【2026年最新】カートリッジ不要の炭酸水メーカーおすすめランキング12選を徹底比較

炭酸水メーカーを探していると、使い捨てのカートリッジを買い足し続けるタイプと、ガスシリンダーを交換して繰り返し使うタイプがあることに気づきます。毎日飲むならランニングコストもゴミの量も大きく変わるので、ここで選び方を間違えると「思ったより高くついた」という後悔につながります。

この記事では、カートリッジ不要=ガスシリンダー式の炭酸水メーカーを12機種、2026年8月時点の公式情報にもとづいて比較しました。価格はすべて税込・スターターキット(本体とガスシリンダー、ボトルが一式そろったセット)の金額で統一しています。本体単体の価格や、期間限定の特別パッケージ価格とは異なるのでご注意ください。

あわせて、ガスシリンダーの交換にいくらかかるのか、市販のペットボトル炭酸水と比べて何か月で元が取れるのかまで、実際の数字で計算しています。読み終わるころには、あなたの飲む量と置き場所に合う1台がはっきり決まっているはずです。

目次

カートリッジ不要の炭酸水メーカーとは?シリンダー式の仕組みをやさしく解説

まずは、カートリッジ不要という言葉が何を指しているのかを整理します。ここを押さえておくと、後の比較がぐっと分かりやすくなります。

使い捨てカートリッジ式との違いは繰り返し使えるかどうか

カートリッジ不要の炭酸水メーカーとは、8g前後の使い切りガスカートリッジではなく、410g〜1,000g級のガスシリンダーを本体にセットして使うタイプのことです。シリンダーは空になっても捨てるのではなく、販売店やメーカーに戻して中身の入ったものと交換します。容器そのものは何度も循環して使われるため、使うたびにゴミが出ることはありません。

使い捨てカートリッジ式は、1本のカートリッジで1L分ほどの炭酸水を作ると役目を終えます。手軽ではあるものの、1Lあたりの単価は約96円前後になり、シリンダー式の約43円と比べると2倍以上です。週に数本しか飲まない人ならカートリッジ式でも十分ですが、毎日飲む家庭ではシリンダー式のほうが確実に安く済みます

もうひとつの違いが炭酸の強さです。カートリッジ式はガスの量が固定なので基本的に強さを選べませんが、シリンダー式はボタンを押す回数やレバーの操作で微炭酸から強炭酸まで自分で決められます。強めの炭酸が好きな人ほど、この差は大きく感じられるはずです。

ガスシリンダー1本で作れる炭酸水の量と交換の目安

家庭用でもっとも普及しているのが60Lシリンダーで、名前のとおり約60L分の炭酸水を作れます。500mlのボトルに換算すると約120本分です。1日1本ペースなら約4か月、家族で1日2Lずつ飲むなら約1か月で使い切る計算になります。

ドリンクメイトなど一部のメーカーは142Lのマグナムシリンダーにも対応しています。60Lの2.4倍近い容量があるため交換の回数が減り、1Lあたりのガス代も下がります。交換用の142Lシリンダーは1本3,980円前後で流通しており、1Lあたり約28円、500mlあたり約14円まで下げられます。

ただし、強めの炭酸を作るとガスの消費も増えます。公式が案内する本数はあくまで標準的な強さでの目安なので、強炭酸派の人は表示の6〜7割程度と考えておくと、交換のタイミングを読み違えません。

ガスシリンダーもいらない「ガス不要(化学反応式)」タイプとの違い

検索していると、ガスシリンダーもカートリッジも使わない「ガス不要」という方法も見つかります。これは重曹(炭酸水素ナトリウム)とクエン酸を水に溶かし、その化学反応で発生した二酸化炭素を炭酸として利用するやり方です。器具が安く済むという利点はあります。

一方で、できあがるのは純粋な炭酸水ではありません。反応後の水にはクエン酸ナトリウムやナトリウムイオンが残るため、塩気や独特の後味を感じやすく、市販の炭酸水のようなキレのある飲み口にはなりにくいのが実際のところです。圧力をかけて溶かし込むわけではないので、炭酸自体も弱くなります。

材料を計る手間がかかること、そして飲み続けるとナトリウムの摂取量が増えることも見落とせません。毎日おいしい炭酸水を飲みたいのであれば、ガスシリンダー式を選ぶのが現実的です。この記事で紹介するのも、すべてガスシリンダー式のモデルです。

カートリッジ不要の炭酸水メーカーの選び方

ここからは、実際に機種を絞り込むためのチェックポイントを7つに整理します。この順番で見ていくと、候補が自然と2〜3機種まで減っていきます。

ガスシリンダーの容量(60L・142L)とランニングコストで選ぶ

もっとも金額に響くのがガスシリンダーの容量です。60Lシリンダーの交換価格は1本2,580円(税込)、2本セットの交換なら4,580円で1本あたり2,290円まで下がります。1Lあたりに直すと約43円、2本セットなら約38円です。

142Lのマグナムシリンダーに対応する機種なら、この単価をさらに下げられます。交換用142Lは3,980円前後で1Lあたり約28円ですから、年間で数千円単位の差になります。家族4人で1日2L飲む家庭なら、60L運用で年間約33,000円、142L運用なら約24,000円と、1年で9,000円ほど変わる計算です。

注意したいのは、空のシリンダーを返さずに買う「新規購入用」との価格差です。新規購入用は1本4,150円と割高なので、2本目以降は必ず交換用を選ぶようにしてください。ここを間違えると、1本ごとに1,500円以上を余分に払うことになります。

炭酸の強さを何段階まで調整できるかで選ぶ

強さの決め方は機種によって三通りあります。ボタンを押した回数で決めるタイプ、レバーの引き加減で決めるタイプ、そして段階を選ぶだけの電動タイプです。

ボタン式は仕組みが単純で本体価格も抑えられますが、押す回数を自分で数える必要があり、慣れるまでは仕上がりにばらつきが出ます。レバー式は感触が手に伝わるので微調整がしやすく、あと少し強くという要望に応えやすい方式です。電動タイプは弱・中・強といった段階から選ぶだけなので、家族の誰が作っても同じ濃さに仕上がります

市販の強炭酸水に近い刺激を求めるなら、6段階調整に対応したドリンクメイト シリーズ660のように、細かく上まで設定できる機種が向いています。逆に「毎回同じ味でいい」という人ほど電動タイプの満足度が高くなります。

水だけか、ジュースやお酒にも注入できるかで選ぶ

見落とされがちですが、ソーダストリームの現行モデルはすべて水専用です。ジュースやお酒に直接ガスを注入することはできず、炭酸水を作ってから割る使い方になります。

これに対してドリンクメイトとe-sodaは、インフューザーという部品を使うことでジュース・お茶・お酒・スポーツドリンクにも直接炭酸を入れられます。オレンジジュースをそのままスパークリングにする、ワインを微発泡にするといった遊び方ができるのは、この2ブランドならではです。なお、ドリンクメイトはスターターセットにインフューザーが付属しますが、e-sodaのインフューザーは別売(3,960円)なので、購入時に忘れず一緒に用意してください。

ただし、水以外に使ったあとはノズルまわりの洗浄が必要になります。手入れの手間が増える点は理解しておきましょう。炭酸水しか作らないと決めているなら、水専用機のほうが日々の扱いはラクです。

手動レバー式か、ボタンひとつの電動式かで選ぶ

手動式は電源が不要なので、コンセントの位置に縛られずどこにでも置けます。停電時でも使えますし、キャンプに持ち出すことも可能です。本体価格も電動式より1万円ほど安く収まります。

電動式は、ボタンを押すだけで設定した強さまで自動でガスを注入し、注入後のガス抜きまで機械が行います。力がいらないので握力に自信がない方や、家族みんなで使う家庭に向いています。ソーダストリーム E-TERRAは弱・中・強の3段階、ドリンクメイト シリーズ660は6段階の自動注入に対応しています。

置き場所を先に決めてから、そこにコンセントがあるかを確認しておくと迷いません。キッチンの作業台はコンセントが埋まりがちなので、電動式を選ぶなら電源の空きを実際に見ておくことをおすすめします。

ボトルの素材と食洗機に対応しているかで選ぶ

毎日使ううえで効いてくるのが、ボトルを洗う手間です。ソーダストリームの現行スターターキットに付属するのはDWSボトル(70℃以下の食洗機に対応)で、他の食器と一緒に食洗機へ入れられます。手洗いの必要がないぶん、続けやすさが変わります。

ガラスボトルを採用したモデルもあります。ソーダストリーム DUOのスターターキットにはDWSボトル1Lに加えてガラス製のグランドカラフェが付属し、aarke Carbonator Proは食洗機対応のガラスボトル(800ml)が標準です。ガラスは口当たりの印象がよく、そのまま食卓に出しても様になりますが、割れないよう扱いには注意が必要です。

持ち歩きたい人には、2026年2月24日に発売されたステンレス製保冷ボトル「Easy Mix(イージーミックス)」という選択肢もあります。満水710ml・適正530mlで価格は5,940円(税込)。マシンに直接取り付けて炭酸を注入でき、そのまま8℃以下を6時間キープして持ち出せるのが特徴です。DUOを除くソーダストリームの全機種に対応しています。

もうひとつ覚えておきたいのが、専用ボトルには使用期限が設けられていることです。圧力がかかる容器なので、安全のため数年ごとに買い替える前提になっています。家族の人数が多いならボトルを2本体制にしておくと、洗っている間も作れて便利です。

キッチンに置ける高さ・幅とデザインで選ぶ

炭酸水メーカーは思った以上に背が高い家電です。本記事で紹介する機種の高さは41〜44cmほどあり、さらにボトルを抜き差しする余裕が必要になります。吊り戸棚の下や食器棚の中段に置こうとして入らなかった、というのはとてもよくある失敗です。

