ならやわらかめのコースを併用する

この組み合わせでの役割 同じサービス内でコースを分け、祖父母には食べやすい形状の食事を用意する
該当コース やわらかい食事(歯ぐきでつぶせるかたさが目安)
ほかに選べるコース おまかせ/おこのみセレクト/塩分&カロリーケア/低糖質セレクト/たんぱくケア
価格 おまかせコース7食4,830円(1食690円)/おこのみセレクト1食690円
送料の工夫 1梱包2セット(14食)までまとめればコースが違っても送料は1回分
注意点 おかずのみでごはんは付かない/持病がある場合は医師や管理栄養士に相談

メリット

  • やわらかい食事が見た目そのままで特別感が出ない
  • 1つのサービスで世代ごとにコースを分けられる
  • 2セットまとめれば送料が1回分で済む
  • 病院・介護施設の給食で実績のある会社が運営している

デメリット

  • おかずのみでごはんは別に用意する必要がある
  • 都度購入の送料が1,330円と高い
  • 1食271〜298kcalと量は控えめ

二世帯や祖父母との同居では、噛む力や飲み込む力の変化に合わせた食事を、家族の分と同時に用意できるかが課題になります。別に作るのは負担が大きく、かといって同じものを出すと食べにくそうにしている、という悩みです。

この課題に1社で対応できるのが食宅便です。6つのコースのなかに「やわらかい食事」があり、見た目はそのままに、歯ぐきでつぶせるかたさを目安として食材と調理法を工夫したお弁当が届きます。見た目が普通の食事と変わらないので、同じ食卓についていても特別扱いされている感じがしないのは、本人にとって大きな意味があります。

同じ注文のなかで、親世代には塩分&カロリーケア、祖父母にはやわらかい食事、と分けて頼めるのも実用的です。運営は病院や介護施設の給食で実績のある日清医療食品で、栄養設計の信頼性も担保されています。1梱包に2セット(14食)まで入るので、コースを分けて頼んでも送料は1回分で済みます。持病があって食事制限がある場合は、かかりつけの医師や管理栄養士に内容を確認してから選んでください。高齢の家族向けの選び方をもっと詳しく知りたい方は、高齢者向けの宅食おすすめランキングも参考になります。

家族の人数別に見るおすすめの選び方

最後に、家族構成ごとに相性のよいサービスを絞り込みます。人数が変われば必要な食数も、向いている注文単位も変わります。自分の家庭に近いケースから読んでください。

3人家族(夫婦と未就学児)に合うサービス

この家族構成での強み 大人2名+幼児1名の約2日分という想定が3人家族にそのまま合う
おすすめのプラン 食卓サポートプラン5,173円+送料990円=6,163円(約2日分)
初回の試し方 4,980円・送料無料
1週間の組み方 週の前半2日をこれでまかない、残りは冷凍弁当や自炊で埋める
添加物 化学調味料・保存料・着色料は不使用
注意点 消費期限はお届け日を含めて4日間(一部3日間)/北海道・沖縄は配達対象外

メリット

  • 3人家族向けの量が最初から設計されていて過不足が出にくい
  • 取り分け式で幼児の食べる量に合わせられる
  • 化学調味料・保存料・着色料なしで子どもに出しやすい
  • 冷蔵なので冷凍庫の空きを気にしなくてよい

デメリット

  • 2日分で6,163円と単価は冷凍弁当より高い
  • 消費期限が短く届いた週のうちに食べきる必要がある
  • 献立はおまかせで苦手な食材を避けられない

未就学児がいる3人家族は、子どもの食べる量が日によって大きく変わり、1人前の弁当だと余りやすいのが特徴です。大人2人分を基準に、子どもには取り分けるという形にすると無駄が出ません。

この条件にそのまま当てはまるのがシェフの無添つくりおきです。食卓サポートプランは主菜2種+副菜3種の計5パックで、公式が「大人2名+幼児1名の約2日分」と想定している構成。3人家族のために作られたようなプランで、量の見積もりを自分でしなくて済みます。

