【2026年最新】赤ちゃんのミルクにおすすめのウォーターサーバーランキング11選|軟水・子育て家庭向けを比較

生まれたばかりの赤ちゃんとの毎日は、想像していた以上に授乳の連続です。とくに粉ミルクは、そのつどお湯を沸かして、人肌まで冷まして、と手間がかかります。夜中に何度も起きて調乳するうちに、心も体もヘトヘトになってしまうママ・パパは少なくありません。

そんな調乳の負担をぐっと軽くしてくれるのが、赤ちゃんのミルク作りに使えるウォーターサーバーです。70〜75℃前後のお湯と冷水がボタンひとつで出せるので、お湯を沸かして冷ます工程がまるごと省けます。硬度の低い軟水を選べば、赤ちゃんの未熟な内臓に負担をかけにくい点も安心です。

この記事では、赤ちゃんのミルク作りという視点で本当に使えるウォーターサーバーを、軟水かどうか・お湯の温度・チャイルドロック・子育て家庭向けのお得なプランといった観点から11機種にしぼって比較しました。天然水タイプと浄水型タイプの違いや、災害時の備えとしての使い方、正しいミルクの作り方までまとめています。はじめてのサーバー選びで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてください。

なお粉ミルクの調乳については、厚生労働省が公表している「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」で、一度沸騰させて70℃以上に保った湯で溶かすことが推奨されています。この記事もその考え方を前提にしています。

目次

赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーが選ばれる理由

赤ちゃんが生まれると、ウォーターサーバーを検討し始めるご家庭がとても増えます。ここではまず、数ある調乳グッズのなかでウォーターサーバーがなぜミルク作りに向いているのか、その理由を具体的に見ていきます。

この章でわかること
  • お湯を沸かして冷ます手間がゼロになる
  • 夜中のワンオペ授乳がぐっとラクになる
  • 電気ケトル・電気ポット・湯冷ましとの違い

お湯を沸かして冷ます手間がゼロになる

粉ミルクは、一度沸騰させて70℃以上に保ったお湯で溶かし、その後に人肌(約40℃)まで冷ますのが基本です。やかんや電気ケトルで沸かすと、沸騰を待つ時間に加えて、40℃まで冷ます時間も必要になり、1回あたり10分以上かかることもめずらしくありません。

ウォーターサーバーなら、70〜90℃前後の温水と5〜10℃前後の冷水がボタンひとつで出せるため、この工程が一気に短くなります。温水で粉ミルクを溶かし、仕上げに冷水を足して適温に調整すれば、数分で1本が完成します。泣いている赤ちゃんを待たせる時間が減るのは、想像以上に大きなメリットです。

夜中のワンオペ授乳がぐっとラクになる

新生児期は3時間おきの授乳が当たり前で、夜間も例外ではありません。眠い目をこすりながらキッチンに立ち、お湯を沸かすところから始めるのは、心身ともに大きな負担です。とくにパートナーが夜勤や出張で不在のワンオペ育児では、この負担が積み重なります。

ウォーターサーバーを寝室の近くやリビングに置いておけば、暗がりでもボタンを押すだけで調乳できます。お湯が常に用意されている安心感は、睡眠不足のなかで戦う保護者にとって心強い味方です。冷水も出せるので、暑い時期に赤ちゃんの水分補給(離乳期以降)や、保護者自身の水分補給にもすぐ使えます。

電気ケトル・電気ポット・湯冷ましとの違い

調乳の手段として、電気ケトルや電気ポット、あらかじめ沸かして冷ました湯冷ましを使う方法もあります。それぞれ一長一短があるため、ウォーターサーバーとの違いを整理しておきましょう。

電気ケトルは沸騰は速いものの保温ができず、毎回沸かし直す必要があります。電気ポットは保温できますが、冷水は出せないため冷ます工程が別途必要です。湯冷ましは作り置きが基本で、衛生管理や作り置きの手間がかかります。ウォーターサーバーは温水・冷水の両方が常時使え、軟水の水質も一定に保たれる点が大きな違いです。日々の調乳回数が多い時期ほど、この差が効いてきます。

ミルク作りに使えるウォーターサーバーの選び方

ウォーターサーバーならどれでも良いわけではありません。赤ちゃんのミルク作りという目的では、水質や機能に注目して選ぶことが大切です。ここでは失敗しないためのチェックポイントを6つにまとめました。

ミルク向けサーバー選び6つのポイント
  • 硬度60mg/L以下の軟水かどうか
  • 70〜75℃のお湯がすぐ出せるか
  • 宅配水(天然水)か浄水型かを決める
  • チャイルドロックなど赤ちゃんの事故を防ぐ機能
  • ボトル交換のしやすさと設置場所(床置き・卓上)
  • 妊婦・子育て家庭向けのお得なプランがあるか

硬度60mg/L以下の軟水かどうか

もっとも重要なのが水の硬度です。硬度とは水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量を示す指標で、数値が低いほど軟水になります。粉ミルクにはあらかじめ赤ちゃんに必要なミネラルがバランスよく配合されているため、ミネラルの多い硬水を使うと成分バランスが崩れ、赤ちゃんの内臓に負担をかける可能性があります。