幅も機種差が大きい部分です。ソーダストリーム ensōは幅10.9cm、e-soda ドリンクは幅約8cmと非常にスリムですが、ソーダストリーム DUOは幅16.0cm・奥行27.5cm、ドリンクメイト シリーズ660は幅16.0cm・奥行28.0cmと堂々としたサイズになります。置きたい場所の幅・奥行・高さを、買う前にメジャーで測っておいてください

見た目にこだわるなら、ステンレスボディのaarkeシリーズや木目調レバーのソーダストリーム ARTが候補になります。キッチンに出しっぱなしにする家電だからこそ、毎日目に入る質感は満足度に直結します。インテリアとの相性で家電を選ぶ考え方は、おしゃれなウォーターサーバーの選び方とも共通する部分が多いので、あわせて参考にしてみてください。

ガスシリンダーの着脱のしやすさと取扱店の多さで選ぶ

長く使ううえで地味に効いてくるのが、シリンダーの着脱方式です。ソーダストリームの現行モデルはクイックコネクト(ピンクのシリンダー)を採用しており、差し込むだけで約2秒。従来のねじ込み式は硬くて回しづらいという声がありましたが、いまはその不満が機構ごと解消されています。

一方で、aarke Carbonator 3とCarbonator Proはソーダストリームの410g/60Lスタンダードタイプ(ねじ込み式)にのみ対応し、クイックコネクトのピンクシリンダーは使えません。ここを間違えて買うと使えないので、購入時にタイプを必ず指定してください。

交換できる店の多さも確認しておきましょう。ソーダストリームは全国11,000店舗以上で交換に対応しており、家電量販店・スーパー・ドラッグストア・ホームセンターなど身近な店で受け取れます。近所に交換できる店が何軒あるかを事前に調べておくと、購入後の手間が読めます

カートリッジ不要の炭酸水メーカーおすすめランキング12選

ここからは、2026年8月時点で購入できるカートリッジ不要(ガスシリンダー式)の炭酸水メーカーを12機種紹介します。順位は、スターターキットの価格・炭酸の強さ調整のしやすさ・ガスの入手しやすさ・設置しやすさ・水以外への対応という5つの観点で編集部が総合評価したものです。価格はすべて税込・スターターキット(セット販売品)の金額で統一しています。12機種のうち6機種をソーダストリームが占めるので、同ブランド内での絞り込みに迷ったらソーダストリームの全機種比較もあわせて確認してみてください。

機種 価格(税込) ガスシリンダー 電源 炭酸の強さ調整 水以外への注入 本体幅 こんな人におすすめ
ソーダストリーム TERRA(テラ)
ソーダストリーム TERRA
14,850円 60L クイックコネクト 不要 ボタンを押す回数 不可 13.5cm 迷ったらこれ。定番の1台目
ソーダストリーム GAIA(ガイア)
ソーダストリーム GAIA
13,200円 60L クイックコネクト 不要 ボタンを押す回数 不可 13.5cm 初期費用をいちばん抑えたい人
ソーダストリーム ART(アート)
ソーダストリーム ART
19,800円 60L クイックコネクト 不要 レバーの引き加減 不可 15.5cm 操作感と見た目を楽しみたい人
ドリンクメイト シリーズ660
ドリンクメイト シリーズ660
23,900円 60L/142L 充電式 6段階 可能 16.0cm ジュースやお酒にも使いたい人
aarke Carbonator 3(アールケ カーボネーター3)
aarke Carbonator 3
29,700円 60L スタンダード(別売) 不要 レバーの引き加減 不可 15.3cm デザインを最優先したい人
ソーダストリーム DUO(デュオ)
ソーダストリーム DUO
29,700円 60L クイックコネクト 不要 ボタンを押す回数 不可 16.0cm 食卓に出して使いたい人
ドリンクメイト シリーズ640
ドリンクメイト シリーズ640
15,900円 60L/142L 不要 既定量を自動注入 可能 16.0cm ガス代をとことん下げたい家庭
ソーダストリーム ensō(エンソウ)
ソーダストリーム ensō
33,000円 60L クイックコネクト 不要 ボタンを押す回数 不可 10.9cm 質感と省スペースを両立したい人
ドリンクメイト シリーズ620
ドリンクメイト シリーズ620
18,568円 60L/142L 不要 4段階 可能 13.5cm 細かい調整と省スペースの両立
ソーダストリーム E-TERRA(E-テラ)
ソーダストリーム E-TERRA
24,200円 60L クイックコネクト 必要 弱・中・強の3段階 不可 13.0cm 毎回同じ強さで作りたい人
aarke Carbonator Pro(アールケ カーボネーター プロ)
aarke Carbonator Pro
49,500円 60L スタンダード(別売) 不要 レバーの引き加減 不可 17.0cm ガラスボトルで飲みたい人
e-soda ドリンク
e-soda ドリンク
13,200円(シリンダー別売) 60L 専用 不要 ボタンを押す回数 可能(別売品が必要) 約8cm 置き場所がとにかく狭い人

1位 ソーダストリーム TERRA|ワンタッチ装着で毎日使ってもストレスがない定番モデル

ソーダストリーム TERRA(テラ)

スターターキット価格 14,850円(税込・通常16,500円)
キットの内容 本体1台/60L用ガスシリンダー1本/DWSボトル1L(キャップ付)1本
ボトル DWSボトル(70℃以下の食洗機対応)/満水1,010ml・適正840ml
電源 不要(手動)
炭酸の強さ調整 本体上部のボタンを押した回数で調整
ガスシリンダー 60L クイックコネクト(ピンク)/約2秒で着脱・ブルーシリンダー非対応
本体サイズ 約W13.5×D19.5×H42.5cm/約1,300g
500mlあたりの目安 約21円(60Lシリンダー交換2,580円で計算)
元が取れる目安 1日1本ペースで約10か月
保証 基本2年/会員登録で最長4年

メリット

  • スターターキット14,850円で、本体・シリンダー・ボトルが一式そろう
  • クイックコネクト方式でシリンダー装着は約2秒。ねじ込む手間がない
  • ボトルも差し込んで押すだけのスナップロックで、ねじる動作がゼロ
  • 電源不要なので、コンセントの位置を気にせず置き場所を選べる
  • 付属のDWSボトルは70℃以下の食洗機に対応し、洗いものが増えない

デメリット

  • 強さは押した回数で決まるため、慣れるまで仕上がりにばらつきが出る
  • 水専用でジュースやお酒への直接注入はできない
  • 高さ42.5cmに加えてボトルを抜く余裕が必要で、吊り戸棚の下は要確認

TERRAはソーダストリームの中核を担うモデルで、カートリッジ不要タイプの最初の1台として最も選ばれている定番です。幅13.5cm・重さ約1,300gと扱いやすく、キッチンカウンターの端にもすんなり収まります。

いちばんの魅力は毎日の手間の少なさです。シリンダーはクイックコネクトで約2秒、ボトルはスナップロックでワンタッチ。カートリッジ不要タイプでいちばん面倒になりがちな「交換」という工程を、機構そのもので軽くしています。迷ったらこれを選んでおけば大きく外さない、という安心感がある1台です。なお2026年は「夏キャッシュバックキャンペーン」が実施されており、2026年9月23日までに正規販売店または公式オンラインショップでTERRAを購入し、先着1万名の枠内で応募すると2,000円がキャッシュバックされます(ART・E-TERRA・DUOも同額の対象)。実質12,850円ほどで始められる計算なので、購入前に実施状況を確認しておくと差が出ます。

2位 ソーダストリーム GAIA|1万円台前半から始められる新しいエントリーモデル

ソーダストリーム GAIA(ガイア)

スターターキット価格 13,200円(税込)
キットの内容 本体1台/60L用ガスシリンダー1本/DWSボトル1L 1本/ユーザーガイド・保証書
ボトル DWSボトル(70℃以下の食洗機対応)
電源 不要(手動)
炭酸の強さ調整 ボタンを押す回数で微炭酸から強炭酸まで
ガスシリンダー 60L クイックコネクト(ピンク)
本体サイズ 約W13.5×D21.7×H43.0cm/約1,050g
500mlあたりの目安 約21円
元が取れる目安 1日1本ペースで約9か月
保証 基本2年/会員登録で最長4年

メリット

  • スターターキット13,200円と、現行ラインナップで最も始めやすい価格
  • 約1,050gと軽く、使うときだけ出す運用でも苦にならない
  • 電源不要でクイックコネクト対応と、基本性能はTERRAと同等
  • DWSボトル付属で、最初から食洗機での洗浄ができる
  • 本体代が安いぶん、元が取れるまでの期間がいちばん短い

デメリット

  • 奥行21.7cmとTERRAよりやや大きく、狭いカウンターでは干渉することも
  • 強さの調整はボタンを押す回数のみで、目盛りや表示はない
  • 水専用でジュースやお酒への直接注入はできない

GAIAはとにかく初期費用を抑えて始めたい人のための入口にあたるモデルです。安いからといって機能が削られているわけではなく、クイックコネクトのシリンダーもDWSボトルもきちんと付いてきます。

飲む量がそこまで多くない家庭ほど、初期費用の低さが回収期間に直結します。市販のペットボトル炭酸水を1本70円とすると1本あたり約49円浮く計算なので、1日1本ペースなら約9か月、家族で1日2本なら5か月足らずで本体代を回収できます。まず試してみて、気に入ったら上位機に買い替えるという入り方にも向いています。

3位 ソーダストリーム ART|レバーを下げるだけの操作感とレトロな見た目が魅力

ソーダストリーム ART(アート)