化学調味料・保存料・着色料を使わない設計も、小さな子どもがいる家庭には選ぶ理由になります。取り分け式なので、子どもには薄味の副菜だけ、大人は主菜も、といった配り方ができるのも幼児期には便利です。価格は5,173円+送料990円で6,163円、1人前あたり約1,027円。冷凍弁当より高く感じますが、2日分の夕食のおかずが全部そろうと考えれば納得感があります。初回は4,980円・送料無料なので、まずここから試すのがおすすめです。

4人家族(夫婦と小学生)に合うサービス

この家族構成での強み 4人前という単位がそのまま用意されていて食数の計算がいらない
おすすめのプラン 4人前×週3食10,690円(まずはここから)/慣れたら週5食16,960円
1人前あたり 約848円(4人前×週5食)〜約891円(4人前×週3食)
届く品数 週3食プランは主菜3品+副菜5品/週5食プランは主菜5品+副菜6品
1週間の組み方 週3食プランで3日をまかない、残り2日は冷凍弁当かごはんもので埋める
注意点 冷蔵のため数日で食べきる/対応エリアはプランごとに異なる

メリット

  • 4人前プランがあり家族分の食数を計算しなくてよい
  • 取り分け式で子どもの食べる量の差を吸収できる
  • 税込・送料込み表示で追加費用が発生しない
  • LINEでスキップできるので旅行や帰省の週を止めやすい

デメリット

  • 週5食プランは16,960円と1回の支払額が大きい
  • 冷蔵のため食べきれないと無駄になる
  • メニューを選べず苦手な食材が入ることがある

小学生が2人いる4人家族は、大人に近い量を食べるようになり、1人前ずつの弁当だと4食分が毎日必要になる段階です。20食セットが5日で消えるため、まとめ買いと取り分け型のどちらを軸にするかを決める必要があります。

取り分け型で正面から4人家族に対応しているのがツクリオ(Tsuklio)です。4人前×週3食プランが10,690円、4人前×週5食プランが16,960円で、いずれも税込かつ送料込み。週5食プランなら主菜5品+副菜6品が届き、平日の夕食のおかずがすべてそろいます。1人前あたり約848円です。

小学生がいる家庭に向く理由は、量の調整がその場でできる点です。スポーツをしている子には多めに、あまり食べない子には少なめにと配れるので、残飯も出にくくなります。ごはんと味噌汁を足すだけで食卓が完成するため、帰宅してから食事を出すまでが10分程度で済みます。LINEで注文・スキップ・解約まで操作できるので、旅行や帰省の週は止めるといった調整も簡単です。金額の負担は大きいので、週3食プランから始めて様子を見るのが現実的でしょう。

5人以上や食べ盛りがいる家庭に合うサービス

この家族構成での強み 20食9,800円と大量注文の単価が安く、冷凍庫レンタルで保管も解決できる
おすすめのプラン 定期20食9,800円(1食490円・送料込み539円)を週1回
5人家族の1週間 平日5日で25食=20食セット+7食セットで14,420円(送料込み・週1回配送)
冷凍庫レンタル 10食・20食プランをクレジットカード払いで購入した人が対象(無料)
量の補い方 麦ごはん付きセットを選ぶ/ごはん大盛り+具だくさんの汁物を添える
注意点 1食430kcal以下で食べ盛りには不足/冷凍庫は1年以内の解約で約9,000円の負担

メリット

  • 20食9,800円と大量に必要な家庭ほど単価のメリットが大きい
  • 冷凍庫を無料でレンタルでき25食以上でも保管できる
  • 累計食数でランクが上がり続けるほど安くなる
  • 麦ごはん付きセットで主食まで用意できる

デメリット

  • 1食430kcal以下で食べ盛りには量が足りない
  • 冷凍庫レンタルは1年以内の解約で約9,000円かかる
  • 1回の注文が20食でも5人家族なら4日で消費する

5人以上、あるいは中高生がいる家庭では、1回に必要な食数が25食を超えることもあり、単価の差がそのまま金額の差として積み上がります。ここでは1食あたりの安さと、まとめ買いのしやすさが最優先の条件になります。