日本の水道水はおおむね軟水で、一般的には硬度60mg/L以下がミルク向きの目安とされ、調乳には硬度30mg/L前後以下が安心とされています。環境省が示す水道水の水質基準でも硬度は300mg/L以下と定められ、さらに「おいしい水」の観点からの水質管理目標設定項目では10〜100mg/Lが目標とされています。国内のウォーターサーバーの多くは軟水ですが、なかには硬度の高いミネラルウォーターもあるため、契約前に硬度の数値を必ず確認しましょう。RO水(純水)タイプはミネラルをほとんど含まないため、調乳に使いやすい水質です。

70〜75℃のお湯がすぐ出せるか

粉ミルクは、サルモネラ菌などの殺菌のため70℃以上のお湯で溶かすことが推奨されています。一方で、90℃近い熱湯だと溶かしたあとに冷ますのに時間がかかります。そのため、調乳に使いやすい70〜75℃前後の温度が出せる機種だと便利です。

近年は温度設定を数段階から選べるサーバーが増えており、コスモウォーターのsmartプラスNEXTのように「粉ミルク向けの中温モード」を備えた機種もあります。エコモードで温度を下げる機能がある場合は、調乳前にエコモードを解除して十分な温度のお湯が出る状態にしておくと安心です。溶かしたあとは冷水で人肌まで手早く調整します。

宅配水(天然水)か浄水型かを決める

ウォーターサーバーは大きく分けて、ボトルの水を届けてもらう宅配水(天然水・RO水)タイプと、水道水を注いでフィルターでろ過する浄水型タイプがあります。天然水タイプは水の品質が安定していて災害時の備蓄にもなる一方、ボトル代がかかり水を使うほど費用が増えます。

浄水型タイプは使う量に関係なく月額が定額のことが多く、ミルクの量が増える時期でもコストが読みやすいのが魅力です。ボトルの受け取りや保管が不要なぶん置き場所にも困りません。どちらが向くかは、水の味へのこだわりや使用量、防災意識によって変わります。この記事では両タイプをバランスよく紹介していますが、タイプごとにもっと多くの機種を見比べたい方は水道水の浄水型ウォーターサーバーおすすめランキング天然水ウォーターサーバーおすすめ人気ランキングもあわせてご覧ください。

チャイルドロックなど赤ちゃんの事故を防ぐ機能

赤ちゃんはやがてハイハイやつかまり立ちを始め、サーバーに手が届くようになります。温水は火傷の危険があるため、温水側にチャイルドロックがついているかは必須のチェック項目です。ロックの解除方法が複雑なほど、いたずらによる事故を防ぎやすくなります。

機種によっては温水だけでなく冷水にもロックをかけられるもの、給水ボタンを高い位置に配置して子どもの手が届きにくくしたもの(フレシャスSlatなど)もあります。設置場所を工夫し、コード類を赤ちゃんが引っ張らないようにまとめておくことも大切です。

ボトル交換のしやすさと設置場所(床置き・卓上)

天然水タイプは定期的にボトルを交換します。従来型は12L前後のボトルをサーバー上部まで持ち上げる必要があり、産後や妊娠中の体には負担が大きい作業でした。最近はボトルを足元にセットする「足元交換タイプ」が主流になりつつあり、重い水を高く持ち上げずに済みます。

設置場所も重要です。リビングに置くなら床置きタイプ、キッチンカウンターや寝室のサイドテーブルに置くなら卓上タイプが向いています。卓上タイプは省スペースで移動もしやすく、調乳する場所の近くに置ける点が便利です。省スペース重視で選びたい方は卓上ウォーターサーバーおすすめ人気ランキングも参考になります。生活動線に合わせてサイズと形状を選びましょう。

妊婦・子育て家庭向けのお得なプランがあるか

多くのメーカーが、妊娠中〜未就学児のいる家庭を対象にした子育て応援プランを用意しています。水代やサーバーレンタル料の割引、初期費用の無料化など特典はさまざまで、対象期間中は通常より大幅に安く使えることがあります。

たとえばプレミアムウォーターのマムクラブや、うるのん・アクアクララ・クリクラの子育て割などが代表例です。妊娠中から申し込めるプランも多いので、出産準備の一環として早めに検討しておくとお得です。申し込み時に母子健康手帳の情報などが必要になる場合があるため、条件は各公式サイトで確認しましょう。

赤ちゃんのミルクにおすすめのウォーターサーバーランキング11選

ここからは、赤ちゃんのミルク作りにおすすめのウォーターサーバー11機種を、軟水かどうか・お湯の温度・タイプ・子育て特典の観点で比較して紹介します。まずは一覧表で全体像をつかみ、そのあと各機種の詳細を見ていきましょう。金額はすべて税込で、2026年時点の情報です。

機種名 タイプ 水質・硬度 月額の目安 特徴
ViVi Water ショート
ViVi Water ショート
浄水型 水道水をろ過(軟水) 3,300円(定額) エコ温水70〜75℃が調乳向きの卓上型
エブリィフレシャス tall
エブリィフレシャス tall
浄水型 水道水をろ過 3,300円(定額) 使い放題で高温90℃も出せる床置き型
コスモウォーター smartプラス NEXT
コスモウォーター smartプラスNEXT
天然水 軟水の天然水 水代 2,160円/12L〜 足元ボトル交換&温度3段階

プレミアムウォーター(マムクラブ)
天然水 軟水の天然水 12L×2本 3,866円/セット 妊婦〜未就学児家庭がお得なプラン
フレシャス slat
フレシャス Slat
天然水 硬度約22の軟水 水代 1,627円/9.3L〜 キッズデザイン賞受賞の安心設計
アクアクララ アクアファブ
アクアクララ アクアファブ
RO水 硬度約29.7の軟水 水代+サポート料 超軟水のRO水でミルクにぴったり
クリクラFit
クリクラ Fit
RO水 ミネラル入りRO水 水代+サポート料460円 子育て応援割でサポート手厚い
ハミングウォーター flows
ハミングウォーター flows
浄水型 水道水をろ過 3,300円(定額) 工事不要の浄水型で使い放題