スターターキット価格 19,800円(税込)
キットの内容 本体1台/60L用ガスシリンダー1本/DWSボトル1L(キャップ付)1本
ボトル DWSボトル(70℃以下の食洗機対応)
電源 不要(手動)
炭酸の強さ調整 レバーを押し下げる回数と加減で調整
ガスシリンダー 60L クイックコネクト(ピンク)/片手でセット可能
ボトル着脱 スナップ・ロック機能でワンタッチ
本体サイズ 約W15.5×D24.5×H42.5cm
保証 基本2年/会員登録で最長4年

メリット

  • ソーダストリーム唯一のレバー式で、押し下げる感触をたよりに強さを決められる
  • 木目調のレバーを備えたレトロな意匠で、見せる家電として置ける
  • スナップ・ロック機能によりボトル着脱はワンタッチ
  • 電源不要なので、ダイニングテーブルの上でも使える
  • DWSボトル付属で、70℃以下の食洗機にそのまま入れられる

デメリット

  • 幅15.5cm・奥行24.5cmと、TERRAより一回り大きい
  • スターターキット19,800円で、価格はGAIAの1.5倍
  • レバー操作にはある程度の力が必要で、力の弱い方には扱いにくいことも

ARTは操作そのものを楽しみたい人に向いた、シリーズ唯一のレバー式モデルです。ボタンを押す方式と違い、レバーを押し下げる手ごたえが伝わってくるので、あと少し強くしたいという微調整が直感的にできます。

上位に置いた理由は見た目だけではありません。クイックコネクトでガスの交換が約2秒、ボトルはスナップ・ロックでワンタッチ、強さはレバーの加減で自由に決められるという現行仕様をひととおり備えており、カートリッジ不要タイプに求められる「ガスの入手と交換のしやすさ」を高い水準で満たしています。デザイン性も際立っており、木目調のアクセントが効いたクラシックな佇まいはキッチンの主役になります。強炭酸を自分好みのさじ加減で決めたい人、そして家電を見せて置きたい人にとって、価格差を払う理由がはっきりしている1台です。公式ショップでは、ステンレスボトル付きのセットが用意されることもあります。

4位 ドリンクメイト シリーズ660|炭酸の強さを6段階で決められて水以外にも使える

ドリンクメイト シリーズ660

スターターセット価格 23,900円(税込)
セット内容 本体1台/60Lガスシリンダー1本/専用ボトル1L/インフューザー/充電コード/取扱説明書・保証書
電源 充電式(コードレスで使用可能)
炭酸の強さ調整 6段階
水以外への注入 可能(ジュース・お茶・お酒・スポーツドリンクなど)
ガスシリンダー 60L/142L マグナムの両対応
ガス残量表示 あり(5%刻みで残量を表示)
本体サイズ 約W16.0×D28.0×H44.4cm/約1.9kg(ガスシリンダー除く)
500mlあたりの目安 約14円(142Lシリンダー運用時)

メリット

  • 水以外の飲みものに直接炭酸を注入できる数少ない機種
  • 6段階の細かい強さ調整で、飲みものごとに最適な炭酸感を狙える
  • ガス残量が5%刻みで表示され、切れる前に交換の準備ができる
  • 充電式なのでコードレスで使え、置き場所の自由度が高い
  • 142Lのマグナムシリンダーに対応し、1本あたりの単価を下げられる

デメリット

  • ジュースなどに注入したあとは、ノズルまわりの洗浄が必要で手間が増える
  • 23,900円と、ソーダストリーム TERRAより約9,000円高い
  • 幅16.0cm・奥行28.0cmと大きめで、設置スペースを選ぶ

シリーズ660は、ドリンクメイトの中で最も機能が充実した最上位モデルです。ソーダストリームができない水以外への直接注入に対応しているのが最大の違いで、オレンジジュースをそのままスパークリングにする、ワインを微発泡にするといった使い方ができます。

もうひとつの強みが142Lマグナムシリンダーへの対応です。60Lより大容量なので交換の頻度が減り、1Lあたりのガス代も約28円まで下がります。ガス残量が数値で表示されるため、いつ交換すればいいのか分からないというカートリッジ不要タイプ特有の不安がありません。炭酸水以外の用途を重視する人、家族が多くて消費量が大きい家庭には、価格差以上の価値があります。

5位 aarke Carbonator 3|ステンレスボディで出しっぱなしでも様になる北欧デザイン

aarke Carbonator 3(アールケ カーボネーター3)

価格 29,700円(税込)
セット内容 本体1台/BPAフリーPETボトル1L/ステンレス製ドリップトレイカバー/予備ガスケット/取扱説明書/クリーニングクロス
ガスシリンダー 付属なし。ソーダストリームの410g/60Lスタンダードタイプを別途購入(新規購入用4,150円)
電源 不要(コードレス)
炭酸の強さ調整 レバーの引き加減
ボトル 食品グレードのBPAフリーPET製1L(目盛り線まで800ml)
本体サイズ 41.4×15.3×25.8cm/約1.68kg
素材・カラー ステンレススチール/スチールシルバー・マットブラック・マットホワイト・バーガンディ・ヘリテージグリーン

メリット

  • 本体全体がステンレススチールで、家電というより道具としての存在感がある
  • 電源不要のコードレス設計で、置き場所を選ばない
  • ソーダストリームの60Lスタンダードシリンダーが使えるため、ガスの入手先に困らない
  • レバー式で炭酸の強さを自分の感覚で決められる
  • 5色展開で、キッチンの雰囲気に合わせて選べる

デメリット

  • ガスシリンダーが付属せず、別途購入が必要(新規購入用4,150円)
  • クイックコネクト(ピンク)シリンダーには非対応で、スタンダードタイプを選ぶ必要がある
  • 29,700円+シリンダー代と、実質の初期費用は高め

カーボネーター3は、スウェーデン・ストックホルム発のデザインを最優先に選ぶ人のための1台です。継ぎ目の少ないステンレスのボディとレバーは、キッチンに置いたときの空気を変えてくれます。

実用面では、ソーダストリームの410g/60Lスタンダードシリンダーが使えるのが大きな利点です。ガスの入手経路が確保されているので、海外製でも運用に不安がありません。ただしクイックコネクトのピンクシリンダーは使えないので、購入時にスタンダードタイプを指定してください。ここを間違えると、届いても使えないという事態になります。

6位 ソーダストリーム DUO|ガラスカラフェとペットボトルを使い分けられる二刀流

ソーダストリーム DUO(デュオ)

スターターキット価格 29,700円(税込)
キットの内容 本体1台/60L用ガスシリンダー1本/DWSボトル1L(キャップ付)1本/グランドカラフェ(ガラス製)1L 1本
ボトル DWSボトル(70℃以下の食洗機対応)+ガラスカラフェの2種類
電源 不要(手動)
炭酸の強さ調整 ボタンを押す回数で調整
ガスシリンダー 60L クイックコネクト(ピンク)/約2秒で着脱
本体サイズ 約W16.0×D27.5×H43.7cm/約2,700g
ガスの持ち 1日500mlの使用で約120日分(付属シリンダー)
受賞歴 レッドドット・デザイン賞

メリット

  • スターターキットにガラスカラフェとDWSボトルの2本が付属し、場面で使い分けられる
  • ガラスカラフェはそのまま食卓に出せて、来客時にも見栄えがする
  • 付属のDWSボトルは70℃以下の食洗機に対応し、日常使いは手間なし
  • クイックコネクトで約2秒装着、ボトル着脱もワンタッチ
  • レッドドット・デザイン賞を受賞した造形で、置くだけで様になる

デメリット

  • 幅16.0cm・奥行27.5cmと本記事の中でも大きく、設置場所を選ぶ
  • 約2,700gと重く、頻繁に移動させる使い方には不向き
  • スターターキット29,700円と初期費用が高め

DUOは、ソーダストリームで初めてガラスカラフェとプラスチックボトルを併用できるようにしたモデルです。普段は食洗機対応のDWSボトルで気軽に、来客時やお酒を楽しむ夜はガラスカラフェで、という切り替えができます。

ガラスカラフェは口当たりの印象まで変えてくれるので、食卓に炭酸水を出す機会が多い家庭では満足度が高くなります。ただし本体は幅16.0cm・奥行27.5cm・重さ約2,700gと堂々としたサイズですので、置き場所をしっかり確保できることが前提です。付属シリンダーは1日500mlの使用で約120日持つとされています。

7位 ドリンクメイト シリーズ640|142Lシリンダー対応でコスパを重視する家庭向け

ドリンクメイト シリーズ640

スターターセット価格 15,900円(税込)
セット内容 本体1台/60Lガスシリンダー1本/専用ボトル1L/インフューザー/取扱説明書・保証書
電源 不要(非電動)
炭酸の強さ調整 既定量を自動注入(ボタン操作のみ)
水以外への注入 可能(ジュース・お茶・お酒など)
ガスシリンダー 60L/142L マグナムの両対応
本体サイズ 約W16.0×D28.0×H44.4cm/約1.9kg
500mlあたりの目安 約14円(142Lシリンダー運用時)
元が取れる目安 1日1本ペースで約9.5か月

メリット

  • 15,900円と、142L対応モデルの中では手が届きやすい価格
  • 142Lシリンダーを使えば500mlあたり約14円まで単価が下がる
  • ボタンを押すだけで既定量が自動注入され、押す回数を数える必要がない
  • 電源不要なので、置き場所をコンセントに縛られない
  • 水以外の飲みものにも直接炭酸を入れられる

デメリット

  • 注入量が既定値のため、強さを細かく指定する使い方には向かない
  • 142Lシリンダーは大きく重いため、保管スペースと交換時の扱いに注意が必要
  • 幅16.0cm・奥行28.0cmと設置スペースをそれなりに使う

シリーズ640は、ランニングコストをいちばん下げやすいバランス型です。142Lマグナムシリンダーに対応しているので、家族で毎日たくさん飲む家庭では交換の回数が60L運用の半分以下になります。

