【2026年最新】コーヒーが飲めるウォーターサーバーおすすめランキング!機能付き3機種を徹底比較

目次

コーヒーが飲めるウォーターサーバーとは?おうちがカフェになる仕組み

朝の一杯や、仕事の合間のリフレッシュ。淹れたてのコーヒーが飲みたいけれど、豆を挽いてお湯を沸かして…と考えると、つい面倒に感じてしまいますよね。そんな毎日をぐっと快適にしてくれるのが、コーヒーが飲めるウォーターサーバーです。

ここ数年で、ウォーターサーバーはただ冷たい水・温かいお湯を出すだけの家電から進化しました。ボタンひとつでドリップコーヒーやカフェラテが淹れられる一体型モデルが各社から登場し、キッチンやリビングがそのまま小さなカフェになる時代です。この章では、まず「コーヒーが飲めるウォーターサーバー」がどんな仕組みで、どんなタイプに分かれているのかを整理します。

コーヒー機能付きと「コーヒーに合う水が出る」タイプの違い

コーヒーが飲めるウォーターサーバーと一口に言っても、大きく2つのタイプに分かれます。ひとつはサーバー本体にコーヒーマシンが内蔵された「コーヒー機能付き」タイプ。もうひとつは、コーヒー専用機能はないものの、抽出に向いた温度・水質のお湯が出る「コーヒーに合う水が出る」タイプです。

コーヒー機能付きは、給水されたお水をそのままマシンに送り込み、ボタンを押すだけで自動でドリップやカプセル抽出まで完了します。エブリィフレシャス トール+カフェやフレシャス スラット+カフェが代表格です。長らく選択肢のひとつだったアクアクララ アクアウィズは、2026年4月末をもって取扱いが終了したため、現在新しく申し込めるコーヒー機能付きの一体型モデルは実質この2機種にしぼられています。一方で、コーヒーメーカーやドリッパーをすでに持っている人なら、無理にマシン一体型を選ぶ必要はありません。約90℃前後の高温のお湯を安定して出せるサーバーがあれば、手持ちの道具で十分おいしいコーヒーが淹れられます。自分がどちらのスタイルで飲みたいかを最初にイメージしておくと、機種選びで迷いにくくなります。

抽出方式(ドリップ式・カプセル式)でどう変わる?

コーヒー機能付きモデルは、さらにドリップ式カプセル式に分かれます。ドリップ式は、専用ポッドや粉をセットしてお湯を注ぎ、紙や金属のフィルターを通して抽出する方式です。エブリィフレシャス トール+カフェやフレシャス スラット+カフェが採用しており、UCCのノウハウで「蒸らし」「湯温」「抽出スピード」をコントロールし、ハンドドリップに近い味わいを再現します。豆本来の香りやすっきりした後味を楽しみたい人に向いています。

カプセル式は、密封された専用カプセルをセットして抽出する方式です。カフェラテやカプチーノ、エスプレッソまで幅広いメニューを1杯ずつ手軽に楽しめ、抽出後はカプセルを捨てるだけなので後片付けがとにかくラクなのが魅力です。ネスレのマシンを搭載したアクアクララ アクアウィズがこの方式の代表格でしたが、現在は取扱いが終了しており、カプセル式を一体型で選ぶことはできません。ミルクメニューまで楽しみたい場合は、浄水型サーバーに市販のカプセルマシンを組み合わせるのが現実的な選択肢になります。ブラック中心ならドリップ式の一体型、ミルクメニューも飲みたいならサーバー+カプセルマシンの2台構成、と考えると選びやすいでしょう。

専用ポッド・カプセルと市販の豆、どちらも使える?

「専用ポッドしか使えないと、ランニングコストがかさむのでは?」と気になる方も多いはずです。ここはモデルによって対応が分かれます。たとえばエブリィフレシャス トール+カフェは、UCC DRIP POD専用ポッドに加えて、市販のコーヒー粉(レギュラーコーヒー)もセットして淹れられるのが大きな特徴です。お気に入りの豆を挽いて使えるので、コーヒー好きにはうれしい仕様です。

フレシャス スラット+カフェも同じくUCC DRIP PODに対応しつつ、市販の挽いた豆(粉)をセットして淹れることができます。ただし紅茶や緑茶を淹れたい場合は市販の茶葉は使えず、専用のドリップポッドを使う必要があるので覚えておきましょう。市販の豆や粉を自由に使いたいなら、対応可否を事前に確認しておくと安心です。ポッド1杯あたりの目安はおよそ60〜70円前後、市販のカプセルマシンを併用する場合も1杯60〜80円程度が目安になります。毎日の杯数と好みの淹れ方を照らし合わせて、無理なく続けられるモデルを選ぶことが大切です。

失敗しないコーヒー機能付きウォーターサーバーの選び方

コーヒー機能付きウォーターサーバーは、各社が個性的なモデルを出しているぶん、選び方のポイントを押さえておかないと「思っていたのと違った」となりがちです。この章では、契約前に必ずチェックしておきたい4つの視点を解説します。月額の総コスト・お湯の温度・1日の杯数・設置サイズという順に見ていけば、自分に合う1台がぐっと絞り込めます。

月額料金と水代(浄水型か天然水かで変わる)

毎月の費用は、大きく浄水型(水道水補充・水道直結)天然水(宅配ボトル)のどちらかで変わります。浄水型は水道水をフィルターでろ過して使うため、使った分だけ水代がかかることがなく、月額定額で使い放題になるのが最大の強みです。たとえばエブリィフレシャス トール+カフェは月額3,850円(税込)の定額で、配送料・初期費用・カートリッジ代がすべて込みになっています。

天然水タイプは、フレシャス スラット+カフェのようにボトルの水を都度購入する方式です。サーバーレンタル料に加えて水代がかかるぶん総額はやや上がりますが、採水地の天然水そのものの味わいでコーヒーを淹れられるのが魅力です。コーヒーの味を左右するのは水そのものなので、コスト重視なら浄水型、水質にこだわるなら天然水、という軸で考えると失敗しにくくなります。契約前には、レンタル料だけでなく水代・電気代・ポッド代を合わせた「総額」で比較しましょう。月額そのものを抑えたい場合は、安いウォーターサーバーを総額で比較した記事もあわせてチェックしてみてください。