ウォータースタンド ピュアライフ
浄水型 水道水をろ過 2,530〜3,300円(定額) タンクに注ぐだけの給水型で交換いらず

うるのん Grande
天然水 硬度約29の軟水 レンタル330円+水代 大容量でミルクにも料理にも
Locca litta
ロッカ litta
浄水型 水道水をろ過 2,380円〜(定額) 卓上に置けるコンパクトな浄水型

ViVi Water ショート|調乳向きのエコ温水を備えた卓上浄水型【イチオシ】

ViVi Water ショート

タイプ 浄水型(水道水補充・卓上)
月額料金 3,300円(定額・使い放題)
初期費用 無料
水の温度 冷水5〜10℃/温水80〜85℃(エコ温水70〜75℃・高温約90℃も可)
浄水性能 PFASを含む50種の有害物質を除去(PFASは検出限界値以下まで99.9%以上除去)・UV機能でタンク内を清潔に保つ
フィルター交換 年1回(無料配送)
チャイルドロック 温水・冷水・常温のすべてにあり
サイズ 幅24.5×奥行29cmの卓上コンパクト
契約期間・解約金 最低利用期間3年(3年未満の解約で40,000円)

メリット

  • エコ温水で70〜75℃が出せるため、粉ミルクの調乳にちょうどよい温度をそのまま使える
  • 温水・冷水・常温のすべてにチャイルドロックがあり、赤ちゃんのやけど対策がしっかりしている
  • 幅24.5cmの卓上コンパクトで、寝室のサイドテーブルやキッチンの調乳しやすい場所に置ける
  • 水道水を注ぐだけの定額3,300円で、ミルクの量が増えてもコストが変わらない

デメリット

  • 最低利用期間が3年あり、3年未満で解約すると解約金40,000円がかかる
  • 浄水型のため、断水・停電時の備蓄には向かない

ViVi Waterショートは、水道水をカートリッジでろ過して使う卓上タイプの浄水型サーバーです。今回いちばんのおすすめに挙げたのは、エコ温水で70〜75℃という、粉ミルクの調乳にそのまま使いやすい温度が出せる点にあります。多くのサーバーは80〜90℃前後の熱湯を冷ます手間がかかりますが、ViVi Waterショートなら調乳向けの温度を選べるため、溶かしてから冷水を少し足すだけで手早く適温に仕上がります。もちろん高温約90℃も出せるので、しっかり殺菌したいときにも対応できます。

日本の水道水はもともと軟水で、それをろ過するViVi Waterショートの水も軟水のため、赤ちゃんのミルク作りに安心して使えます。浄水フィルターはPFAS(有機フッ素化合物)を含む50種の有害物質に対応しており、水質面の安心感も高い水準です。温水・冷水・常温のすべてにチャイルドロックがついているので、つかまり立ちを始めた赤ちゃんのいたずらによるやけども防ぎやすい設計です。幅24.5cmとコンパクトな卓上型なので、夜間授乳の多い時期は寝室のそばに置いておくと移動せずにサッと調乳できます。水道水を注ぐだけの定額3,300円で、ミルクの量がぐんと増える時期でも料金が変わらないのも、家計にやさしいポイントです。

エブリィフレシャス tall|定額で使い放題の浄水型

エブリィフレシャス tall

タイプ 浄水型(水道水補充)
月額料金 3,300円(定額・使い放題/初月は半額)
初期費用 無料(初期手数料・配送料・出荷手数料なし)
水の温度 冷水5〜10℃/温水80〜85℃(エコ温水約70〜75℃・高温約90℃も可)
フィルター交換 約1年に1回(無料配送)
電気代の目安 約401円/月〜
チャイルドロック あり(幼児の目線から見えない高さにボタンを配置)
契約期間・解約金 3年未満の解約で40,000円(別途サーバー回収手数料3,300円)

メリット

  • 水道水を注ぐだけなので、使う量が増えても月額3,300円の定額でコストが読みやすい
  • ボトルの受け取り・保管・交換が不要で、産後の負担が少ない
  • 高温約90℃も出せるため、調乳前に十分な温度のお湯が確保しやすい

デメリット

  • 3年未満で解約すると40,000円の解約金がかかる(回収手数料3,300円も別途必要)
  • 停電時や断水時は水道水の補充ができず、備蓄には向かない

エブリィフレシャスtallは、水道水をタンクに注いでろ過する浄水型の床置きサーバーです。使う量に関わらず月額3,300円の定額なので、ミルクの量がぐんと増える時期でも料金が変わらず、家計管理がしやすいのが最大の魅力です。初期手数料や配送料はかからず、初月のレンタル料は半額になります。ボトルの交換や受け取りがないため、産後の忙しい時期でも手間がかかりません。

温水は通常80〜85℃、さらに高温約90℃も出せるので、調乳に十分な温度のお湯を確保できます。エコ温水(約70〜75℃)に切り替えれば、調乳に使いやすい温度をそのまま注ぐこともできます。溶かしたあとは冷水で人肌に調整しましょう。チャイルドロックも備え、フィルターは1年に1回の無料交換で衛生面も安心です。定額でたっぷり使いたい家庭に向いています。