操作は既定量の自動注入なので、押す回数を数える手間もありません。細かく強さを決めたい人には物足りませんが、毎日同じ調子で作れればいいという家庭にはむしろ扱いやすい方式です。家族4人で1日2L飲む家庭なら、142L運用で年間のガス代が約24,000円。60L運用より1年で9,000円ほど安く収まります。

8位 ソーダストリーム ensō|ステンレスノズルと外せるトレーで手入れがしやすい上位機

ソーダストリーム ensō(エンソウ)

スターターキット価格 33,000円(税込)
キットの内容 本体1台/60L用ガスシリンダー1本/専用1Lボトル(キャップ付)1本/ドリップトレイ1個/クリーニングクロス1枚
ボトル 付属は ensō 1Lボトル(満水1,010ml・適正840ml)/DWSボトル(70℃以下の食洗機対応)も使用可
電源 不要(手動)
炭酸の強さ調整 上面ボタンを押す回数(通常3回・強炭酸5回が目安)
ガスシリンダー 60L クイックコネクト(ピンク)/ブルーシリンダー非対応
本体サイズ 約W10.9×D22.2×H42.5cm/約2,496g
素材の特徴 ステンレス・カーボネーターノズル/取り外せるステンレス製ドリップトレイ
保証 基本2年/会員登録で最長4年

メリット

  • 幅10.9cmと本記事のシリンダー式で最もスリムで、狭いカウンターにも置ける
  • ステンレスノズルとステンレス製ドリップトレイで、質感と手入れのしやすさを両立
  • ドリップトレイが取り外せるので、水滴の掃除がとても簡単
  • 押した回数で強さが決まり、通常3回・強炭酸5回と目安がわかりやすい
  • 電源不要でどこにでも置け、会員登録で最長4年保証

デメリット

  • スターターキット33,000円と、ソーダストリームの中で最も高い初期費用
  • 約2,496gと重く、気軽に持ち上げて移動する用途には向かない
  • 回収に1日1本ペースで約22か月かかるため、飲む量が少ない家庭には過剰

ensōは、素材と使い勝手を突き詰めたソーダストリームの上位モデルです。ステンレスのノズルと取り外し可能なドリップトレイにより、毎日触れる部分の質感と清掃性が一段階上がっています。

注目したいのは幅10.9cmという設置性です。上位機は大きくなりがちですが、ensōは逆にシリーズ内で最もスリム。キッチンに余白が少ない家庭で、それでも見た目にこだわりたいという要望に応えられる機種です。2026年夏のキャッシュバックキャンペーンでは、ensōだけが10,000円と突出したキャッシュバック額に設定されています(2026年9月23日までの購入・先着1万名)。適用されれば実質23,000円ほどになり、上位機としては手が届きやすくなります。

9位 ドリンクメイト シリーズ620|幅13.5cmのスリム設計で4段階調整に対応

ドリンクメイト シリーズ620

スターターセット価格 18,568円(税込/DRM1010 ホワイト・DRM1011 ブラック)
セット内容 本体1台/60Lガスシリンダー1本/専用ボトル1L/インフューザー/取扱説明書・保証書
電源 不要(非電動のオートマチックモデル)
炭酸の強さ調整 4段階(微炭酸から強炭酸まで)
水以外への注入 可能(ジュース・紅茶・お酒・スポーツドリンクなど)
ガスシリンダー 60L/142L マグナムの両対応
本体サイズ 約W13.5×D23.0×H42.5cm/約2kg
交換用シリンダー 142Lは1本3,980円前後(交換用・空容器の返却が必要)

メリット

  • 幅13.5cmと、水以外に使えるモデルの中ではスリムで置きやすい
  • ボタン1つで微炭酸から強炭酸まで4段階に設定できる
  • 142Lシリンダーを使えば交換回数が減り、1Lあたりの単価も下がる
  • 電源不要なので、置き場所をコンセントに縛られない
  • 水以外の飲みものにも直接炭酸を入れられる

デメリット

  • 18,568円と、同じ非電動のシリーズ640より2,600円ほど高い
  • ジュースに使ったあとの洗浄が必要で、水専用機より手入れの手間がある
  • 強さは4段階で、660の6段階に比べると細かさは劣る

シリーズ620は、4段階の強さ調整と省スペース設計を両立させたロングセラーです。幅13.5cm・奥行23.0cmと、同じく水以外に使える660や640より一回り小さく、キッチンの限られた場所にも収まります。

強さを自分で選べるのが640との違いです。炭酸水は強め、ジュースは弱めというように飲みものごとに変えたい人には、この4段階が効いてきます。省スペースと調整幅の両方を求めるなら、ドリンクメイトの中では620がちょうどいい落としどころです。142Lシリンダーにも対応しているので、後からランニングコストを下げる運用にも切り替えられます。

10位 ソーダストリーム E-TERRA|ボタンひとつで炭酸の強さを自動で仕上げる電動式

ソーダストリーム E-TERRA(E-テラ)

スターターキット価格 24,200円(税込)
キットの内容 本体1台/60L用ガスシリンダー1本/DWSボトル1L(キャップ付)1本/電源アダプター・取扱説明書・保証書
ボトル DWSボトル(70℃以下の食洗機対応)/満水1,010ml・適正840ml
電源 必要(電源アダプター使用)
炭酸の強さ調整 弱・中・強の3段階をワンタッチで選択
ガスシリンダー 60L クイックコネクト(ピンク)/ブルーシリンダー非対応
本体サイズ 約W13.0×D19.6×H42.7cm/約1,800g
特徴的な機能 ガス抜きまで全自動/炭酸注入中のブルーLED点灯
保証 基本2年/会員登録で最長4年

メリット

  • 弱・中・強をボタンで選ぶだけなので、誰が作っても同じ強さに仕上がる
  • 注入後のガス抜きまで自動で行われ、あの噴き出す音に驚かされない
  • 力をほとんど使わないので、握力に自信がない方でも扱いやすい
  • 幅13.0cmとシリーズ内でもスリムで、設置しやすい
  • DWSボトル付属で、70℃以下の食洗機にそのまま入れられる

デメリット

  • スターターキット24,200円と、手動モデルより1万円ほど高い
  • 電源が必要なので、コンセント近くにしか置けない
  • 強さは3段階固定で、その中間を狙う微調整はできない

E-TERRAは、すべての操作をワンタッチで完結できる自動式モデルです。手動モデルでありがちな「今日は弱かった」「押しすぎた」というブレがなくなり、毎回同じ味を再現できます。

特に価値が高いのは、家族で共用する場面です。子どもや年配の方でもボタンを押すだけで作れますし、注入後のガス抜きが自動なので大きな音にびっくりすることもありません。強炭酸を安定して作りたい人にとっては、価格差を払う価値のある1台です。回収期間は1日1本ペースで約17か月、家族で1日2本使うなら約8か月と考えておくとよいでしょう。

11位 aarke Carbonator Pro|食洗機で洗えるガラスボトルで飲み口までこだわれる

aarke Carbonator Pro(アールケ カーボネーター プロ)

価格 49,500円(税込)
セット内容 本体1台/専用ガラスボトル1本/予備ガスケット/取扱説明書/クリーニングクロス
ガスシリンダー 付属なし。ソーダストリームの410g/60Lスタンダードタイプを別途購入(新規購入用4,150円)
電源 不要(コードレス)
炭酸の強さ調整 レバーの引き加減
ボトル ガラスボトル800ml(目盛り線まで700ml)/食洗機対応
本体サイズ 51×17×29cm/約3.65kg
素材・カラー ステンレススチール+ガラス/マットブラック・スチールシルバー・サンドベージュ

メリット

  • 付属のガラスボトルは食洗機対応で、においや傷が付きにくく飲み口が変わらない
  • ステンレスとガラスの組み合わせで、キッチンに置いたときの質感が別格
  • ボトルは片手で着脱でき、レバー操作もワンハンドで完結する
  • 電源不要なので設置場所を選ばず、停電時でも使える
  • ソーダストリームの60Lスタンダードシリンダーが使え、ガスの入手先に困らない

デメリット

  • 49,500円+シリンダー代と、本記事で最も初期費用が高い
  • 高さ51cm・重さ3.65kgと大柄で、置き場所の制約が大きい
  • ガラスボトルは割れる可能性があり、扱いに気をつかう

カーボネーター プロは、ガラスボトルで炭酸水を作れる数少ないモデルです。プラスチックボトルは長く使うとにおいや細かい傷が付きますが、ガラスならその心配がなく、飲み口の印象が最後まで変わりません。しかも食洗機に対応しているので、手洗いの手間もかかりません。

価格は49,500円と本記事で最も高く、シリンダーも別売です。1日1本ペースだと回収に3年ほどかかる計算になるため、コスパではなく毎日の一杯の質を優先する人向けという位置づけになります。カーボネーター3と同じくクイックコネクト非対応なので、シリンダーはスタンダードタイプを選んでください。

12位 e-soda ドリンク|幅8cmのスリム設計でせまいキッチンにもすっと収まる

e-soda ドリンク

本体価格 13,200円(税込・ホワイト)/16,500円(シルバー・ブロンズ)
セット内容 本体1台/ボトル/キャップ/取扱説明書・保証書(ガスシリンダー・インフューザーは別売)
ガスシリンダー 専用60Lシリンダー(新規購入用4,150円/交換用2,380円)
電源 不要(手動)
炭酸の強さ調整 ボタンを押す回数で調整
水以外への注入 可能(別売インフューザー3,960円が必要)
本体サイズ 約W8×D16.7×H41.5cm/約443g
作成量の目安 水800ml/清酒600ml/ジュース・ウイスキー500ml/ワイン・焼酎400ml