お湯の温度でコーヒーの味が決まる

コーヒーの味を決める最大の要素のひとつが、抽出時のお湯の温度です。スペシャルティコーヒー協会(SCA)が推奨する抽出温度はおよそ90〜96℃とされており、一般的には90℃前後がバランスの取れた温度帯だといわれます。温度が高すぎると苦味やえぐみが強く出やすく、低すぎると酸味が立って味がぼやけてしまいます。

コーヒー機能付きモデルは内部でこの適温をコントロールしてくれますが、コーヒーメーカーやドリッパーで自分で淹れる場合は、サーバーの温水温度が何℃なのかを必ずチェックしましょう。ウォータースタンド アイコンのように約70・80・90℃の3段階から選べる機種や、楽水ウォーター ピュレストのように約90℃と95℃を切り替えられる機種、ハミングウォーター flowsのように再加熱ボタンで約90℃の高温に戻せる機種など、温度の自由度はモデルごとに大きく異なります。焙煎度に合わせて温度を変えたいこだわり派ほど、温度設定の幅を重視すると満足度が高まります。

1日に飲む杯数と補充のしやすさ

1日に何杯コーヒーを飲むかも、機種選びの大事な判断材料です。家族みんなでよく飲む家庭なら、タンク容量が大きく、補充の手間が少ないモデルが快適です。浄水型の水道水補充タイプは上部のタンクに水を注ぐ手間がありますが、水道直結タイプなら補充そのものが不要で、たっぷり使ってもコストは定額のままです。

反対に1日1〜2杯程度なら、コンパクトなタンク容量でも十分。天然水タイプの場合はボトル交換の頻度も確認しておきましょう。ボトルの設置位置が足元にあると重い水の持ち上げが不要で、腰への負担が減ります。フレシャス スラット+カフェは足元でボトルを交換できる下置きタイプなので、力に自信がない方でも扱いやすい設計です。飲む量と補充スタイルの相性を見ておくと、毎日のストレスがぐっと減ります。

キッチンに置けるサイズ・卓上か床置きか

コーヒーマシンを内蔵するぶん、コーヒー機能付きモデルは通常のサーバーよりやや大きめになりがちです。設置場所を決めてから、そこに横幅・奥行き・高さが収まるかを必ず確認しましょう。床置きタイプは容量に余裕があり存在感がありますが、キッチンの隅やリビングに据え置く前提になります。

一方、限られたスペースに置きたいなら卓上タイプやスリム設計のモデルが便利です。ハミングウォーター flowsは横幅約26cmのスリム設計で、キッチンカウンターにも収まりやすい形状です。ただしコーヒー機能付きの多くは床置きが中心なので、卓上でコーヒーも淹れたい場合は選択肢が限られる点に注意しましょう。設置予定の場所の寸法をメジャーで測り、給水や水抜きの作業スペースも含めて考えておくと安心です。

コーヒー機能付きウォーターサーバーおすすめ3選【2026年最新比較】

ここからは、実際にコーヒーが淹れられる機能付きモデルの中から、注目の3機種を紹介します。浄水型で市販の豆も使えるエブリィフレシャス トール+カフェ、天然水で本格ドリップのフレシャス スラット+カフェの2台が、2026年8月現在に新規で申し込める一体型モデルです。あわせて、カフェラテまで飲めるカプセル式として人気だったアクアクララ アクアウィズも、2026年4月末で取扱いが終了した経緯と代わりの選び方を含めて解説します。まずは一覧で違いを見比べてみましょう。

機種 水のタイプ 抽出方式 月額目安(税込) こんな人に
エブリィフレシャス tall+cafe
エブリィフレシャス トール+カフェ
浄水型(水道水) ドリップ式(市販粉も可) 3,850円 水代0円で手軽に
フレシャス slat+cafe
フレシャス スラット+カフェ
天然水(宅配) ドリップ式(専用ポッド) 約4,000円〜 天然水で本格派

アクアクララ アクアウィズ
宅配水(RO水) カプセル式(ネスレ) 2026年4月末で取扱い終了 新規申込は不可

エブリィフレシャス トール+カフェ|水代0円で市販の豆も楽しめる浄水型

エブリィフレシャス tall+cafe

水のタイプ 浄水型(水道水補充)
月額料金 3,850円(税込・定額)
抽出方式 ドリップ式(UCC DRIP POD+市販のレギュラーコーヒー粉)
お湯の温度 温水80〜85℃(ECO温水 約70〜75℃/高温水 約90℃)
設置タイプ 床置き(工事不要の据え置き型)
含まれる費用 配送料・初期費用・浄水カートリッジ代込み(カートリッジは1年ごとに無料配送)

メリット

  • 月額3,850円の定額で水を使うほどお得、水代は実質0円
  • 専用ポッドだけでなく市販のコーヒー粉も使えて豆選びが自由
  • 浄水器・コーヒーメーカーが1台にまとまり省スペース

デメリット

  • 通常のトールより月額がやや高め
  • コーヒーマシン部分の定期的なお手入れが必要

浄水型ウォーターサーバー初のカフェ機能付きモデルとして登場したのが、エブリィフレシャス トール+カフェです。水道水を注いでフィルターでろ過するため使うほど水代の心配がなく、月額3,850円(税込)の定額で家族でたっぷり使えます。ボタンを押すだけで自動ドリップが始まり、UCCのノウハウが詰まった一杯を手軽に楽しめます。