コスモウォーター smartプラスNEXT|足元ボトル交換で妊婦にやさしい天然水

コスモウォーター smartプラス NEXT

タイプ 天然水(軟水・硬度31〜50mg/L)
採水地 静岡・京都・大分の3か所(地産地消方式で地域ごとに指定)
水代の目安 2,160円/12L(サーバーレンタル料・配送料は無料)
初回手数料 2,200円(smartプラスNEXT・北海道は3,300円)
ボトル交換 足元交換(下置き)
温度設定 温水3段階(強80〜90℃/中70〜80℃/弱60〜70℃)・冷水3段階
電気代の目安 エコモードで約384円/月
チャイルドロック あり(3モードから選択可)
非常用電源 対応ユニットあり
契約期間 3年(規定利用期間)

メリット

  • 重いボトルを足元にセットする下置き交換で、妊娠中・産後でも交換がラク
  • 温水3段階のなかに70〜80℃の中温モードがあり、粉ミルクの調乳に使いやすい
  • エコモードで電気代を大きく抑えられ、非常用電源ユニットにも対応

デメリット

  • 天然水タイプのため、使う量が増えるほど水代がかさむ
  • 規定利用期間内の解約には解約金がかかる

コスモウォーターのsmartプラスNEXTは、汲みたての天然水を届けてくれる宅配水タイプです。最大の特徴はボトルを足元にセットして交換できる下置き設計で、12Lの重いボトルを高く持ち上げる必要がありません。妊娠中や産後の体に負担をかけずに交換できる点は、子育て家庭に大きな安心をもたらします。

温水・冷水それぞれ3段階の温度設定ができ、粉ミルクを溶かすのに使いやすい70〜80℃の中温モードを備えているのも調乳向きです。天然水は静岡・京都・大分の3か所から住まいに近い採水地の水が届く地産地消方式で、採水地の指定はできませんが、硬度は京都31mg/L・大分36mg/L・静岡50mg/Lといずれも軟水のため、どの地域でもミルク作りに使えます。エコモードで電気代を月384円ほどに抑えられ、非常用電源ユニットに対応するため停電時にも常温水を取り出せます。天然水の味と機能性を両立したい家庭におすすめです。

プレミアムウォーター(マムクラブ)|子育て家庭がお得になる天然水

タイプ 天然水(軟水)
対象 妊婦または未就学の子どもがいる家庭(母子手帳等の写しが必要)
水代の目安 12L×2本 3,866円/セット(マムクラブ限定価格・2026年4月1日改定後の新規契約料金)
対象サーバー・レンタル料 famfit2は0円/月、AURAは220円/月
初期費用 初回登録事務手数料3,300円(有料設置サービスは8,800円)
水の容量 1本12L
チャイルドロック あり
受賞歴 たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2026 天然水ウォーターサーバー部門1位(9年連続)・ママリ口コミ大賞2026 ウォーターサーバー部門 大賞
最低利用期間 初回配送予定日から5年

メリット

  • 妊婦〜未就学の子どもがいる家庭専用で、水代が通常プランより安い
  • 主力サーバーfamfit2のレンタル料が0円で、月々の固定費を抑えられる
  • 非加熱の天然水で、赤ちゃんのミルク作りにも使いやすい軟水

デメリット

  • 最低利用期間が5年と長く、途中解約には契約解除料がかかる
  • 注文本数によって月額が変動するため、使用量が少ないと割高に感じることも

プレミアムウォーターのマムクラブは、妊娠中の方や未就学のお子さんがいる家庭を対象にした子育て応援プランです。天然水12L×2本が3,866円(税込)とどのプランよりも割安で、主力サーバーのfamfit2ならレンタル料が0円(AURAは月220円)と、はじめてサーバーを導入する家庭にうれしい条件がそろっています。

天然水は硬度の低い軟水で、赤ちゃんのミルク作りにも安心して使えます。たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2026の天然水ウォーターサーバー部門で9年連続の1位に選ばれ、ママリ口コミ大賞2026のウォーターサーバー部門でも大賞を受賞するなど、子育て世代からの支持が続くブランドです。妊娠中から申し込めるので、出産準備の段階で検討しておくとスムーズ。申し込み時には母子手帳などの写しが必要で、最低利用期間が5年ある点は事前に確認しておきましょう。

フレシャス Slat|キッズデザイン賞受賞の安心設計

フレシャス slat

タイプ 天然水(軟水・硬度約22)
水代の目安 レンタルプラン1,627円/9.3L(1箱2本単位・購入プランは1,350円)
レンタル料 月990円(初月無料・前月3箱以上の注文で無料)
受賞歴 グッドデザイン賞・キッズデザイン賞
安全設計 給水ボタンが高い位置+チャイルドロック
ボトル 使い切りパックで軽量

メリット

  • キッズデザイン賞を受賞し、給水口を高い位置に配置するなど赤ちゃんの安全に配慮
  • 硬度約22の軟水で、赤ちゃんのミルク作りに使いやすい
  • 1パック9.3Lと軽量で、水の交換の負担が小さい

デメリット

  • 前月の注文が3箱未満だと月990円のレンタル料が発生する
  • 天然水タイプのため使う量が増えると水代がかさむ

フレシャスSlatは、デザイン性と安全性を両立した天然水サーバーです。子どもの安全に配慮した製品に贈られるキッズデザイン賞を受賞しており、給水口を高い位置に配置しボトルを足元に内蔵することで、赤ちゃんや小さな子どもの手が届きにくい設計になっています。もちろんチャイルドロックも備えています。