この条件に合うのがライフミールです。定期20食9,800円(1食490円)に送料980円を足しても1食539円。12社のなかで、まとまった食数を安く確保できるという点では頭ひとつ抜けています。累計購入食数でランクが上がるライフミールクラブがあり、食数の多い家庭ほど早く上位ランクに到達して単価がさらに下がります。

5人家族が抱える最大の問題は保管場所ですが、ここも冷凍庫レンタルで解決できます。10食・20食プランをクレジットカード払いで購入した人が対象で、無料で借りられます。週に25食を回す家庭なら、家庭用冷蔵庫の冷凍室だけでは絶対に足りないので、専用の冷凍庫があるかどうかは運用の成否を分けます。1年以内の解約には約9,000円の負担が生じる点だけ注意してください。

量については、1食430kcal以下という設計なので食べ盛りには足りません。ごはんを大盛りにして具だくさんの汁物を添える、麦ごはん付きセットを選ぶ、といった補い方が前提になります。ここを織り込めば、5人分の夕食を週5万円以内で回すことも十分可能です。

年齢差が大きい二世帯に合うサービス

この家族構成での強み 5種類のコースと1日単位の注文で、世代ごとに量と内容を変えられる
選べるコース まごころ手鞠590円/まごころ小箱620円/まごころおかず690円/まごころ御膳710円/まごころダブル790円
注文単位 5日間コース/7日間コース(1日単位の追加注文も可)
送料 宅配料無料(表示価格がそのまま支払額)
受け取り 鍵付き安全ボックスを無料貸出
冷凍庫 使わない(冷蔵で当日分が届く)
注意点 配達エリアが限られる/当日中に食べる前提でストックはできない

メリット

  • 5種類のコースから世代ごとに合うものを選べる
  • 1日単位の追加注文で人によって頻度を変えられる
  • 宅配料無料で複数人分でも金額の計算がしやすい
  • 冷凍庫を使わないので二世帯でも保管場所を取り合わない

デメリット

  • 配達エリアが限られており全国では使えない
  • 当日中に食べる必要がありストックはできない
  • やわらかさの調整には対応していない(必要なら食宅便のやわらかい食事を併用)

祖父母世代と孫世代が同居する二世帯では、必要な量も味の濃さも噛みやすさもばらばらです。1つの商品で全員に合わせるのは不可能なので、注文単位が細かいサービスを選ぶのが解決策になります。

この条件に合うのがワタミの宅食です。理由は3つ。1つ目はコースが5種類あり、人によって違うものを頼めること。少量の「まごころ手鞠」590円、標準の「まごころおかず」690円、ごはん付きの「まごころ御膳」710円、量の多い「まごころダブル」790円、小さめの「まごころ小箱」620円から、それぞれに合うものを選べます。

2つ目が1日単位で追加注文ができること。祖父母は毎日、親世代は週3日、子どもは頼まない、といった組み方ができるので、人数分をそろえる必要がありません。3つ目が冷蔵で毎日届くこと。二世帯だと冷凍庫の取り合いになりがちですが、その心配がなくなります。

宅配料が無料で表示価格がそのまま支払額になるのも、複数人分を別々に頼む二世帯には計算しやすい仕組みです。鍵付きの安全ボックスを無料で借りられるので、日中に誰も家にいない時間帯があっても受け取れます。初めての世帯は最初の1週間が20%オフになるので、コースを変えながら試してみるとよいでしょう。

家族で宅食を使うメリット

宅食を家族で導入すると、食費以外の部分で暮らしがどう変わるのか。実際に使っている家庭が口をそろえて挙げる4つの効果を整理します。

献立を考える負担がまるごとなくなる

家族の食事づくりで一番消耗するのは、実は調理そのものではなく「今日は何にしよう」を毎日決めることです。しかも家族分となると、全員が食べられるもの、昨日と重ならないもの、冷蔵庫にあるもので作れるもの、という3つの条件を同時に満たす必要があります。