メリット

  • 幅約8cmと本記事で最もスリムで、コンロ横のわずかなすき間にも置ける
  • 約443gと非常に軽く、片付けたいときにさっと動かせる
  • 電源不要で、別売のインフューザーを使えばジュースやお酒にも直接注入できる
  • 交換用シリンダーが2,380円と、60Lクラスでは安い部類に入る
  • 本体13,200円と、初期費用を抑えて始められる

デメリット

  • ガスシリンダーが別売で、初回は本体代+4,150円がかかる
  • 水以外に使うにはインフューザー3,960円も別途必要になる
  • 専用シリンダーのため、店頭ではなく通販での購入・交換が中心になる
  • 大手2ブランドに比べると取扱店や情報が少ない

e-soda ドリンクは、置き場所の狭さで炭酸水メーカーをあきらめていた人のための1台です。幅約8cmという細さは他機種にはない特徴で、冷蔵庫の横やコンロ脇のすき間にも収まります。重さも約443gと、他機種の4分の1程度しかありません。

別売のインフューザー(3,960円)を追加すればジュースやお酒にも直接注入でき、清酒なら600ml、ワインや焼酎なら400mlまで対応します。一人暮らしで置き場所が限られ、それでも水以外にも使いたいという条件をどちらも満たせる希少なモデルです。シリンダーは専用品で、交換用は2,380円と安く抑えられていますが、通販での購入が基本になる点は覚えておきましょう。

価格帯・使い方別に見るカートリッジ不要タイプの選び分け

12機種を並べても迷うときは、自分の条件から逆算するのがいちばん早道です。よくある4つの条件ごとに、候補を2機種ずつに絞りました。それぞれの切り口に合わせた概要とメリット・デメリットを添えています。

1万円台で始めたい人におすすめのモデル

炭酸水メーカーは本体代を回収してからが本番なので、初期費用が安いほど早く元が取れます。1万円台で買えるカートリッジ不要タイプは、ソーダストリーム GAIAとドリンクメイト シリーズ640の2機種が有力です。

まずはソーダストリーム GAIAです。13,200円というシリンダー式で最安クラスの価格ながら、必要なものは一式そろっています。

スターターキット価格 13,200円(税込)
元が取れる目安 1日1本ペースで約9か月(家族で1日2本なら約4.5か月)
キットの内容 本体1台/60L用ガスシリンダー1本/DWSボトル1L 1本
1年間の総額目安 約20,900円(本体+60Lシリンダー3本交換)
向いている人 まず試してみたい人・一人暮らしで飲む量が読めない人

メリット

  • 本体代が安いぶん、回収までの期間が12機種で最短
  • 安価でもクイックコネクト対応で、交換のラクさは上位機と同じ
  • 付属のDWSボトルは70℃以下の食洗機に対応している

デメリット

  • 強さの調整はボタンを押す回数のみ
  • 水専用で、ジュースやお酒には直接使えない

ソーダストリーム GAIA(ガイア)

もう1つの候補がドリンクメイト シリーズ640です。本体は15,900円とGAIAより2,700円高いものの、142Lシリンダーが使えるぶん、飲む量が多い家庭では総額が逆転します。

スターターセット価格 15,900円(税込)
元が取れる目安 1日1本ペースで約9.5か月(142L運用時)
セット内容 本体1台/60Lガスシリンダー1本/専用ボトル1L/インフューザー
1年間の総額目安 約21,000円(本体+142Lシリンダー約1.3本分)
向いている人 家族で毎日飲む人・後からガス代を下げたい人

メリット

  • 142Lシリンダー運用で500mlあたり約14円まで下げられる
  • 1万円台で水以外への直接注入にも対応する
  • 電源不要で、ボタンを押すだけの自動注入

デメリット

  • 注入量が既定値のため、強さの細かい指定はできない
  • 幅16.0cm・奥行28.0cmと設置スペースが必要

ドリンクメイト シリーズ640

ジュースやお酒もそのまま炭酸にしたい人におすすめのモデル

水専用機では、炭酸水を作ってから割るしかありません。果汁やお酒に直接ガスを入れたいなら、ドリンクメイトかe-sodaの二択になります。ここでは調整幅で選ぶシリーズ660と、細かく段階を選べるシリーズ620を挙げます。

まずはドリンクメイト シリーズ660。6段階の調整に対応しており、飲みものごとに炭酸感を変えられる自由度が最大の魅力です。

スターターセット価格 23,900円(税込)
炭酸の強さ調整 6段階(飲みものごとに変えられる)
使える飲みもの 水・ジュース・お茶・お酒・スポーツドリンクなど
注入後の手入れ 水以外に使った後はノズルまわりの洗浄が必要
向いている人 果実サワーやスパークリングワインを自作したい人

メリット

  • 6段階の調整で、ジュースは弱め・炭酸水は強めと使い分けられる
  • ガス残量が5%刻みで表示され、作りかけで切れる失敗を防げる
  • 充電式コードレスで、食卓まで持っていって作れる

デメリット

  • 水以外に使うたびに洗浄の手間が増える
  • 23,900円と、水専用の同クラスより高い

ドリンクメイト シリーズ660

価格を抑えつつ段階調整も欲しいなら、ドリンクメイト シリーズ620が現実的です。4段階の調整に対応し、幅13.5cmとスリムなので置き場所も選びません。

スターターセット価格 18,568円(税込)
炭酸の強さ調整 4段階(微炭酸から強炭酸まで)
使える飲みもの 水・ジュース・紅茶・お酒・スポーツドリンクなど
電源 不要(充電も配線も不要)
向いている人 水以外にも使いたいが、価格と設置性も譲れない人

メリット

  • 水以外に使えるモデルとしては18,568円と手頃
  • 幅13.5cmで、660より一回りコンパクト
  • 電源も充電も不要で、いつでもすぐ使える

デメリット

  • 調整は4段階で、660の6段階ほど細かくない
  • ガス残量の数値表示はない

ドリンクメイト シリーズ620

一人暮らしで置き場所が限られる人におすすめのモデル

一人暮らしのキッチンは、作業スペースそのものが限られています。幅10cm前後で置ける機種を選べば、調理の邪魔になりません。候補はe-soda ドリンクとソーダストリーム ensōです。置ける場所から家電を決める考え方は、一人暮らし向けウォーターサーバーの選び方でも同じように役立ちます。

まずはe-soda ドリンク。幅約8cmという細さは、12機種の中でも群を抜いています。

本体価格 13,200円(税込・ホワイト/ガスシリンダー別売)
本体サイズ 約W8×D16.7×H41.5cm/約443g
ガスシリンダー 専用60L(新規4,150円/交換用2,380円)
水以外への注入 可能(別売インフューザー3,960円が必要)
向いている人 すき間に置きたい人・使うときだけ出したい人

メリット

  • 幅約8cmで、家電のすき間や吊り戸棚の下にも置ける
  • 約443gと軽く、シンク下から出し入れする運用も苦にならない
  • 一人暮らしでも交換用シリンダー2,380円でガス代を抑えられる

デメリット

  • 初回はシリンダー代4,150円が別途必要
  • 交換は通販中心で、店頭でその日に受け取ることは難しい

e-soda ドリンク

見た目と省スペースを両立したいなら、ソーダストリーム ensōが選択肢に入ります。幅10.9cmと細いうえ、ステンレスの質感で出しっぱなしでも生活感が出ません。

スターターキット価格 33,000円(税込)
本体サイズ 約W10.9×D22.2×H42.5cm/約2,496g
キットの内容 本体1台/60L用ガスシリンダー1本/専用1Lボトル1本/ドリップトレイ/クリーニングクロス
手入れ ドリップトレイが取り外せて水滴の掃除が簡単
向いている人 狭くても質感を妥協したくない人

メリット

  • 幅10.9cmで、ワンルームの狭いカウンターにも置ける
  • ステンレスの外観で、出しっぱなしでもインテリアになじむ
  • 電源不要なので、コンセントが少ない部屋でも設置場所を選ばない

デメリット

  • 33,000円と初期費用が高く、少量しか飲まないなら回収に時間がかかる
  • 約2,496gと重く、頻繁な出し入れには向かない

ソーダストリーム ensō(エンソウ)

キッチンの見た目にこだわりたい人におすすめのモデル

炭酸水メーカーは基本的に出しっぱなしで使う家電です。毎日目に入るものだからこそ、素材と佇まいで選ぶ価値があります。ここではaarke Carbonator 3とソーダストリーム ARTを挙げます。

まずはaarke Carbonator 3。全体がステンレススチールで覆われ、キッチン家電というより道具に近い存在感があります。

価格 29,700円(税込・シリンダー別売)
素材 ステンレススチール(スウェーデン・ストックホルムでデザイン)
カラー スチールシルバー/マットブラック/マットホワイト/バーガンディ/ヘリテージグリーン
操作 レバーの引き加減で強さを決める手動式
向いている人 キッチンの見た目を最優先したい人

メリット

  • 継ぎ目の少ないステンレスボディで、指紋や傷が目立ちにくい
  • 5色展開で、キッチンの色調に合わせて選べる
  • 電源不要のコードレス設計で、配線が視界に入らない

デメリット

  • ガスシリンダーが別売で、初期費用は実質33,850円ほど
  • クイックコネクト非対応で、スタンダードタイプの指定が必要

aarke Carbonator 3(アールケ カーボネーター3)

レトロな雰囲気が好みなら、ソーダストリーム ARTがよく合います。木目調のレバーを備えたクラシックな意匠で、操作する所作まで楽しめる1台です。

スターターキット価格 19,800円(税込)
デザインの特徴 木目調レバーを備えたレトロクラシックな造形
操作 レバーを押し下げる回数と加減で調整
キットの内容 本体1台/60L用ガスシリンダー1本/DWSボトル1L 1本
向いている人 見た目と操作感の両方を楽しみたい人