水は硬度約22mg/Lの軟水で、赤ちゃんのミルク作りに適した水質です。ボトルは1パック9.3Lの軽量な使い切りタイプで、空になるとコンパクトにたためるため、重い交換作業やボトルの保管に悩まされにくいのも魅力です。デザインにこだわりつつ安全面も妥協したくない家庭にぴったりです。

アクアクララ アクアファブ|超軟水でミルクにぴったり

アクアクララ アクアファブ

タイプ RO水(硬度約29.7の軟水)
料金構成 水代+あんしんサポート料(アクアファブは2年割プラン1,430円/通常プラン1,650円)
子育て特典 子育てアクアプランで毎月550円OFF・初月サポート料無料(小学校入学まで)
デザイン グッドデザイン賞受賞
安全機能 チャイルドロック・抗菌エアフィルター
取水口 約8cm高くして取水しやすい設計

メリット

  • 硬度約29.7mg/LのRO水(純水)で、赤ちゃんの調乳に安心して使える
  • 妊産婦〜6歳以下の家庭は子育てアクアプランで毎月550円OFF、小学校入学まで続く
  • グッドデザイン賞受賞のスタイリッシュな外観で、取水口も高めで使いやすい

デメリット

  • 水代とは別に、あんしんサポート料が毎月かかる
  • RO水はミネラルがほとんど含まれず、味の好みが分かれることがある

アクアクララのアクアファブは、RO膜でろ過した純水に近いRO水を使うウォーターサーバーです。硬度約29.7mg/Lの軟水で、ミネラルの量が少ないため、粉ミルクの成分バランスを崩しにくく、赤ちゃんの調乳にとても向いています。RO水は不純物を徹底的に除去しているので、水質にこだわる家庭にも安心です。

デザイナーが手がけたグッドデザイン賞受賞のフォルムで、取水口を約8cm高くして楽な姿勢で水を注げる工夫もあります。チャイルドロックや抗菌エアフィルターを備え、衛生面・安全面もしっかり。妊産婦〜6歳以下のお子さんがいる家庭なら、子育てアクアプランで毎月550円割引が受けられ、初月のサポート料も無料になります。割引はお子さんが小学校に入学するまで続くため、ミルク期から幼児期まで長くお得に使えます。

クリクラ Fit|赤ちゃんクラブでサポートが手厚い

クリクラFit

タイプ RO水(ミネラル配合)
初回金 通常タイプ無料/再加熱機能付き4,400円
レンタル料 無料(3ヶ月の利用が6本未満の場合は月1,100円/あんしんサポートパック料460円/月)
子育て特典 子育て応援割で契約2ヶ月目以降 毎月460円割引
導入実績 産院利用数No.1(2025年12月 Anetis運営事務局調べ)
チャイルドロック あり

メリット

  • 産院利用数No.1の衛生管理で、赤ちゃんの調乳にも安心
  • 妊娠中〜小学生以下の家庭は子育て応援割で毎月460円割引
  • スリムでどんな部屋にもなじむデザインでサーバーレンタル料は無料

デメリット

  • あんしんサポートパック料が毎月460円かかる
  • 再加熱機能を付けると初回金4,400円がかかる

クリクラFitは、RO膜でろ過した水にミネラルをバランスよく加えたRO水を採用したウォーターサーバーです。産院利用数No.1(2025年12月 Anetis運営事務局調べ)という導入実績があり、衛生管理の水準の高さがうかがえます。赤ちゃんのミルクや離乳食づくりにも安心して使える水質です。

サーバーレンタル料は無料(3ヶ月の利用が6本未満の場合のみ月1,100円)で、あんしんサポートパック料460円/月で衛生メンテナンスやサポートを受けられます。妊娠中〜小学生以下のお子さんがいる家庭なら子育て応援割が適用され、契約2ヶ月目以降は毎月460円が割引になります。スリムでスタイリッシュなデザインは置き場所を選ばず、はじめてのサーバーとしても選びやすい一台です。

ハミングウォーター flows|工事不要の浄水型で定額

ハミングウォーター flows

タイプ 浄水型(水道水補充・工事不要)
月額料金 3,300円(定額・飲み放題/北海道は3,520円)
初月 1ヶ月無料
水の種類 温水・冷水・常温水
浄水性能 31項目を80%以上除去・UVクリーン機能・PFAS(PFOS/PFOA/PFHxS)除去対応
フィルター 総ろ過量1,800L・約8ヶ月に1回交換
サイズ 幅26cmの省スペース
契約期間・解約金 規定利用期間2年(期間内解約はサーバー引取手数料16,500円)

メリット

  • 月額3,300円の定額で飲み放題、フィルター代・配送料も込み
  • 工事不要で水道水を注ぐだけ、ボトルの受け取りや保管が不要
  • 31項目の不純物を除去しUVクリーン機能も搭載、幅26cmの省スペース設計

デメリット

  • 浄水型のため、断水・停電時の備蓄には向かない
  • 温水の温度が調乳に十分か、使用前に確認しておくと安心

ハミングウォーターflowsは、工事不要で水道水を注ぐだけで使える浄水型サーバーです。月額3,300円の定額でたっぷり飲み放題のうえ、フィルター代や配送料もすべて込みなので、ミルクの量が増えても料金を気にせず使えます。初月は月額料金が無料になるのもうれしいポイントです。