宅食を入れると、この判断が丸ごと不要になります。ワタミの宅食やツクリオ(Tsuklio)、シェフの無添つくりおきのようなおまかせ型なら、献立は先方が決めてくれるので考える余地すらありません。選ぶ自由がないことが、この場合はむしろ利点として働きます。

効果が出やすいのは、疲れている日や体調が悪い日です。献立を決められないまま夕方を迎え、結局デリバリーを頼んだり、コンビニで済ませたりする。そうした日が月に何回かある家庭なら、宅食をストックしておくだけでその出費が消えます。献立を考えなくていい日が週に3日あるだけで、平日の気分はかなり変わります。

さらに、献立を決める役が家庭内で固定されているケースでは、その役割そのものが解消されます。誰が用意しても同じ夕食が出るようになると、「今日の夕飯どうする」という会話が発生しなくなり、家庭内の小さな摩擦も減ります。

買い物と後片づけの手間が減る

宅食を平日の夕食に入れると、スーパーで買うものがはっきり減ります。肉・魚・野菜のメインどころを買わなくてよくなるので、必要なのはごはん、味噌汁の具、牛乳、果物、朝食のパン程度。買い物カゴが軽くなり、レジの時間も短くなります。

週2回だった買い出しが週1回になれば、移動時間も含めて月に5〜6時間が浮きます。子どもを連れてスーパーに行く負担を考えると、この効果は時間以上に大きいと感じる家庭も多いはずです。ネットスーパーや生協の配達に切り替えれば、買い物そのものをゼロにできます。コープデリのようにお弁当と食材を同じ配達で受け取れるサービスなら、この流れが自然に完成します。

後片づけも変わります。調理に使う鍋やフライパン、まな板、包丁が減るので、シンクに溜まる洗い物が目に見えて少なくなります。nosh(ナッシュ)のように容器が紙製で可燃ごみに出せるサービスなら、食後に洗うのは箸とコップだけという日も作れます。

さらに見過ごせないのが、食材を余らせなくなる点です。使い切れずに傷ませてしまう野菜がなくなるため、家庭から出る食品ロスが減ります。農林水産省の資料でも、食べきれる分量を買う工夫が家庭での削減につながるとされており、必要な分だけ届く宅食はこの考え方と相性がよい仕組みです。

家族全員の栄養バランスが整いやすい

宅食の多くは管理栄養士が監修していて、1食あたりのカロリー・塩分・野菜量に明確な基準が設けられています。ライフミールは430kcal以下・糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下、ワタミの宅食のまごころおかずは400kcal基準で野菜120g以上・20品目以上、ニチレイフーズダイレクトのきくばりごぜんは300kcal以下・食塩相当量2.0g以下・野菜100g以上という具合です。

家庭で作る料理でここまで数値を管理するのは現実的ではありません。毎日の食事が自動的に基準内に収まるというのは、自炊では得にくい価値です。とくに塩分は、自炊だと知らないうちに多くなりがちな項目なので、宅食を週の半分に入れるだけでも1週間の平均は下がります。

品目数の多さも効いてきます。ワタミの宅食のまごころおかずは20品目以上、ツクリオ(Tsuklio)の週5食プランは主菜5品+副菜6品。家庭で1食に5品目以上を用意するのは手間がかかりますが、宅食なら最初から入っています。子どもが自然にいろいろな食材に触れられるという副次的な効果もあります。

必要な栄養量は年齢と活動量で大きく変わるので、厚生労働省の日本人の食事摂取基準を一度眺めておくと、家族それぞれにどれくらいの量が必要かの感覚がつかめます。宅食はあくまで1食分の基準を満たすものなので、成長期の子どもには主食や乳製品で補う前提で組み立ててください。