メリット

  • デザイン重視のモデルとしては19,800円と手が届きやすい
  • シリンダーが付属するので、買ってすぐ使い始められる
  • 数量限定カラーが登場することもあり、選ぶ楽しみがある

デメリット

  • 幅15.5cm・奥行24.5cmと、置き場所はそれなりに必要
  • レバー操作に力がいるため、力の弱い方には扱いにくいことも

ソーダストリーム ART(アート)

カートリッジ不要の炭酸水メーカーを使うメリット

カートリッジ不要タイプを選ぶ理由は、単に安いからだけではありません。毎日の暮らしがどう変わるのかを4つの側面から整理します。

使い捨てのゴミが出ず、シリンダーは何度でも交換して使える

ガスシリンダーは空になっても捨てるものではなく、販売店やメーカーに戻して中身入りと交換する循環型の容器です。使い捨てカートリッジのように、作るたびにゴミ箱がいっぱいになることはありません。

ペットボトルの削減効果も見逃せません。1日500mlを1本飲む家庭なら年間365本、家族4人で1日2Lなら年間1,460本のペットボトルが不要になります。環境省のプラスチック・スマートの取り組みでも、使い捨てプラスチックを減らす行動の一つとして繰り返し使える容器への切り替えが挙げられています。

洗って乾かして分別して、という一連の家事が減るのも実感しやすい変化です。ゴミ出しの回数そのものが軽くなるので、集合住宅で置き場所に困っていた人ほど効果を感じやすいでしょう。

500mlあたり約20円で市販の炭酸水よりぐっと安くなる

60Lシリンダーの交換価格は1本2,580円(税込)。これで60L分=500mlボトル約120本を作れるので、1本あたり約21円という計算になります。2本セットで交換すれば1本2,290円まで下がり、単価は約19円です。

市販の500mlペットボトル炭酸水は、箱買いしても1本60〜70円ほどが目安です。仮に70円とすると、1本作るたびに約49円が浮く計算になります。1日1本なら年間約17,900円、家族で1日4本なら年間約71,500円の差です。

142Lのマグナムシリンダーに対応するドリンクメイトなら、500mlあたり約14円までさらに下がります。飲む量が多い家庭ほど、この単価差が効いてきます。水道水をそのまま使えるかどうかも気になるところですが、水道水は環境省が示す水質基準にもとづいて管理されており、そのまま冷やして使えます。

飲みたいときにすぐ、好みの強さの炭酸が作れる

市販の炭酸水は開けた瞬間から炭酸が抜けていきます。飲みきれずに翌日まわしにして、気の抜けた炭酸水を捨てた経験がある人も多いはずです。自宅で作れば、飲む直前に必要な量だけ作れるので、いつでも作りたての刺激を楽しめます

強さを自分で決められるのも大きな利点です。ボタンを押す回数やレバーの加減で微炭酸から強炭酸まで自在に変えられるので、朝は軽めに、夜のハイボールにはしっかり強めに、といった使い分けができます。家族で好みが違っても、その場で調整できるのは市販品にはない価値です。

コツは、しっかり冷やした水を使うこと。二酸化炭素は水温が低いほど溶け込みやすいため、5℃前後まで冷やした水を使うと、同じ操作でも体感の強さがはっきり変わります。

ペットボトルの買い置きと運ぶ手間から解放される

500mlのペットボトル24本入りは1箱で約12kgあります。家族で毎日飲むなら月に2〜3箱。これを買って運んで、玄関や床下収納に積んでおくという作業が、ガスシリンダー1本の交換に置き換わります

置き場所の負担も変わります。ペットボトルの箱は場所を取りますが、シリンダーは60Lタイプで直径10cm前後・高さ30cm弱。予備を1本持っておいてもキッチンの隅に収まります。買い置きスペースが空くだけでも、狭い部屋では効果が大きいはずです。

台風や大雪で買い物に行けない日も、シリンダーさえあれば水道水から炭酸水を作れます。備蓄という観点でも、まとめ買いに頼らない選択肢を持っておく意味はあります。

買う前に知っておきたいカートリッジ不要タイプの弱点

良いことばかりではありません。買ってから気づきやすい弱点を、あらかじめ5つ挙げておきます。ここを納得できるかどうかが、満足度の分かれ目です。

本体価格はカートリッジ式より高くなりやすい

カートリッジ式は1万円を切るモデルもありますが、本記事で紹介したシリンダー式のスターターキットは13,200円から、上位機になると49,500円まで幅があります。最初にまとまった金額が必要になるのは事実です。なお、水専用と割り切れるなら、60Lシリンダーが付いて9,900円のドリンクメイト シリーズ580のように1万円を切るシリンダー式もあります。

ただし、これは前払いか後払いかの違いでもあります。カートリッジ式は1Lあたり約96円のガス代がずっとかかり続けるため、飲む量が増えるほど総額は逆転します。1日1本ペースなら、シリンダー式は9〜10か月で本体代を回収できる計算です。

判断の目安は、週にどれくらい炭酸水を飲むかです。週に2〜3本しか飲まないなら市販のペットボトルで十分ですが、週5本以上飲むならシリンダー式のほうが早く得になります。

ガスシリンダーは自治体のゴミに出せず、交換・返却が必要

いちばん誤解が多いのがここです。ガスシリンダーは高圧の二酸化炭素を充填した容器であり、家庭ゴミとして捨てることはできません。空になったら販売店やメーカーに返却し、中身の入ったものと交換するのが唯一の扱い方です。

高圧ガスを充填した容器の製造・充填は法令にもとづいて管理されており、高圧ガス保安協会などが安全確保の枠組みを担っています。市販の互換シリンダーや詰め替えサービスの中には、正規の流通と異なるものも混じるため、メーカーが案内する方法以外での充填・改造は避けてください

引っ越しや処分のときも同じです。使わなくなったら販売店に相談すれば引き取ってもらえます。買う前に「やめるときどうするか」まで確認しておくと安心です。

取扱店が近くにないと交換が面倒になる

ソーダストリームは全国11,000店舗以上で交換に対応していますが、地域によっては近所に取扱店がないこともあります。ドリンクメイトやe-sodaのような専用シリンダーの場合、店頭在庫はさらに限られます。

対策は2つあります。1つは公式オンラインの宅配交換を使うこと。注文して届いた配達員に空のシリンダーを渡すだけで完結するので、店に行く必要がありません。もう1つは予備を1本持っておくことです。切れてから動くのではなく、切れる前に交換しておけば炭酸水が作れない日をゼロにできます

購入前に、自宅から通える範囲に交換できる店が何軒あるかを調べておきましょう。ここを確認しないまま買った人ほど、あとで面倒だと感じやすくなります。

背が高くシンク下や吊り戸棚の下に入らないことがある

本記事で紹介した機種の高さは、いちばん低いソーダストリーム TERRAで42.5cm、いちばん高いaarke Carbonator Proで51cmです。さらにボトルを真上に抜き差しする余裕が10cm前後必要になるため、実質50〜60cmの空間が要ります。

吊り戸棚の下は多くの場合40〜50cmしかありません。ここに置こうとして入らなかった、置けたけれどボトルが抜けなかった、というのはとてもよくある失敗です。買う前に、置きたい場所の高さをメジャーで必ず測ってください

幅の確認も忘れずに。ソーダストリーム ensōの10.9cmやe-soda ドリンクの約8cmなら大抵の場所に収まりますが、ドリンクメイト シリーズ660やソーダストリーム DUOは幅16cm・奥行28cm前後を要します。

メーカーが違うとガスシリンダーは使い回せない

ガスシリンダーには規格があり、基本的にメーカーをまたいでの使い回しはできません。さらに同じソーダストリームでも、現行のクイックコネクト(ピンク)と従来のスタンダード(ねじ込み式)は互換性がありません。

やや複雑なのがaarkeです。カーボネーター3とカーボネーター プロはソーダストリームの410g/60Lスタンダードタイプにのみ対応し、クイックコネクトのピンクシリンダーは使えません。ソーダストリームから買い替える場合、手持ちのシリンダーがそのまま使えるとは限らないので注意が必要です。

ドリンクメイトとe-sodaもそれぞれ専用シリンダーです。買い替えを検討するときは、いま持っているシリンダーが新しい機種で使えるかを必ず確認してください。ここを見落とすと、届いた日に使えないという事態になります。

ガスシリンダーはどこで交換できる?入手ルート別の手間と値段

カートリッジ不要タイプを長く使ううえで避けて通れないのが、ガスシリンダーの交換です。ルートごとの手間と値段を比べておきましょう。

家電量販店やスーパーの店頭で交換する

店頭交換は、空になったシリンダーを店に持ち込み、交換用シリンダーを購入するという流れです。持っていくのはシリンダー本体だけで、箱や購入時のレシートは基本的に不要です。ソーダストリームの60Lシリンダーの交換価格は1本2,580円(税込)となっています。

取扱店は家電量販店、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターなど幅広く、日常の買い物のついでに済ませられるのが利点です。店舗独自のポイント還元やセールが適用されることもあり、公式より実質的に安くなる場合もあります。

注意点は、店によって在庫の有無や取り扱いサイズが異なること。ドリンクメイトの142Lマグナムシリンダーのように、店頭では扱いが少ないサイズもあります。出かける前に取り扱いを確認しておくと二度手間になりません。

公式オンラインの2本セット便で自宅に届けてもらう

公式オンラインショップの交換は、注文して届いた配達員に空のシリンダーを渡すだけで完結します。24時間いつでも注文でき、重いシリンダーを持って外出しなくてよいのが最大の利点です。