浄水フィルターはJIS規格の17項目にJWPAS Bなどの14項目を加えた31項目を80%以上除去し、UVクリーン機能や話題のPFAS(PFOS・PFOA・PFHxS)除去にも対応するなど、水質面の安心感が高いのも特徴です。月額は本州など3,300円、北海道のみ3,520円で、規定利用期間は2年と他社より短めです。温水・冷水・常温水の3種類が使え、幅26cmとスリムなので設置場所を選びません。調乳時はしっかり温度が上がった状態のお湯を使い、冷水で人肌に整えましょう。定額でコストを抑えたい家庭に向いています。

ウォータースタンド ピュアライフ|水道水を注ぐだけで交換いらず

タイプ 浄水型(給水型・水道水を注ぐ)
月額料金 ピュアライフSは2,530円(5年)/2,750円(3年)/2,970円(縛りなし)、Lは2,860円(5年)/3,080円(3年)/3,300円(縛りなし)
浄水性能 JIS S 3201:2019の17項目+JWPAS自主規格3項目の計20項目を除去
浄水量 ピュアライフLは1日最大9.3Lの大容量
契約期間 契約期間なしプランなら解約金0円(3年・5年プランは解約金あり)
ボトル交換 不要(水道水を注ぐだけ)

メリット

  • 水道水をタンクに注ぐだけの給水型で、ボトルの受け取り・保管・交換が不要
  • 使う量に関係なく定額なので、ミルクの量が増えても料金が変わらない
  • 契約期間なしプランを選べば解約金が0円で、はじめやすい

デメリット

  • 浄水型のため、断水・停電時の備蓄には向かない
  • タンクへの水の補充を自分で行う手間がある

ウォータースタンドのピュアライフは、水道水をタンクに注ぐだけで使える給水型(浄水型)のウォーターサーバーです。工事も水道直結も不要で、ボトルの受け取りや保管、交換の手間が一切かからないため、産後の忙しい時期でも負担なく使えます。JIS S 3201:2019の17項目にJWPAS自主規格の3項目を加えた計20項目を除去する浄水性能で、ピュアライフLは1日最大9.3Lと大容量なのも子育て家庭にうれしいポイントです。

料金は契約期間の長さで変わり、コンパクトなピュアライフSが月2,530円(5年プラン)・2,750円(3年プラン)・2,970円(契約期間なしプラン)、大容量のピュアライフLが月2,860円(5年プラン)・3,080円(3年プラン)・3,300円(契約期間なしプラン)と、使う量に関係なく定額なのが魅力。契約期間なしプランなら解約金が0円なので、ライフスタイルの変化が読めない時期でも気軽に始められます。ボトル交換のない手軽さと定額のわかりやすさを重視する家庭に向いています。調乳時は温水がしっかり温まった状態で使いましょう。

うるのん Grande|大容量でミルクにも料理にも

タイプ 天然水(富士の天然水さらり・硬度約29の軟水)
レンタル料 330円/月
水代の目安 12L 2,170円(子育てプランで1,710円)
電気代の目安 通常755円/月・エコモード513円/月
受賞歴 モンドセレクション金賞12年連続+ダイヤモンド・トロフィー(2026年)・日本子育て支援大賞
安全機能 チャイルドロック・タンク内クリーンシステム

メリット

  • 硬度約29mg/Lの軟水で、赤ちゃんのミルク作りに安心して使える
  • 子育てプランなら12Lが1,710円に割引、大容量で料理にも活躍
  • モンドセレクション金賞を12年連続受賞し、2026年はダイヤモンド・トロフィーも獲得

デメリット

  • 天然水タイプのため、使う量が増えるほど水代がかさむ
  • 床置きの大容量タイプは設置スペースが必要

うるのんGrandeは、富士山麓で採水された天然水「富士の天然水さらり」を使う宅配水サーバーです。硬度約29mg/Lの軟水で、粉ミルクに必要なミネラルの成分バランスを崩しにくく、赤ちゃんの調乳にぴったりの水質です。この水はモンドセレクションで金賞を12年連続で受賞し、2026年には3年以上連続受賞に贈られるダイヤモンド・トロフィーも獲得しています。さらりとした飲み口で家族みんなが飲みやすいのも魅力です。

レンタル料は月330円で、子育てプランを利用すれば12Lボトルが1,710円まで割引になります。大容量タイプなので、ミルクだけでなく料理やお茶づくりにもたっぷり使えます。チャイルドロックやタンク内クリーンシステムを備え、エコモードで電気代も抑えられます。天然水の味と大容量を両立したい家庭におすすめです。

ロッカ litta|卓上に置けるコンパクトな浄水型

Locca litta

タイプ 浄水型(水道水補充・卓上)
月額料金 お得プラン2,380円/基本プラン2,580円(定額・飲み放題)
浄水性能 29種類の不純物を除去するカートリッジ(PFOS・PFOA対応/8ヶ月に1回交換)
設置 高さ50×幅23×奥行34.7cmの卓上型
運営 プレミアムウォーターの浄水型ブランド
チャイルドロック 温水にあり
契約期間 お得プラン6年/基本プラン5年(初回登録事務手数料3,300円)

メリット

  • 浄水型最安クラスの定額2,380円で、ミルクの量が増えてもコストが一定
  • コンパクトな卓上型で、キッチンや寝室の調乳しやすい場所に置ける
  • 29種類の不純物を除去するカートリッジで水質面も安心