最大の魅力は、UCC DRIP PODの専用ポッドに加えて市販のレギュラーコーヒー粉もセットできる点です。お気に入りの豆を挽いて使えるので、日によって味を変えたいコーヒー好きにもぴったり。浄水器・コーヒーメーカー・給湯をこれ1台にまとめられるので、キッチンまわりもすっきりします。お湯は通常80〜85℃ですが、高温水モードなら約90℃まで上げられるため、手持ちのドリッパーで淹れたいときにも困りません。2026年8月時点ではWEB限定でレンタル料が実質4ヶ月半額になるキャンペーンが実施されており、他社からの乗り換えなら最大16,500円のキャッシュバックも用意されています。特典の内容は時期によって入れ替わるので、申し込み前に公式サイトで最新の条件を確認しておくとよいでしょう。

フレシャス スラット+カフェ|天然水で淹れる本格ドリップ

フレシャス slat+cafe

水のタイプ 天然水(宅配ボトル・9.3Lパック)
レンタル料 月額1,320円(税込/前月3箱以上で無料)
水代 9.3Lパック1本 税込1,627円(レンタル時)
抽出方式 ドリップ式(UCC DRIP POD+市販の挽いた豆・粉にも対応)
ボトル交換 足元設置の下置きタイプ
お湯の温度 通常80〜85℃(エコ約70〜75℃/リヒートモード 約90℃)
初回特典 UCC DRIP POD 24杯分プレゼント+初月のサーバーレンタル料無料

メリット

  • 採水地の天然水そのものでコーヒーが淹れられる
  • 足元でボトル交換できて重い持ち上げが不要
  • 前月3箱以上の利用でレンタル料が無料になる
  • UCC DRIP PODだけでなく市販の挽いた豆(粉)も使える

デメリット

  • 天然水のため水代が別途かかり総額は浄水型より高め
  • 紅茶や緑茶は市販の茶葉が使えず専用ポッドが必要

水そのものの味にこだわりたい人におすすめなのが、天然水で淹れるフレシャス スラット+カフェです。UCCと天然水にこだわるフレシャスが共同開発したモデルで、温度・蒸らしをコントロールした本格的なドリップコーヒーを天然水で味わえます。コーヒーの味は水質に大きく左右されるため、天然水の豊かな口当たりを活かせるのは大きな強みです。

料金はレンタルプランでサーバー月額1,320円(税込)ですが、前月に3箱以上利用すればレンタル料は無料になります。水は9.3Lのパックで1本税込1,627円で、配送料は全国一律無料です。ボトルは足元にセットする下置きタイプなので、重い水を持ち上げる負担がありません。専用のドリップポッドだけでなく、市販の挽いた豆(粉)もセットできるので、豆選びの自由度が高いのもうれしいポイント。温水は通常80〜85℃ですが、リヒートモードを使えば約90℃まで引き上げられるので、抽出の適温もしっかりカバーできます。契約時にはUCC DRIP PODが24杯分プレゼントされる初回特典に加えてサーバーレンタル料が初月無料になり、すぐにコーヒーを楽しみ始められます。なお、お届けを2ヶ月以上続けて止める場合は休止手数料が月1,100円(税込)かかる点だけ頭に入れておきましょう。

アクアクララ アクアウィズ|カフェラテも飲めたカプセル式(2026年4月末で取扱い終了)

現在の提供状況 2026年4月末をもって取扱い終了(新規申込不可)
水のタイプ 宅配水(RO水・12Lボトル)
あんしんサポート料 月額2,200円(2年割)〜3,300円(通常)※終了時点
抽出方式 カプセル式(ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ 50[Fifty])
ドルチェ グストモデル 2024年9月2日に新規受付終了
ネスレ通販経由の契約 2026年9月30日でウォーターボトル定期お届け便・あんしんサポート料の定期便が終了
いま選ぶなら 浄水型サーバー+市販のカプセルマシンの組み合わせ

メリット

  • カフェラテやカプチーノなどミルクメニューも1台で楽しめた
  • 抽出後はカプセルを捨てるだけで後片付けがラク
  • すでに利用中の人は引き続き使える(今後の扱いは販売店から案内)

デメリット

  • 2026年4月末で取扱いが終了し、これから新規に申し込むことはできない
  • 宅配水のため水代がかかり月額総額は高めになりやすかった

ブラックだけでなくカフェラテやカプチーノ、エスプレッソまで楽しめる一体型として長く支持されてきたのが、アクアクララとネスレが共同開発したアクアウィズです。ただし公式サイトの案内のとおり、アクアウィズ/ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ 50[Fifty] は2026年4月末をもって取扱いが終了しました。先行して「ネスカフェ ドルチェ グスト モデル」も2024年9月2日に新規受付を終えており、これから新しく申し込むことはできません。すでに利用中の場合は、今後の取り扱いについて担当販売店から案内される流れになっています。さらにネスレ通販から申し込んでいた人は、2026年9月30日でウォーターボトルの定期お届け便とあんしんサポート料の定期便が終了し、使い続けるならアクアクララとの直接契約への切り替え、やめるならその日までにサーバーの撤去・回収を済ませる必要があります。

そのため、これからミルクメニューまで自宅で楽しみたい人は、浄水型ウォーターサーバーと市販のカプセル式マシンを組み合わせるのが現実的です。ネスカフェ ドルチェ グストなら定期便で1杯およそ60〜80円程度から利用でき、サーバー側は定額で水を使えるモデルを選べば、水代を気にせずミルクメニューもブラックも楽しめます。アクアクララ自体は他のサーバーを継続して展開しているので、宅配水にこだわりたい場合は現行機種を確認してみてください。

3機種を月額料金・水の種類・抽出方式で徹底比較

おすすめ3機種の特徴が見えてきたところで、コスト・味・お手入れという3つの切り口でさらに深掘りして比較します。どれも魅力的な機種ですが、重視するポイントによって最適な1台は変わります。自分が何を一番大切にしたいかを意識しながら読み進めてみてください。

月額料金と電気代で比べる

コスト面で最も分かりやすく安いのは、浄水型のエブリィフレシャス トール+カフェです。月額3,850円(税込)の定額で水代が一切かからないため、家族で1日に何杯飲んでも料金は変わりません。省エネ機能を備えており、電気代の目安も月数百円程度に抑えられます。使う量が多い家庭ほど、この定額制の恩恵は大きくなります。