金額面でも有利です。ソーダストリームの交換用2本セットは4,580円(税込)で、1本あたり2,290円まで下がります。定期的に届くお得便のコースを使えば送料や手数料の負担も抑えられます。空容器を返さない新規購入用は1本4,150円と割高なので、2本目以降は必ず交換用を選んでください。

e-sodaのように専用シリンダーを使う機種でも、交換用は2,380円で用意されています。店頭在庫に左右されない点も含め、通販が中心のブランドではむしろこちらが標準の運用になります。

通販で買える互換シリンダーを使うときの注意点

通販サイトでは、メーカー純正より安い互換シリンダーや、充填サービスを見かけることがあります。ただし、ガスシリンダーは高圧ガスを扱う容器であり、正規のルートを外れると安全面のリスクが生じます

メーカーは純正以外のシリンダーの使用を推奨していません。規格が合わずガス漏れが起きたり、本体側の接続部を傷めて保証の対象外になったりする可能性もあります。数百円の差額のために、本体そのものを壊すリスクを取る価値はありません

万一のトラブルに備えて、購入前に事故情報を調べておくのも有効です。国民生活センターの事故情報データバンクや、NITEの製品事故情報では、家庭用品に関する事故事例を検索できます。あわせて消費者庁のリコール情報サイトで、対象製品が出ていないかも確認しておくと安心です。

ガスが減ってきたサインと交換のタイミング

いちばん分かりやすいサインは、同じ操作をしているのに炭酸が弱くなったという変化です。いつもボタンを3回押していたのに泡立ちが物足りない、注入時の音が短く軽くなった、という段階でガスは残り少なくなっています。

ドリンクメイト シリーズ660のようにガス残量が5%刻みで表示される機種なら、数値で判断できます。表示のない機種では、シリンダーを軽く持ち上げて重さの変化を見るのが実用的な方法です。空に近づくと明らかに軽くなります。

おすすめは、予備を1本持っておく運用です。交換用は2本セットのほうが1本あたり単価が安いので、最初から2本まとめて交換すれば、コストを抑えながら予備も確保できます。保管するときは高温になる場所や直射日光の当たる場所を避け、立てた状態で置いてください。

1年・3年でいくら差が出る?本体代込みの総額シミュレーション

ここでは実際の金額で比べます。市販の500mlペットボトル炭酸水を1本70円(箱買いの目安)、ソーダストリームの60Lシリンダー交換を2,580円、ドリンクメイトの142Lシリンダー交換を3,980円として計算しました。

一人暮らしで毎日500ml飲む場合の総額

1日500mlなら年間182.5L。60Lシリンダーで割ると年間約3本の交換が必要です。ソーダストリーム GAIA(13,200円)で始めた場合の総額は次のようになります。

期間 本体代 ガス代 合計 市販ペットボトル 差額
1年目 13,200円 7,740円 20,940円 25,550円 4,610円お得
2年目まで 13,200円 15,480円 28,680円 51,100円 22,420円お得
3年目まで 13,200円 23,220円 36,420円 76,650円 40,230円お得

1年目は本体代がのしかかるので差は小さく見えますが、2年目以降はガス代しかかからないため、差が一気に開きます。3年使えば4万円以上の違いです。

飲む量が読めないうちは、本体代の安いGAIAやe-soda ドリンクから始めるのが無難です。初期費用が低いほど、途中でやめたときの損も小さく済みます

家族4人で1日2L飲む場合の総額

1日2Lなら年間730L。60Lシリンダーだと年間約13本、142Lシリンダーなら年間約6本の交換で足ります。ソーダストリーム TERRA(14,850円・60L運用)とドリンクメイト シリーズ640(15,900円・142L運用)で比べます。

期間 TERRA(60L運用) シリーズ640(142L運用) 市販ペットボトル 640の節約額
1年目 48,390円 39,780円 102,200円 62,420円お得
2年目まで 81,930円 63,660円 204,400円 140,740円お得
3年目まで 115,470円 87,540円 306,600円 219,060円お得

飲む量が多い家庭では、本体価格の差よりもガスの単価差のほうがはるかに効いてきます。3年間で見るとTERRAとシリーズ640では約28,000円の開きが出ます。

家族で毎日たっぷり飲むなら、142Lシリンダーに対応した機種を選ぶのが正解です。本体が数千円高くても、1年経たずに元を取り返せます

市販のペットボトルを買い続けた場合との差額

市販の500mlペットボトル炭酸水を1本70円とすると、シリンダー式で作った場合の約21円との差は1本あたり約49円です。この差が積み重なると次のようになります。

1日の本数 年間の本数 市販の年間費用 自作の年間ガス代 年間の差額
1本(500ml) 365本 25,550円 7,740円 17,810円
2本(1L) 730本 51,100円 15,480円 35,620円
4本(2L) 1,460本 102,200円 33,540円 68,660円

金額以外の差もあります。1日4本飲む家庭なら年間1,460本のペットボトルが不要になり、買い出し・保管・分別・ゴミ出しの手間がまるごと減ります

強めの炭酸を作るとガスの消費は増えるので、実際の単価は表より少し上がります。強炭酸派の人は1本あたり30〜33円程度で見積もっておくと、想定と実際のズレが小さくなります。

本体代の元が取れるまでの目安は何か月か

市販品との差額(1本あたり約49円)で本体代を割ると、回収に必要な本数と期間が分かります。1日1本ペースで飲んだ場合の目安は次のとおりです。

機種 初期費用 回収に必要な本数 1日1本での期間 1日2本での期間
ソーダストリーム GAIA 13,200円 約269本 約9か月 約4.5か月
ソーダストリーム TERRA 14,850円 約303本 約10か月 約5か月
ドリンクメイト シリーズ640 15,900円 約284本 約9.5か月 約4.7か月
ソーダストリーム E-TERRA 24,200円 約494本 約17か月 約8か月
ソーダストリーム ensō 33,000円 約673本 約22か月 約11か月
aarke Carbonator 3 33,850円 約691本 約23か月 約11.5か月
aarke Carbonator Pro 53,650円 約1,095本 約36か月 約18か月

飲む量が多いほど回収は早まります。家族で1日2本飲むなら、多くの機種が半年前後で元を取れる計算です。

逆に週2〜3本しか飲まない人は、回収まで2〜3年かかることになります。その場合は本体代の安い機種を選ぶか、市販のペットボトルのままにしておくほうが合理的です。

使うのをやめた人の理由から逆算する、失敗しない選び方

買ったのに使わなくなった人には、共通したつまずき方があります。先回りして対策しておけば、同じ道をたどらずに済みます。ウォーターサーバーでも同じような理由が語られており、ウォーターサーバーをやめた理由と重なる部分が少なくありません。

交換が面倒でやめた人は取扱店とお届け便から確認する

やめた理由でいちばん多いのが、シリンダー交換の面倒さです。ただし内訳を見ると、近所に取扱店がなかった、交換方法を知らずに買った、というケースがほとんどです。

対策は購入前に決まります。自宅から通える範囲に交換できる店が何軒あるかを調べ、なければ最初から公式の宅配交換を前提にしておくこと。宅配なら配達員に空容器を渡すだけで完結するので、そもそも外出が発生しません。

さらに、装着方式でも手間は変わります。ソーダストリームの現行モデルはクイックコネクトで約2秒。ねじ込み式が硬くて嫌になった、という古い体験談は現行モデルには当てはまりません

炭酸が弱くて物足りなかった人は強度調整の段数を見る

市販の強炭酸水に慣れていると、初期設定のままでは物足りなく感じることがあります。これは機種の性能というより、調整幅と使い方の問題であることが多いです。原因の切り分け方は炭酸が弱くなる理由と強炭酸にするコツで詳しくまとめています。

まず確認したいのが水温です。二酸化炭素は冷たい水ほど溶け込むので、5℃前後まで冷やした水を使うだけで体感は大きく変わります。そのうえで、ボタンを押す回数を増やす、レバーを長めに押し下げるといった調整をしてみてください。

それでも足りないなら、6段階調整のドリンクメイト シリーズ660や、レバーで加減を決められるソーダストリーム ART・aarkeシリーズのように、上まで詰められる機種を選ぶのが確実です。逆に電動3段階のE-TERRAは、安定性と引き換えに中間の微調整ができません。

置き場所に困った人は高さと電源の有無をはかっておく

置き場所の失敗は、買ってからでは取り返しがつきません。高さ42〜51cm+ボトルを抜く余裕10cm前後が必要だと分かっていれば、吊り戸棚の下という選択肢は最初から消えます。

幅と奥行も同時に測っておきましょう。ソーダストリーム ensōの幅10.9cm、e-soda ドリンクの幅約8cmなら大抵の場所に収まりますが、ドリンクメイト シリーズ660やソーダストリーム DUOは幅16cm・奥行28cm前後を使います。

電源の有無も置き場所を左右します。電動式のE-TERRAはコンセントの近くにしか置けません。キッチンの作業台はコンセントが埋まりがちなので、手動式を選んでおくと設置の自由度が保てます。

洗うのが面倒だった人はボトルの本数と食洗機対応で選ぶ

毎日使う道具は、洗う手間が続けやすさを決めます。ソーダストリームの現行スターターキットに付属するのはDWSボトル(70℃以下の食洗機に対応)なので、他の食器と一緒に食洗機へ入れられます。手洗いが前提の機種とは負担が違います。

ボトルの本数も効いてきます。1本しかないと、洗っている間は作れません。家族で使うなら2本体制にしておくと、洗う・使うを回せて途切れません。ソーダストリーム DUOのスターターキットのようにDWSボトルとガラスカラフェが1本ずつ付くモデルなら、最初から使い分けができます。