帰宅時間がばらばらでも同じ食事を出せる

家族の帰宅時間がそろわない家庭では、作った料理を温め直したり、遅い人の分だけ別に用意したりする手間が毎日発生します。宅食はここを根本から解決します。

冷凍弁当なら、帰宅した人が自分でレンジに入れれば5〜6分で食べられます。作り置きを温め直すのと違って、味が落ちる心配も、食べる直前まで冷蔵庫に置いておく衛生面の不安もありません。部活で遅くなる中高生、残業で21時を過ぎる親、それぞれが同じ品質の夕食を食べられるのは、家族の食卓の形が変わりつつある今の暮らしに合っています。

取り分け型でも同じことができます。ツクリオ(Tsuklio)やシェフの無添つくりおきのパック惣菜は、必要な分だけ皿に取って温めればいいので、家族が一緒に食べる日も、ばらばらに食べる日も対応できます。大皿に盛って食卓に並べる運用と、個別に取り分ける運用を、その日の状況で切り替えられるのが取り分け型の強みです。

もうひとつ、料理ができる人が不在でも夕食が成立するようになります。出張や実家への帰省で片方の親がいない日、子どもだけで食べる日でも、レンジで温めるだけなら小学生でも自分でできます。ごはん付きのセットを選んでおけば、火を使わずに1食が完結します。

家族で宅食を使う前に知っておきたい弱点

いい面だけを見て始めると、続かずに解約することになります。ここでは家族で宅食を使うときに実際に起きる4つの問題と、その現実的な対処法を整理します。

人数分をそろえると自炊より食費は高くなりやすい

最初に率直に書いておくと、宅食は自炊より高くつきます。1食500円として4人分で2,000円、平日5日で10,000円。同じ献立を材料から作れば、半額程度に収まることが多いはずです。

自炊のほうが安い理由は単純で、宅食の価格には調理の人件費、容器代、冷凍と配送のコストが含まれているからです。人数が増えるほどこの差は掛け算で広がります。1人暮らしなら1食200円の差でも月6,000円ですが、4人家族なら月24,000円の差になります。

対処法は2つあります。1つ目が毎日ではなく週2〜3日に絞ること。宅食は週の半分だけに入れて、残りは自炊や作り置きで回せば、食費の増え方は抑えられます。2つ目が外食・デリバリーの置き換えとして考えることです。疲れて出前を頼む日が月4回あるなら、1回3,000〜5,000円として月12,000〜20,000円。この予算を宅食に振り替えれば、家計の総額は変わらないか、むしろ下がります。

判断の基準としては、総務省統計局の家計調査で示される食料費の平均(2025年の二人以上の勤労者世帯で月平均9万円台後半)に対して、宅食に振り分ける割合を先に決めておくとブレません。月2〜3万円を上限と決めて、その範囲で頻度を調整するという考え方がおすすめです。

好みが分かれると食べ残しが出ることがある

家族で使うと必ず起きるのが、誰かが食べないという問題です。おまかせ型のサービスでは献立を選べないので、苦手な食材が入っていると、その1食がそのまま残ります。人数分を頼んでいれば、残る量も人数分です。

とくに起きやすいのが、魚料理、煮物、きのこ類、香りの強い野菜です。子どもが苦手とする食材は宅食にもふつうに登場するので、おまかせ型を選ぶ前に、家族の苦手なものが献立に入る頻度を確認しておくことをおすすめします。多くのサービスは公式サイトで翌週以降の献立を公開しています。

対処法は3つ。1つ目がメニューを選べるサービスを使うこと。nosh(ナッシュ)は100種類以上、DELIPICKSはシェフ監修メニューから1食ずつ選べるので、苦手な食材を避けられます。食宅便のおこのみセレクトコースも同様です。

2つ目が取り分け型を選ぶこと。ツクリオ(Tsuklio)やシェフの無添つくりおきなら、苦手なものは食べる人に多く配り、食べない人には別の一品を回せば無駄になりません。3つ目が、最初はお試しセットで反応を見ることです。DELIPICKSのお試しセット3,218円、シェフの無添つくりおきの初回4,980円、ワタミの宅食ダイレクトのお試し割3,990円など、1回で試せる選択肢は多く用意されています。