一方、フレシャス スラット+カフェは水代が加わるため、総額は月4,000〜5,000円台になりやすい構成です(前月3箱以上ならレンタル料1,320円が無料になり、水代のみで済みます)。かつて比較対象だったアクアクララ アクアウィズも宅配水のぶん総額は高めでしたが、現在は取扱い終了のため実質的な比較対象は上の2機種になります。天然水の質を取るか、定額の安さを取るかがコスト面での分かれ目です。なお天然水・宅配水タイプは飲む量に応じて水代が積み上がるので、飲む杯数が多い場合は浄水型のほうがトータルで割安になる傾向があります。契約前は必ず「レンタル料+水代+電気代+コーヒー代」の合計で見比べましょう。

飲めるコーヒーの種類とメニューで比べる

飲めるメニューの幅という点では、かつてはカプセル式のアクアクララ アクアウィズが頭ひとつ抜けていました。カフェラテ・カプチーノ・エスプレッソといったミルクメニューまでボタンひとつで作れたためですが、取扱いが終了した現在は、ミルクメニューを飲みたいなら市販のカプセルマシンを別に用意することになります。一体型のドリップ式2機種はブラックコーヒーが中心ですが、そのぶん豆やポッドの香りをストレートに楽しめるのが持ち味です。

味の自由度で選ぶなら、エブリィフレシャス トール+カフェとフレシャス スラット+カフェはどちらも市販の挽いた粉を使えます。好きな豆を挽いて日替わりで味を変えられるのは、コーヒー好きにとって大きな魅力です。あとは水の違いで選ぶのが分かりやすく、コストと手軽さを重視するなら浄水型のトール+カフェ、採水地の水の個性を味わいたいなら天然水のスラット+カフェが向いています。ブラック派は一体型のドリップ式、ミルクメニュー派はサーバー+カプセルマシンの組み合わせ、と考えるのが失敗しないコツです。

お手入れのしやすさで比べる

毎日使うものだからこそ、お手入れのしやすさも見逃せません。カプセル式は抽出後にカプセルを捨てるだけで基本の後片付けが完結するため、日々のお手入れは最もシンプルです(一体型のアクアウィズは終了したので、市販のカプセルマシンを併用する場合の話になります)。ドリップ式のエブリィフレシャス トール+カフェやフレシャス スラット+カフェは、ドリップ部やポッド受けの洗浄が必要ですが、パーツを取り外して洗える設計になっています。

どのモデルも、コーヒーの油分や水垢を放置すると風味が落ちるため、抽出ユニットの定期的な洗浄は欠かせません。浄水型は加えて浄水カートリッジの交換も必要になりますが、各社とも定期配送で自動的に届く仕組みになっているので、うっかり交換忘れを防げます。お手入れの手間を最小限にしたいならカプセル式、洗浄も含めてコーヒーの味を追求したいならドリップ式、という視点で選ぶとよいでしょう。

コーヒーメーカーを持っている人向け!コーヒーに合うウォーターサーバー

すでにお気に入りのコーヒーメーカーやドリッパーを持っているなら、コーヒー機能付きの一体型にこだわる必要はありません。抽出に向いた高温のお湯を安定して出せる浄水型サーバーがあれば、手持ちの道具でおいしいコーヒーが淹れられます。ここでは、コスパと温度の使いやすさに優れた「コーヒーに合う水が出る」おすすめモデルを紹介します。いずれも各章の切り口に合わせて、概要表・メリデメ・公式リンクをそろえています。

ViVi Water ショート|卓上・約90℃再加熱でコーヒーにちょうどいい浄水型

ViVi Water ショート

水のタイプ 浄水型(水道水補充・工事不要)
月額料金 3,300円(税込・定額/カートリッジ・配送料込み)
温水温度 通常約80〜85℃、再加熱ボタンで約90℃まで
温度設定 冷水・温水あわせて6段階から選択
設置タイプ 卓上(幅24.5×奥行29×高さ48.5cm・約9.2kg)
フィルター 1年に1回交換(無料で定期配送)

メリット

  • 月額3,300円(税込)の定額で水道水を使い放題、コーヒーもたっぷり
  • 再加熱で約90℃、コーヒーに向いた高温のお湯を出せる
  • 高さ約48.5cmの卓上型でキッチンカウンターにも置きやすい

デメリット

  • コーヒーマシンは内蔵しないため道具は別途必要
  • 水道水補充のためタンクへの給水の手間がある

手持ちのコーヒーメーカーやドリッパーに合わせやすい卓上サーバーを探しているなら、ViVi Water ショートが第一候補です。高さ約48.5cmの業界最小クラスの卓上設計で、コーヒー機能付きの床置きモデルが置きにくいキッチンカウンターや棚の上にもすっきり収まります。工事不要で、水道水をタンクに注ぐだけですぐに使い始められる手軽さも魅力です。

温水は通常約80〜85℃ですが、再加熱ボタンで約90℃まで引き上げられるため、コーヒー抽出にちょうどよい高温を確保できます。冷水・温水あわせて6段階の温度設定に対応し、コーヒーはもちろん白湯や粉ミルク、カップ麺まで用途に合わせて使い分け可能です。料金は月額3,300円(税込)の定額で、浄水カートリッジ代・配送料も込み。カートリッジ交換は1年に1回と手間が少なく、おいしい水と適温のお湯だけを安く手に入れたい人にぴったりの一台です。2026年8月時点では総額6,600円分お得になるキャンペーンも実施されています。

ハミングウォーター フローズ|再加熱で高温、コスパ重視の浄水型

ハミングウォーター flows

水のタイプ 浄水型(水道水補充)
月額料金 3,300円(税込・定額)
温水温度 約80〜90℃(再加熱ボタンで高温に戻せる)
冷水温度 約6〜10℃
サイズ 横幅約26cmのスリム設計(床置き)
フィルター 2段階式・総ろ過量1,800L(約8ヶ月交換)
初回出荷手数料 2,200円(税込)※北海道・沖縄は3,300円(税込)
規定利用期間 2年(2年以内の解約はサーバー引取手数料16,500円・税込)