ジュースやお酒に使う機種は、注入後にノズルまわりの洗浄が必要です。水しか作らないと決めているなら、水専用機のほうが日々の手間は確実に軽くなります

炭酸水メーカーがあると広がる家飲みと料理の楽しみ方

炭酸水メーカーは、飲みものを作る道具にとどまりません。せっかく買うなら、使い道を広げて元を取りましょう。

自家製レモンスカッシュやクラフトコーラを作る

市販の炭酸飲料は甘さが決まっていますが、自分で作れば甘さも炭酸の強さも好みに合わせられます。レモン果汁大さじ1にはちみつ小さじ2、そこへ強めに作った炭酸水を注げば、砂糖控えめのレモンスカッシュができあがります。

クラフトコーラのシロップやジンジャーシロップを常備しておくのもおすすめです。炭酸水で割るだけなので手間はかかりません。市販のペットボトル飲料を買う回数が減り、糖分のとりすぎも自分でコントロールできます

なお、水専用機の場合は先に炭酸水を作ってから割るのが鉄則です。シロップを入れた状態でガスを注入すると、吹きこぼれや故障の原因になります。ドリンクメイトやe-sodaのように水以外に対応する機種だけが、直接注入できます。

好みの濃さで作るハイボールと果実サワー

家飲みの満足度がいちばん変わるのがハイボールです。市販の炭酸水は開けた瞬間から抜けていきますが、作りたてなら泡の勢いがまるで違います。ウイスキー1に対して炭酸水3〜4が基本の比率で、氷を入れたグラスに静かに注ぐと炭酸が長持ちします。

果実サワーも簡単です。焼酎に生のレモンやグレープフルーツを搾り、強めに作った炭酸水を注ぐだけ。市販の缶チューハイと違って甘味料の量を自分で決められるので、お酒の味を素直に楽しめます

飲みすぎには気をつけましょう。炭酸で割ると口当たりが軽くなり、つい杯が進みます。厚生労働省の健康に配慮した飲酒に関するガイドラインでは、生活習慣病のリスクを高める純アルコール量として1日あたり男性40g・女性20g以上が示されています。この目安を意識して、休肝日を挟みながら楽しむのが長く続けるコツです。

天ぷらの衣やパンケーキをふんわり仕上げる

料理にも使えます。天ぷらの衣を水ではなく炭酸水で溶くと、加熱時に気泡が抜けて生地に細かい空洞ができ、軽くサクッとした食感に仕上がります。冷えた炭酸水を使うとグルテンの働きも抑えられ、べたつきにくくなります。

パンケーキやお好み焼きの生地に加えるのも同じ理屈です。ふくらみが出て口当たりが軽くなります。使う量は水の代わりに同量でよく、混ぜすぎないことがふんわり仕上げるコツです。

炊飯に少量加えるとお米が立つ、肉を炭酸水に浸すと柔らかくなる、といった使い方も知られています。作りたての炭酸水がいつでも手に入るからこそ試せる楽しみ方です。パン好きの方なら、お取り寄せできるパン通販と組み合わせて、休日の朝食を少し贅沢にするのもおすすめです。

お取り寄せスイーツやおつまみに合わせる強炭酸の使い分け

炭酸水は、食べるものによって最適な強さが変わります。脂ののった料理や揚げものには強炭酸が合い、口の中をさっぱりと切り替えてくれます。焼き鳥や唐揚げ、チーズなどの濃いおつまみには、しっかり強めに作った1杯がよく働きます。

一方、繊細な和菓子やフルーツを使ったスイーツには、微炭酸のほうが素材の味を邪魔しません。甘いものに合わせるなら弱めに作り、少し冷やしすぎないほうがバランスが取れます

こうした使い分けができるのは、その場で強さを決められるシリンダー式ならではです。市販のペットボトルでは強炭酸と微炭酸を両方買い置きする必要がありますが、1台あれば両方まかなえます。来客時に強さを聞いて作り分けられるのも、ちょっとしたもてなしになります

カートリッジ不要の炭酸水メーカーのよくある質問

最後に、購入前によく寄せられる疑問をまとめて解消しておきます。

カートリッジ不要とガス不要は同じ意味ですか?

違います。カートリッジ不要は、使い捨てのガスカートリッジではなく繰り返し交換して使うガスシリンダーを採用しているという意味です。ガス自体は使います。

一方のガス不要は、重曹とクエン酸の化学反応で二酸化炭素を発生させる方法を指すことが多く、ガスシリンダーもカートリッジも使いません。ただし反応後の水にはクエン酸ナトリウムやナトリウムが残るため、塩気のある後味になり、炭酸も弱めです。

毎日おいしい炭酸水を飲みたいなら、この記事で紹介したガスシリンダー式が現実的な選択になります。

ガスシリンダーは家庭ゴミとして捨てられますか?

捨てられません。ガスシリンダーは高圧の二酸化炭素を充填した容器なので、自治体の資源ゴミや不燃ゴミには出せません。空になったら販売店やメーカーに返却し、中身の入ったものと交換します。

引っ越しや使用をやめる場合も、購入した販売店やメーカーに相談すれば引き取ってもらえます。ベランダや物置に放置せず、必ず正規のルートで戻してください

穴を開ける、詰め替える、改造するといった行為は絶対にしないでください。高圧ガス容器の取り扱いは法令にもとづいて管理されています。

ソーダストリームとドリンクメイトのシリンダーは共通で使えますか?

共通では使えません。メーカーごとに規格が異なり、ソーダストリームのシリンダーをドリンクメイトに取り付けることはできません。e-sodaも専用シリンダーです。

同じソーダストリームの中でも注意が必要です。現行のクイックコネクト(ピンク)と従来のスタンダード(ねじ込み式)は互換性がありません。aarke Carbonator 3・Carbonator Proはスタンダードタイプのみ対応で、ピンクのクイックコネクトは使えません。

買い替えのときは、手持ちのシリンダーが新しい機種で使えるかを必ず確認してください。

作った炭酸水はどれくらい炭酸が持ちますか?

専用ボトルのキャップをしっかり締めて冷蔵庫で保管すれば、2〜3日はある程度の炭酸感が残ります。ただし、作りたてのシュワッとした刺激は時間とともに確実に弱まります。

長持ちさせるコツは3つ。ボトルの空気の量をなるべく減らすこと、開けたらすぐ締めること、そして冷蔵庫で冷やしたままにすることです。温度が上がるほど二酸化炭素は抜けやすくなります

とはいえ、いつでも作れるのがこのタイプの利点です。作り置きせず、飲む分だけそのつど作るのがいちばんおいしい飲み方です。

ジュースやお酒に直接炭酸を入れても壊れませんか?

対応機種かどうかで答えが変わります。ソーダストリームの現行モデルはすべて水専用で、ジュースやお酒への直接注入はできません。無理に行うと吹きこぼれや故障の原因になります。

ドリンクメイト(シリーズ660・640・620など)とe-soda ドリンクは、インフューザーという部品を使うことでジュース・お茶・お酒・スポーツドリンクにも直接注入できます。ドリンクメイトはスターターセットにインフューザーが付属し、e-sodaは別売(3,960円)です。ただし、糖分や果肉を含む液体は泡立ちやすいため、規定量を必ず守ってください。

水以外に使った後は、ノズルまわりを洗浄する必要があります。この手間を許容できるかどうかが、水専用機との分かれ目です。

お手入れはどのくらいの頻度で必要ですか?

水しか使わない場合、日常の手入れはボトルを洗うことと、注入ノズルまわりの水滴を拭き取ることで十分です。ソーダストリームのDWSボトルは70℃以下の食洗機に対応しているので、他の食器と一緒に洗えます。

ジュースやお酒に使った場合は、そのつどノズルを洗浄してください。糖分が残ると、においやべたつき、詰まりの原因になります。使ったらすぐ洗うのが基本です。

本体は水につけられません。汚れは固く絞った布で拭き取ります。ソーダストリーム ensōのようにドリップトレイが取り外せる機種なら、水滴の掃除がぐっと簡単になります。

電気代はかかりますか?停電中でも使えますか?

本記事で紹介した機種のうち、電源が必要なのはソーダストリーム E-TERRA(電源アダプター)とドリンクメイト シリーズ660(充電式)だけです。それ以外はすべて電源不要の手動式で、電気代はかかりません。

手動式なら停電中でも問題なく使えます。災害時に水道が使える状況であれば、備蓄した水から炭酸水を作ることもできます。防災の観点でも、電源不要というのは意外に大きな利点です。

電動式の消費電力もごくわずかで、電気代を気にする水準ではありません。ただしコンセントの位置に置き場所が縛られる点は、購入前に確認しておきましょう。

まとめ|カートリッジ不要の炭酸水メーカーで毎日の炭酸水をもっと手軽に

カートリッジ不要=ガスシリンダー式の炭酸水メーカーは、使い捨てのゴミが出ず、500mlあたり約21円という安さで作りたての炭酸水を楽しめるのが最大の魅力です。市販のペットボトルと比べると1本あたり約49円の差があり、1日1本ペースでも9〜10か月ほどで本体代を回収できます。

迷ったら、まずはソーダストリーム TERRA(14,850円)が無難な選択です。クイックコネクトで交換が約2秒、幅13.5cmで置きやすく、DWSボトルは70℃以下の食洗機に対応しています。初期費用を抑えたいならソーダストリーム GAIA(13,200円)、ジュースやお酒にも使いたいならドリンクメイト シリーズ660(23,900円)、ガス代を下げたい家庭ならドリンクメイト シリーズ640(15,900円)が候補になります。

買う前に確認したいのは3つだけです。置きたい場所の高さと幅を測ること、近所に交換できる店があるか調べること、そして自分が週に何本飲むかを見積もること。この3点さえ押さえておけば、使わなくなる失敗はほとんど防げます。水道水をそのまま使えるので、浄水型のウォーターサーバーと組み合わせて、飲み水まわりをまとめて見直すのもおすすめです。

毎日の炭酸水を、買ってくるものから作るものへ。その切り替えは、家計にも手間にも、思っている以上に大きな余裕を生んでくれます。

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