デメリット

  • 最低利用期間がお得プランで6年と長く、途中解約には契約解除料がかかる
  • 卓上型のため、大量に使う家庭にはタンク容量が物足りないことも
  • 浄水型のため、断水・停電時の備蓄には向かない

ロッカlitta(Locca litta)は、宅配水シェアの高いプレミアムウォーターが手がける浄水型ブランドの卓上モデルです。浄水型でも最安クラスの定額2,380円で飲み放題と、コストのわかりやすさが際立ちます。ミルクの量が増える時期でも料金が変わらないので、家計にやさしい選択肢です。

高さ50×幅23cmとコンパクトな卓上型なので、キッチンカウンターや寝室のサイドテーブルなど、調乳する場所のすぐ近くに置けるのが便利。夜間の授乳でも移動せずにサッと使えます。29種類の不純物を除去しPFOS・PFOAにも対応するカートリッジを搭載し、シンプルで扱いやすい設計です。ただし最低利用期間はお得プランで6年と長めなので、契約前に確認しておきましょう。省スペースで定額、はじめての浄水型サーバーを探している家庭にぴったりの一台です。

天然水タイプと浄水型タイプはどちらが赤ちゃん向き?

ここまで紹介したサーバーは、大きく天然水(宅配水)タイプと浄水型タイプに分かれます。どちらも赤ちゃんのミルク作りに使えますが、それぞれ向き不向きがあります。わが家に合うタイプを見極めるためのポイントを整理します。

タイプ選びのポイント
  • 天然水タイプが向いている家庭
  • 浄水型タイプが向いている家庭
  • ランニングコストで比べたときの目安

天然水タイプが向いている家庭

天然水タイプは、採水地から届く自然のミネラルを含んだ水を楽しめます。水の味にこだわりたい、災害時の備蓄も兼ねたいという家庭に向いています。ボトルに水がストックされるため、断水や停電のときにも当面の飲み水を確保できるのが心強い点です。

一方で、水を使うほど水代がかかるため、使用量が多い時期はコストが読みにくくなります。ボトルの受け取りや保管スペースも必要です。コスモウォーターやフレシャス、うるのんのように足元交換や軽量パックを採用した機種を選べば、産後の交換負担は軽くできます。防災意識が高く、天然水ならではの味を重視する家庭におすすめです。

浄水型タイプが向いている家庭

浄水型タイプは、水道水を注ぐだけで使え、使う量に関係なく月額が定額なのが最大の魅力です。ミルクの量がどんどん増える乳児期でも料金が一定なので、家計管理がしやすくなります。ボトルの受け取り・保管・交換がいらず、置き場所にも困りません。

デメリットは、断水・停電時に水道水を補充できないため備蓄には向かない点です。防災面はペットボトルの備蓄などで別途カバーするとよいでしょう。エブリィフレシャスやハミングウォーター、ウォータースタンド、ロッカのように、フィルター性能が高く定額の機種が充実しています。コストを抑えつつ手間なく使いたい家庭にぴったりです。

ランニングコストで比べたときの目安

コストは使用量によって逆転するため、わが家の使う量を想定して比べるのが大切です。浄水型は月額3,300円前後(ロッカlittaは2,380円)の定額が中心で、たくさん使うほど割安になります。1日に何本もミルクを作る新生児期は、定額の浄水型がコスパで有利になりやすい傾向です。

天然水タイプは水代が使った分だけかかるため、使用量が少なめなら割安に、多いと割高になります。ただし子育てプランを使えば水代が割引になるメーカーも多く、条件次第で天然水でも十分にお得です。とにかく月々の出費を抑えたい場合は、安いウォーターサーバーおすすめ11選で総額を比べてみるのもおすすめです。「味と防災を取るか、定額の手軽さを取るか」を軸に、使用量とあわせて総額をシミュレーションして選びましょう。

災害・停電・断水のときにミルクを切らさない備えになる

赤ちゃんがいる家庭にとって、災害時に飲み水とミルク用の水をどう確保するかは切実な問題です。ウォーターサーバーは日常使いだけでなく、いざというときの備えとしても役立ちます。ここでは防災の視点から活用法を紹介します。

防災の視点でチェック
  • ローリングストックとして水を無駄なく備蓄できる
  • 停電時でも常温の水でミルクを作れる機種を選ぶ
  • 断水・被災時に赤ちゃんの飲み水を確保する考え方

ローリングストックとして水を無駄なく備蓄できる

天然水タイプのサーバーは、常に数本のボトルが自宅にストックされる状態になります。これを普段から使いながら買い足す「ローリングストック」として活用すれば、賞味期限切れを防ぎながら、無理なく水の備蓄ができます。

農林水産省は、災害に備えて1人1日3L・最低3日分の飲料水の備蓄を目安として呼びかけています。乳児がいる家庭は調乳用の水も別途必要になるため、多めの備えが安心です。ボトル1本12Lのサーバーなら数本のストックで数十リットルになり、いざというときの心強い備えになります。定期配送のペースを調整して、常に一定量が手元にある状態を保ちましょう。

停電時でも常温の水でミルクを作れる機種を選ぶ

停電するとサーバーの加熱・冷却機能は止まりますが、ボトルやタンクの中の常温の水は取り出して使える機種が多くあります。天然水タイプなら、停電時でも常温水を注いでカセットコンロなどで温めればミルクを作れます。コスモウォーターのように非常用電源ユニットに対応する機種なら、停電時にも一定時間サーバーを動かせて安心です。