メリット

  • 月額3,300円の定額で水を使い放題、コーヒーもたっぷり
  • 再加熱ボタンで抽出向きの高温のお湯を出せる
  • 横幅約26cmのスリム設計で置き場所を選びにくい

デメリット

  • コーヒーマシンは内蔵しないため道具は別途必要
  • 水道水補充のためタンクへの給水の手間がある
  • 初回出荷手数料2,200円(税込)が別途かかる
  • 規定利用期間が2年あり、2年以内の解約はサーバー引取手数料16,500円(税込)が必要

コスパ重視でコーヒー用のお湯を確保したいなら、ハミングウォーター フローズが有力候補です。月額3,300円(税込)の定額で水道水を使い放題にでき、たっぷりコーヒーを淹れても料金は一定。再加熱ボタンを押せば約90℃の高温に戻せるので、ドリップにちょうどよい温度を確保できます。

横幅約26cmのスリム設計で、キッチンカウンターにも収まりやすいのが魅力です。2段階式フィルターで総ろ過量は1,800Lと大容量、交換は約8ヶ月に1回で済みます。すでにドリッパーやコーヒーメーカーを持っている人が、おいしい水と適温のお湯だけを安く手に入れたいというニーズにぴったりのモデルです。ただし申し込み時に初回出荷手数料2,200円(税込・北海道と沖縄は3,300円)がかかり、規定利用期間は2年で、2年以内に解約するとサーバー引取手数料16,500円(税込)が発生する点は先に確認しておきましょう。

楽水ウォーター ピュレスト|約90℃の温水で抽出しやすい

楽水 ピュレスト

水のタイプ 浄水型(水道直結・UF/RO選択)
月額料金 UFタイプ 3,630円(税込・定額)/ROタイプは+1,100円
温水温度 約90℃/95℃の2段階(再加熱可)
浄水方式 UFろ過(ミネラルを残す)/ROろ過(純水)
補充 水道直結で補充不要
初回設置工事費 13,800円(税込)
設置タイプ 床置き/卓上

メリット

  • 約90℃の温水で抽出しやすく、再加熱で95℃も可能
  • 水道直結でボトル交換も給水の手間もなし
  • UF(ミネラル残し)とRO(純水)を好みで選べる

デメリット

  • 水道直結のため初回設置工事費13,800円(税込)がかかる
  • ROタイプは月額が1,100円上がる

抽出向きの温度をしっかり確保したいなら、楽水ウォーター ピュレストがおすすめです。温水は約90℃と95℃の2段階から選べ、再加熱にも対応。コーヒー抽出の適温とされる90℃前後をカバーしているので、焙煎度に合わせて温度を調整しながらドリップできます。水道直結型なのでボトル交換も水道水の補充も不要、使うほど手間がかからないのが魅力です。

浄水方式は、ミネラル分を残すUFろ過と、純水に近づけるROろ過から選べます。コーヒー本来の味を活かしたいならUF、雑味のないクリアな水にしたいならROと、好みで選択できる自由度の高さも特徴です。月額料金はUFタイプで3,630円(税込)の定額、ROタイプは月額が1,100円上がります。なお水道直結型のため初回に設置工事費13,800円(税込)がかかる点は見込んでおきましょう。すっきりした水質で毎日のコーヒーを楽しみたい人に向いています。

ウォータースタンド アイコン|温度を70・80・90℃から選べる

ウォータースタンド アイコン

水のタイプ 浄水型(水道直結)
月額料金 4,400円(税込・定額)
温水温度 約70/80/90℃の3段階から選択
補充 水道直結で補充不要
追加費用 サーバー料金以外に追加費用なし(初回設置費・撤去費用ともに0円のセルフメンテナンス機種。交換フィルターは6ヶ月ごとに無料配送。水道代・電気代は別)
設置タイプ 卓上(据え置き)/W180×D340×H385mm

メリット

  • 温水を約70・80・90℃の3段階で選べて用途に合わせやすい
  • コーヒーには90℃、白湯や粉ミルクには低温、と使い分け可能
  • 水道直結で補充不要、使い放題の定額制
  • W180×D340×H385mmのコンパクト設計でカウンターにも置ける

デメリット

  • 月額4,400円と本記事の浄水型では高めの部類
  • 水道直結のため分岐水栓の取り付け作業が必要(初回設置費用は0円)

温度の使い分けにこだわりたい人には、ウォータースタンド アイコンがぴったりです。温水を約70・80・90℃の3段階から選べるため、コーヒーには90℃、緑茶や白湯には低めの温度、と飲み物によって最適な温度を使い分けられます。コーヒーの抽出はもちろん、家族で幅広い飲み物を楽しむ家庭にうれしい機能です。

水道直結型で補充の手間がなく、サーバー料金以外に追加費用がかからない定額制なのも安心材料です。交換フィルターも6ヶ月に1度、無料で届きます。本体はW180×D340×H385mmとコンパクトで、キッチンカウンターの上にも置けるサイズ感。月額4,400円(税込)と浄水型のなかではやや高めですが、2026年8月時点では登録月が日割り、2〜4ヶ月目のレンタル料が半額になるキャンペーンが実施されています。アイコンはセルフメンテナンス機種のため初回設置費も撤去費用も0円で、条件は時期で変わるので公式サイトで最新の内容を確認しておきましょう。温度の自由度と使い放題を両立したい人に向いた1台です。

Locca スリムR2|給水型で最安クラス

Locca スリムR2

水のタイプ 浄水型(水道水補充・給水型/給水タンク4.0L)
月額料金 2,900円(税込・定額/2026年4月1日の新規契約分から改定)
温水温度 約80℃(再加熱モードで約90℃まで)
衛生機能 冷水タンクのUV LED除菌(2時間おきに照射)
含まれる費用 サーバーレンタル代・配送料・カートリッジ代込み(9ヶ月に1回交換)
初回登録事務手数料 3,300円(税込)
最低利用期間 サーバー設置日から5年(60ヶ月)/期間内の解約は契約解除料あり