量が足りず結局ごはんや副菜を足すことになる

宅配弁当の多くは1食300〜430kcalに設計されています。これは健康管理を目的とした大人1人分の基準であって、食べ盛りの子どもや体格のいい男性には明らかに不足します。届いてから「思ったより小さい」と感じるのは、家族で使う人に共通する感想です。

具体的な数字で見ると、ニチレイフーズダイレクトのきくばりごぜんが300kcal以下、食宅便のおまかせコースが271〜298kcal、ライフミールとnosh(ナッシュ)が430kcal以下。ごはん1杯(150gで約230kcal)を足してようやく500〜660kcalになる計算です。中高生の1食分としては、これでも足りないケースがあります。

前提として、おかずのみの宅食にはごはんと汁物を必ず足すと考えてください。そのうえで足りなければ、卵料理や納豆、冷奴、冷凍のうどんといった手間のかからない一品を追加します。ここに手をかけすぎると宅食のメリットが薄れるので、調理が1〜2分で済むものに限るのがコツです。

量そのものを増やしたい場合は、ワタミの宅食の「まごころダブル」790円のようなボリューム重視のコースや、ニチレイフーズダイレクトで冷凍食品を買い足す方法があります。量の不足は「サービス選びの失敗」ではなく「そういう設計」なので、最初から足す前提で予算を組むのが正解です。

冷凍庫の空きと受け取り時間の調整が必要になる

家族で冷凍タイプを使うときに最も現実的な壁になるのが、保管場所と受け取りです。一般的な400〜500Lクラスの冷蔵庫の冷凍室は100L前後で、弁当容器なら15〜20食が限界。既に冷凍ごはんやアイス、作り置きが入っていれば、実際に入るのは10食前後です。

4人家族が20食セットを頼むと、冷凍室はほぼ専有されます。買い物で買った冷凍食品を入れる場所がなくなる、というのが最初に起きる不便です。解決策としては、ライフミールの冷凍庫レンタルを使う、わんまいるのようなパウチ型を選ぶ、あるいは冷蔵タイプに切り替えるという3つがあります。

受け取りも課題です。冷凍のクール便は置き配ができないため、在宅している時間に合わせて日時を指定する必要があります。共働きで平日が難しい家庭は、土日の午前中に固定するのが定番の運用です。再配達を毎週依頼するような状態になると、それ自体がストレスになって解約につながります。

置き配に対応しているのはワタミの宅食(鍵付き安全ボックスの無料貸出)とコープデリ(保冷容器での留守置き)の2社。日中に確実に不在という家庭は、最初からこの2社を軸に検討したほうが続きます。なお定期購入の申し込みでは、国民生活センターが通信販売での定期購入に関する相談として注意を促しているとおり、最終確認画面で回数条件や解約方法を必ず確認してください。この記事で紹介した12社はいずれも回数縛りを設けていませんが、申し込み前の確認は習慣にしておくと安心です。

家族向け宅食のよくある質問

家族で宅食を検討するときに実際によく寄せられる質問を、金額や条件を示しながら回答します。

家族4人で使うと1か月の費用はどれくらいですか

使う頻度で大きく変わりますが、目安は週2日で月2万円前後、平日5日なら月4〜7万円です。

平日5日を丸ごと置き換える場合、4人×5日×4週で80食が必要になります。ライフミールなら20食9,800円+送料980円=10,780円を月4回で43,120円。ワタミの宅食のまごころ手鞠なら590円×80食で47,200円。ツクリオ(Tsuklio)の4人前×週5食プランなら16,960円×4週で67,840円です。

週2日に絞ると、4人×2日×4週で32食。ライフミールの10食セット(送料込み6,080円)を月3回強で約19,000円、ワタミの宅食なら690円×32食で22,080円という水準になります。宅食を入れたぶん外食やデリバリーが減るなら、家計全体の増加はこれより小さくなります。まずは週2日から始めて、支払額と家族の反応を見てから頻度を調整するのが安全です。