メリット

  • 月額2,900円(税込)と本記事のなかで最安クラス
  • 水道水補充の給水型で工事不要、届いてすぐ使える
  • 再加熱モードで約90℃まで上げられ、コーヒー抽出に使いやすい

デメリット

  • 別途、初回登録事務手数料3,300円(税込)がかかる
  • タンクへの給水の手間がある
  • 最低利用期間が5年(60ヶ月)と長く、期間内の解約には契約解除料がかかる

とにかくコストを抑えたい人におすすめなのが、プレミアムウォーター発のLocca スリムR2(Slim-RⅡ)です。月額2,900円(税込)と、給水型のなかでも最安クラスの料金で使い放題を実現しています。水道水を上部の給水タンク(4.0L)に注ぐだけの給水型なので設置工事が不要で、届いてすぐに使い始められる手軽さも魅力です。

先代のSlim-R(無印)はすでに申込受付を終了しており、現在の標準モデルがこのSlim-RⅡです。温水は約80℃で保温され、再加熱モードを使えば約90℃まで引き上げられるので、コーヒー抽出に向いた高温のお湯を確保できます。冷水タンクにはUV LEDが内蔵され、2時間おきに照射して衛生面をサポート。カートリッジは9ヶ月に1回、定期配送で自動的に届くため交換の手間もかかりません。なお新規契約の月額は2026年4月1日に改定されており、それ以前から使っている人は従来価格のまま利用できます。ただしサーバー設置日から5年(60ヶ月)の最低利用期間が定められており、期間内に解約すると経過期間に応じた契約解除料がかかります。長く使う前提なら、手持ちのコーヒーメーカーで淹れる前提で、月額をできるだけ安く抑えたい人にぴったりの一台です。

ウォーターサーバーの水でコーヒーがおいしくなる理由

そもそも、なぜウォーターサーバーの水を使うとコーヒーがおいしくなるのでしょうか。コーヒーは1杯の98%以上が水でできているため、水質と湯温がそのまま味を左右します。この章では、コーヒーがおいしくなる科学的な理由を、水の硬度・お湯の温度・水のタイプという観点から解説します。

コーヒーに向いているのは軟水?水の硬度と味の関係

コーヒーの味を大きく左右するのが、水に含まれるミネラル分の量を表す硬度です。一般に、軟水はコーヒー本来の香りや味わいをまろやかに引き出し、飲みやすい一杯になるとされています。日本の水道水は多くの地域が軟水寄りのため、日本人にとってコーヒーは軟水で淹れるのが親しみやすい味になりやすいのです。

日本の水道水の硬度については、環境省が示す水質基準で「カルシウム、マグネシウム等(硬度)」が300mg/L以下と定められ、おいしさの観点からは10〜100mg/Lが水質管理目標として設定されています。実際に東京都水道局の水質データを見ると、東京の水道水の硬度は平均で約60mg/L程度と、しっかり軟水の範囲に収まっています。

一方、硬水はミネラルが多く、苦味を和らげてどっしりとした味わいになる傾向があります。深煎りのコーヒーとは相性がよい一方、浅煎りや高地産の豆では抽出不足になりやすいともいわれます。ウォーターサーバーの浄水型・天然水はいずれも飲みやすい軟水〜中硬水に整えられているものが多く、家庭で安定しておいしいコーヒーを淹れるのに向いています。まずは軟水ベースで淹れてみて、好みに合わせて豆や温度を調整していくのがおすすめです。

抽出に最適なお湯の温度は約90℃

コーヒーの抽出温度は、味を決定づける非常に重要な要素です。前述のとおり、スペシャルティコーヒー協会(SCA)が推奨する抽出温度は約90〜96℃で、一般的には90℃前後がバランスの取れた温度帯とされています。この温度帯だと、豆の成分がバランスよく溶け出し、香り・酸味・苦味が調和した一杯になります。

温度が高すぎると苦味やえぐみが強く出やすく、逆に85℃を下回ると味が弱く物足りなくなりがちです。やかんで沸かしたての100℃のお湯をそのまま注ぐと熱すぎることも多いため、あらかじめ90℃前後の温水を出せるウォーターサーバーは、コーヒー抽出と非常に相性がよいのです。焙煎度に合わせて温度を変えたい場合は、温度を段階的に選べるウォータースタンド アイコンや楽水ウォーター ピュレストのような機種が便利です。飲み物の適切な温度については、キーコーヒーなどメーカーの解説も参考になります。

浄水型と天然水、コーヒーが映えるのはどっち?

「浄水型と天然水、コーヒーにはどちらがいいの?」という疑問はよく聞かれます。結論から言うと、どちらも十分においしく淹れられますが、味の方向性が少し異なります。浄水型は水道水をフィルターでろ過し、塩素やカルキ臭などを取り除いたクリアな水になるため、豆の香りをストレートに感じやすいのが特徴です。コストを抑えつつ雑味のない一杯を楽しみたい人に向いています。

天然水は採水地由来のミネラルが含まれ、水そのものにふくよかな口当たりやほのかな甘みがあります。ボトル入りの水は、東京都水道局の解説にもあるとおり、農林水産省のガイドラインでナチュラルウォーター・ナチュラルミネラルウォーター・ミネラルウォーター・ボトルドウォーターの4種類に分類され、同じ天然水でも採水地によって硬度や味わいが変わります。その個性がコーヒーに奥行きを与え、まろやかな味わいに仕上がることがあります。とはいえコーヒーの味の好みは人それぞれなので、まずはコスパに優れた水道水を使う浄水型ウォーターサーバーから試し、より水質にこだわりたくなったら天然水のウォーターサーバーに切り替える、という選び方も現実的です。大切なのは、自分が「おいしい」と感じる一杯を見つけることです。

コーヒー機能付きウォーターサーバーを使うメリット

ここまで選び方や各機種を見てきましたが、あらためてコーヒー機能付きウォーターサーバーを導入するメリットを整理しておきましょう。単に「コーヒーが飲める」だけでなく、時短・省スペース・家族での使いやすさという、暮らし全体を快適にする利点があります。

ボタン一つで淹れたてのコーヒーがすぐ飲める

コーヒー機能付きの最大のメリットは、思い立ったときにボタンひとつで淹れたての一杯が飲める手軽さです。豆を挽く、お湯を沸かす、ドリッパーをセットする…といった一連の準備が不要になり、忙しい朝でもわずかな待ち時間で本格的なコーヒーが手に入ります。

とくに在宅ワークや家事の合間には、この「すぐ飲める」ありがたさを実感します。カフェに出かけたり、コンビニに買いに行ったりする時間とお金を節約できるうえ、1杯あたりのコストも60〜70円程度とお得です。毎日コーヒーを飲む人ほど、時間的にも金銭的にもメリットが積み重なっていきます。

コーヒーメーカーと水回りをまとめて置ける省スペース

ウォーターサーバーとコーヒーメーカーを別々に置くと、それぞれに設置場所が必要になり、キッチンやリビングがごちゃつきがちです。コーヒー機能付きモデルなら、給水・給湯・コーヒー抽出を1台に集約できるため、限られたスペースを有効に使えます。

コンセントも1つで済み、配線もすっきり。浄水器・電気ポット・コーヒーメーカーと複数の家電を並べていた人ほど、1台にまとまることのメリットは大きく感じられます。キッチンの作業スペースを広く保ちたい人や、できるだけモノを減らしてすっきり暮らしたい人にとって、省スペース性は大きな魅力です。

家族でお茶やミルク作りにも使える

コーヒー機能付きウォーターサーバーは、コーヒー好きだけのものではありません。冷水・温水がいつでも使えるので、家族みんなの飲み物づくりに活躍します。緑茶や紅茶、インスタントスープ、赤ちゃんの粉ミルク作りなど、用途は多彩です。

とくに温度を選べる機種なら、粉ミルクにちょうどよい温度のお湯をすぐに用意でき、育児中の家庭にも便利です。冷たい水もボタンひとつなので、暑い季節の水分補給や料理にも重宝します。コーヒーを入り口にしつつ、家族全員の暮らしを支えてくれるのが、この一体型サーバーの隠れた強みです。

契約前に知っておきたいコーヒー機能付きの注意点

便利なコーヒー機能付きウォーターサーバーですが、契約してから「こんなはずでは」とならないよう、あらかじめ知っておきたい注意点もあります。ここでは、追加コスト・お手入れ・設置スペースという3つのポイントを正直にお伝えします。なお国民生活センターも注意喚起しているとおり、ウォーターサーバーは契約形態(レンタルか購入か)や解約料をめぐる相談が増えています。しかも、ネットから申し込む通信販売には消費者庁の特定商取引法ガイドにあるとおりクーリング・オフ制度が適用されません。申し込む前に、契約書面や利用規約で最低利用期間と解約条件まで確認しておくと安心です。

専用ポッド・カプセルの追加コストがかかる

コーヒー機能付きモデルは、サーバーの月額料金とは別にポッドやカプセルの購入費用がかかる点に注意が必要です。1杯あたりの目安は、UCC DRIP PODなどドリップ式のポッドで60〜70円前後、市販のカプセル式マシンを併用する場合で60〜80円程度。毎日3杯飲めば、月にコーヒー代だけで数千円かかる計算になります。

飲む頻度が高い人ほど、この追加コストは無視できません。市販の粉も使えるエブリィフレシャス トール+カフェやフレシャス スラット+カフェのように、ランニングコストを抑えられる選択肢があるモデルを選ぶと安心です。契約前には、レンタル料・水代に加えてコーヒー代まで含めた「毎月の総額」をシミュレーションしておきましょう。

コーヒーマシン部分の定期的なお手入れが必要

おいしいコーヒーを保つには、コーヒーマシン部分の定期的なお手入れが欠かせません。抽出ユニットにコーヒーの油分やカスが残ると、風味が落ちたり雑菌が繁殖したりする原因になります。多くのモデルは抽出部を取り外して洗える設計ですが、日々のちょっとした手間はかかります。

また浄水型の場合は、コーヒー機能とは別に浄水カートリッジの交換も必要です。とはいえ各社とも定期配送で自動的に届く仕組みなので、交換忘れの心配は少なめ。お手入れの手間を最小限にしたい場合は、カプセルを捨てるだけで済むカプセル式を選ぶのもひとつの手です。清潔に使い続けることが、コーヒーをおいしく飲み続けるいちばんのコツです。

本体サイズが大きめで置き場所を選ぶ

コーヒーマシンを内蔵するぶん、コーヒー機能付きモデルは通常のウォーターサーバーよりやや大きめになる傾向があります。多くが床置きタイプで、ある程度の設置スペースを確保する必要があります。購入前に設置予定の場所の寸法を測り、本体が収まるかを必ず確認しましょう。

とくにキッチンカウンターや棚の上に置きたい場合は、高さや奥行きが合わないこともあるので要注意です。給水や水抜き、カートリッジ交換の作業スペースも見込んでおくと、設置後に後悔しません。スペースが限られている場合は、スリム設計のハミングウォーター flowsのような機種を候補に入れると収まりやすくなります。

こんな人におすすめ!タイプ別の選び方

最後に、これまで紹介してきた機種をニーズ別に整理して、あなたにぴったりの1台を提案します。重視するポイントごとにおすすめモデルを挙げるので、自分の暮らしに近いタイプを見つけてみてください。それぞれのおすすめには、その切り口に合わせた概要表・メリデメ・公式リンクを添えています。

とにかく水代を抑えたい人

コストを最優先するなら、浄水型のエブリィフレシャス トール+カフェが第一候補です。水道水を使うため水代がかからず、コーヒー機能付きでありながら月額3,850円(税込)の定額で使い放題。市販の粉も使えるのでコーヒー代も抑えやすく、トータルコストのバランスに優れています。