子どもは何歳ごろから食べられますか

サービス側で明確な年齢の下限を設けているところは多くありませんが、大人向けの味付けなので、幼児期は取り分けて量と味を調整するのが前提と考えてください。

目安としては、大人と同じものが食べられるようになる3歳前後から、取り分けて出す形が現実的です。食塩相当量が1食2.0〜3.0gに設計されているものが多いため、幼児にそのまま1食分を出すと塩分が過剰になります。副菜を中心に取り分ける、主菜は半分にしてごはんを多めにする、といった調整をしてください。

取り分けやすいのは、パック惣菜型のツクリオ(Tsuklio)、シェフの無添つくりおき、FitDishです。シェフの無添つくりおきは化学調味料・保存料・着色料を使わない設計なので、小さな子どもがいる家庭では選ばれやすい選択肢になっています。アレルギーがある場合は、消費者庁が定める特定原材料8品目の表示を注文前に必ず確認し、心配な症状があるときはかかりつけの小児科医に相談してください。離乳食期の乳児には宅食は適さないので、専用のベビーフードや生協の離乳食コースを利用しましょう。

家族の分を1つの契約でまとめて頼めますか

できます。というより、ほとんどのサービスは1つのアカウントで人数分を注文する形が標準です。家族それぞれが別々に契約する必要はありません。

1人前の弁当型(ライフミール、nosh(ナッシュ)、ワタミの宅食ダイレクト、DELIPICKS、食宅便、ニチレイフーズダイレクト、わんまいる)は、単純に食数を人数分に増やすだけです。nosh(ナッシュ)やDELIPICKSのようにメニューを1食ずつ選べるサービスなら、1つの注文のなかで家族それぞれの好みを反映できます。

家族型(ツクリオ(Tsuklio)、シェフの無添つくりおき)は、そもそも何人前という単位で売られているので、プランを選ぶだけで人数分がそろいます。ワタミの宅食も1つの申し込みで複数人分・複数コースを頼め、父はまごころおかず、母はまごころ手鞠、祖父はまごころ御膳、といった組み方が1契約で可能です。コープデリは世帯単位での加入なので、家族の注文をすべて1つにまとめられます。

ただし初回限定のクーポンやお試しセットは「1人1回限り」「1世帯1回限り」と定められていることが多く、人数分を重複して使うことはできません。

冷凍庫に入りきらないときはどうすればいいですか

対処法は4つあります。冷凍庫をレンタルする、冷蔵タイプに切り替える、パウチ型を選ぶ、注文の食数を減らして回数を増やすです。

もっとも確実なのがライフミールの冷凍庫レンタルです。10食・20食プランをクレジットカード払いで購入した人が対象で、無料で借りられます。家族で継続する前提なら、保管場所の問題を根本から解決できる唯一の手段といえます。1年以内に解約すると返却関連で約9,000円の負担が生じる点は確認しておいてください。

冷蔵タイプに切り替える選択肢もあります。ワタミの宅食は当日分が毎日届くので冷凍庫を一切使いません。ツクリオ(Tsuklio)、シェフの無添つくりおき、FitDishも冷蔵庫に収まります。冷凍庫の空きがどうしても作れない家庭は、最初から冷蔵タイプを選ぶほうが現実的です。

わんまいるのパウチ型は、弁当容器と違って隙間に差し込めるので、小さな冷凍庫でも収まりやすくなっています。また、20食を1回で頼むのではなく10食を月2回に分ければ、常時必要な空きは半分で済みます。ただし送料が2回分かかるので、1食あたり数十円のコスト増になります。

留守がちでも受け取れますか

置き配に対応しているワタミの宅食とコープデリなら、不在でも受け取れます。それ以外の冷凍タイプは日時指定で在宅時間に合わせる運用になります。

ワタミの宅食は鍵付きの安全ボックスを無料で貸し出しており、まごころスタッフが保冷剤を入れた状態で玄関先に置いていきます。コープデリは保冷容器にドライアイスや保冷剤を入れて留守置きし、専用のコープデリカバーも無料で借りられます。共働きで平日の日中に誰もいない家庭は、この2社が最有力です。