おすすめ機種 エブリィフレシャス トール+カフェ
この人向けの理由 水代0円の定額+市販粉OKで総コストが最も安定
月額料金 3,850円(税込・定額)
水のタイプ 浄水型(水道水補充)

メリット

  • 水代がかからず、たくさん飲むほどお得
  • コーヒー機能付きでこの価格帯は貴重

デメリット

  • 天然水ならではの味わいは楽しめない

もしコーヒー機能は不要でお湯だけ安く確保したいなら、給水型で最安クラスのLocca スリムR2も選択肢になります。手持ちのコーヒーメーカーと組み合わせれば、月2,900円(税込)でコーヒー用の水とお湯をまかなえます。

天然水で本格的な味にこだわりたい人

水質にこだわって一杯を丁寧に楽しみたいなら、フレシャス スラット+カフェがおすすめです。採水地の天然水でUCC監修の本格ドリップが淹れられ、水そのもののまろやかさをコーヒーに活かせます。足元でボトル交換できる下置きタイプで扱いやすいのも魅力です。

おすすめ機種 フレシャス スラット+カフェ
この人向けの理由 天然水×UCCドリップで水の個性を味わえる
レンタル料 月額1,320円(税込/前月3箱以上で無料)
水のタイプ 天然水(宅配ボトル)

メリット

  • 天然水の豊かな口当たりでコーヒーがまろやかに
  • 足元ボトル交換で重い持ち上げが不要

デメリット

  • 水代が別途かかり総額は浄水型より高め

カフェラテやカプチーノも楽しみたい人

ブラックだけでなくミルクメニューも自宅で楽しみたい人は、これまでアクアクララ アクアウィズが定番でしたが、2026年4月末で取扱いが終了しました。いま同じことを実現するなら、定額で使い放題の浄水型サーバーに、市販のカプセル式マシンを組み合わせるのが現実的です。なかでも床置きスリムのハミングウォーター flowsなら、カウンターの上をコーヒーマシンのために空けておけます。

おすすめ機種 ハミングウォーター flows+市販のカプセル式マシン
この人向けの理由 水は定額で使い放題、ミルクメニューはカプセルマシンで自由に作れる
月額料金 3,300円(税込・定額)+カプセル代1杯60〜80円程度
抽出方式 市販のカプセル式マシン(ネスカフェ ドルチェ グストなど)

メリット

  • カフェラテやカプチーノなど多彩なメニューが楽しめる
  • カプセルを捨てるだけで後片付けが簡単
  • マシンは好きな機種を選べ、買い替えもサーバーと切り離して考えられる

デメリット

  • サーバーとマシンで2台ぶんの設置スペースが必要
  • 一体型のようにボタン1つで完結する手軽さはない

コーヒー機能付きウォーターサーバーのよくある質問

最後に、コーヒー機能付きウォーターサーバーについて多く寄せられる質問をまとめました。契約前の不安や疑問の解消に役立ててください。

アイスコーヒーも飲める?

はい、工夫すればアイスコーヒーも楽しめます。多くのコーヒー機能付きモデルでは、氷を入れたグラスに濃いめに抽出したコーヒーを注ぐことで手軽にアイスコーヒーが作れます。冷水機能も備わっているため、抽出後に冷水で割ってアイスにする方法も可能です。夏場でも本格的な一杯を自宅で楽しめます。

紅茶やお茶、お気に入りの豆も使える?

温水機能を使えば、紅茶や日本茶、インスタント飲料などコーヒー以外の飲み物にも幅広く使えます。お気に入りの豆については、エブリィフレシャス トール+カフェもフレシャス スラット+カフェも市販の挽いた粉に対応しているので、好みの豆を挽いて自由に使えます。ただし紅茶や緑茶をマシンで淹れたい場合、スラット+カフェは市販の茶葉が使えず専用のドリップポッドが必要になるため、事前に対応可否を確認しましょう。

専用ポッドは定期購入しないといけない?

現在申し込める一体型モデルであれば、定期購入は必須ではありません。エブリィフレシャス トール+カフェもフレシャス スラット+カフェも、UCC DRIP PODを必要なときに都度購入できますし、市販の挽いた粉を使えばポッドを買わずに済ませることもできます。かつてのアクアクララ アクアウィズはネスレの定期お届け便への申し込みが前提でしたが、こちらは取扱いが終了しています。契約前に消耗品の購入条件をチェックしておくと安心です。

電気代は月にどれくらいかかる?

機種や使い方によりますが、省エネ機能を備えた浄水型モデルなら月数百円程度が目安です。冷水・温水を常に保温するため電気は使いますが、近年のモデルはエコモードを搭載しており、夜間や使わない時間帯の消費を抑えられます。家庭全体の電気の使い方については資源エネルギー庁の省エネポータルサイトも参考になります。電気代を気にする場合は、省エネ性能の高いモデルを選ぶとよいでしょう。

卓上タイプでコーヒー機能付きはある?

コーヒー機能付きの多くは床置きタイプが中心で、卓上でコーヒーまで淹れられるモデルは現状ごく限られます。設置スペースが狭い場合は、スリム設計の床置きモデル(ハミングウォーター flowsなど)や、高さ約48.5cmの卓上型ViVi Water ショートに手持ちのコーヒーメーカーを組み合わせる方法が現実的です。省スペースで置ける機種は卓上ウォーターサーバーのランキング記事でも比較しているので、あわせて確認してみてください。

オフィスで使える法人プランはある?

はい、多くのメーカーが法人・オフィス向けのプランを用意しています。水道直結型や浄水型は、来客対応や休憩時のコーヒーサービスとしてオフィスでも人気です。台数や利用人数に応じた料金体系が用意されていることが多いので、導入を検討する場合は各社の公式サイトから法人窓口に問い合わせるとよいでしょう。オフィス導入の比較検討には法人・オフィス向けウォーターサーバーのランキング記事も役立ちます。

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