冷凍のクール便を使うサービス(ライフミール、nosh(ナッシュ)、ワタミの宅食ダイレクト、DELIPICKS、食宅便、ニチレイフーズダイレクト、わんまいる)は置き配に対応していません。ただし日時指定はできるので、土曜の午前中など家族がそろっている時間に固定するのが定番の運用です。再配達は宅配業者のアプリやLINEから依頼できますが、毎週繰り返すと負担になります。

冷蔵型のツクリオ(Tsuklio)とシェフの無添つくりおきは置き配不可ですが、曜日と時間帯を細かく指定できます。シェフの無添つくりおきは土曜から水曜のなかで曜日を選べ、午前中から夜までの時間帯枠も選択可能。週1回の受け取りで済むぶん、毎日受け取るより予定は立てやすいといえます。

味に飽きてきたときの続け方はありますか

飽きは家族で使うほど早く来ます。同じサービスを人数分で回すと、消費スピードが速いぶんメニューの一巡も早いからです。対策は、2社を交互に使うか、メニュー数の多いサービスを選ぶか、週の使用日数を減らすかの3つです。

2社を交互に使う方法は、冷凍と冷蔵を組み合わせると特に効果的です。たとえば今週はツクリオ(Tsuklio)の冷蔵惣菜、来週はライフミールの冷凍弁当、という具合に切り替えると、味の系統ががらりと変わります。どちらも回数縛りがなくスキップできるので、交互に止める運用が現実的です。

メニュー数で選ぶなら、nosh(ナッシュ)が100種類以上で毎週新メニューが追加されます。DELIPICKSもシェフ監修の主菜を1食ずつ選べるので、注文のたびに違う料理を組めます。選べるタイプのサービスは、飽きへの耐性という意味でおまかせ型より有利です。

もうひとつ有効なのが、宅食を毎日の主役にしないことです。週5日すべてを宅食にすると、どんなサービスでも数か月で飽きます。週2〜3日に留めて、残りは自炊や外食に回すほうが、結果的に長く続きます。飽きてきたと感じたら、頻度を落としてから再開するだけで、また新鮮に感じられるものです。

まとめ|家族の宅食はまとめて頼める量と1食あたりの単価で選ぶ

家族向けの宅食選びは、1人暮らし向けの比較とは軸が変わります。最後に、この記事で見てきたポイントを整理します。

家族の宅食を選ぶときの結論
  • 個食型(1人前の弁当)と家族型(3〜4人前のおかず)はまったく別物として比べる
  • 送料は配送1回ごとにかかるので、食数が多い家族ほどまとめ買いが有利
  • 冷凍庫の空きと受け取り時間を先に確認してからタイプを決める
  • 全員を1社でまかなおうとせず、世代や用途で使い分ける
  • まずは週2日から始めて、支払額と家族の反応を見てから頻度を上げる

単価を最優先するならワタミの宅食ダイレクトの継続割(送料込み1食473円)、まとまった食数を安く確保して冷凍庫も解決したいならライフミールの20食セット(送料込み1食539円)、冷凍庫を使わず毎日受け取りたいならワタミの宅食(宅配料無料・1食590円〜)が軸になります。

4人分のおかずを週まとめで受け取り、取り分けて食べたいならツクリオ(Tsuklio)の4人前プラン、添加物を控えて子どもと同じものを囲みたいならシェフの無添つくりおき。家族それぞれの好みがばらばらならnosh(ナッシュ)やDELIPICKSのようにメニューを選べるタイプ、祖父母と同居しているなら食宅便のコース使い分けが有効です。

どのサービスも回数の縛りはなく、お試しセットや初回割引が用意されています。いきなり定期で20食を頼むのではなく、お試しセットで家族の反応を確かめてから本注文に進むのが、失敗しない順番です。宅食全体の相場や他のジャンルもあわせて検討したいときは、各サービスの公式サイトで最新のキャンペーン条件を確認してから申し込んでください。毎日の夕食をすべて任せる必要はありません。週に2日でも献立を考えなくていい日ができれば、家族と過ごす時間の余裕は確実に増えます。

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