浄水型タイプは水道が止まると補充できないため、断水を伴う災害には弱い面があります。いざというときにどう水を確保するかを、契約前にイメージしておくとよいでしょう。停電・断水のどちらに備えたいかで、選ぶタイプが変わってきます。

断水・被災時に赤ちゃんの飲み水を確保する考え方

被災時は、赤ちゃんのミルク用の水をどう確保するかが最優先課題になります。粉ミルクは軟水で溶かすのが基本のため、手元に軟水のストックがあること自体が大きな安心につながります。天然水サーバーのボトルは、この点でも役立ちます。

あわせて、お湯が沸かせない状況に備えて、そのまま飲める乳児用液体ミルクを数本ストックしておくと万全です。乳児用液体ミルクは消費者庁が「乳児用調製液状乳」として特別用途食品に位置づけているもので、常温保存できて調乳の手間もいらないため、停電・断水時の備えとして各自治体でも備蓄が進んでいます。ウォーターサーバーの水と液体ミルクを組み合わせておけば、ライフラインが止まってもミルクを切らさずに済みます。日常の便利さと非常時の備えを両立できるのが、子育て家庭にとってのウォーターサーバーの価値です。

ウォーターサーバーを使ったミルクの作り方

ウォーターサーバーがあると調乳がぐっとラクになりますが、赤ちゃんの安全のために正しい手順を守ることが大切です。ここではサーバーを使った基本的なミルクの作り方と、応用の使い方を紹介します。

この章でわかること
  • お湯で粉ミルクを溶かしてから冷水で適温にする手順
  • 湯冷ましや離乳食づくりへの活用

お湯で粉ミルクを溶かしてから冷水で適温にする手順

基本の流れは、まず消毒した哺乳びんに規定量の粉ミルクを入れ、できあがり量の3分の2ほどまで温水を注いで溶かすことから始まります。粉ミルクは無菌ではないため、70℃以上のお湯でしっかり溶かして殺菌するのがポイントです。サーバーの温水がしっかり温まった状態で使いましょう。

粉が完全に溶けたら、残りをサーバーの冷水で満たして人肌(約40℃)まで調整します。最後に腕の内側に数滴たらして温度を確かめてから飲ませます。この方法なら、湯冷ましを別に用意しなくても、温水と冷水だけで手早く適温のミルクが作れます。飲み残しは雑菌が繁殖しやすいので、時間が経ったものは与えず処分しましょう。

湯冷ましや離乳食づくりへの活用

ウォーターサーバーの軟水は、調乳以外にもさまざまな場面で活躍します。冷水と温水を合わせれば赤ちゃんの水分補給用の湯冷まし(白湯)もすぐに用意できます(水分補給は離乳の開始以降が目安で、時期は医師の指導に従いましょう)。

離乳期に入れば、おかゆやスープ、野菜を煮るときの水としても軟水が便利です。ミネラルの少ない軟水は食材の味を邪魔しにくく、だしもよく出ます。卒乳後も家族の飲み水やお茶、コーヒー、料理と長く使えるため、赤ちゃんのためだけでなく家族みんなの暮らしを支えてくれる存在になります。

赤ちゃんにウォーターサーバーを使うメリット

ここまでの内容を踏まえ、赤ちゃんの子育てにウォーターサーバーを取り入れるメリットを改めて整理します。導入を迷っている方は、以下のポイントを判断材料にしてください。

主なメリット
  • 調乳の時短で親の負担が減る
  • 離乳期・卒乳後も家族みんなで長く使える

調乳の時短で親の負担が減る

最大のメリットは、なんといっても調乳の時短です。お湯を沸かして冷ます工程がなくなることで、1回あたり数分の短縮が積み重なり、1日、1ヶ月単位では大きな時間の節約になります。とくに授乳回数の多い新生児期は、その効果を強く実感できます。

夜中の授乳でキッチンに立つ回数が減れば、睡眠を確保しやすくなり、産後の心身の回復にもつながります。泣いている赤ちゃんを長く待たせずに済むため、保護者の焦りやストレスも軽くなります。時間と気持ちに少し余裕が生まれることは、育児全体の質を高めてくれます。

離乳期・卒乳後も家族みんなで長く使える

ウォーターサーバーは、ミルクの時期が終わっても無駄になりません。離乳食づくりや赤ちゃんの水分補給、そして卒乳後は家族の飲み水・お茶・コーヒー・料理と、暮らしのあらゆる場面で活躍します。軟水はどんな用途にも使いやすく、来客時にもさっと冷水・温水を出せて便利です。

一度設置すれば、生活の一部としてずっと使い続けられるのが強みです。ミルク作りをきっかけに導入し、そのまま家族の暮らしを支えるインフラとして定着していくご家庭も多くあります。長い目で見れば、費用対効果の高い投資といえるでしょう。

赤ちゃんにウォーターサーバーを使うときの注意点

便利なウォーターサーバーですが、赤ちゃんがいる家庭では気をつけたい点もあります。安全に、そして納得して使い続けるために、契約前・使用中に押さえておきたい注意点を確認しておきましょう。

使う前にチェック
  • やけど防止のためチャイルドロックは必ず確認する
  • 硬度の高いミネラルウォーターはミルクに使わない
  • 月額料金と最低利用期間・解約金をチェックする

やけど防止のためチャイルドロックは必ず確認する

温水はやけどの危険があるため、チャイルドロックの有無と、その解除方法の難易度を必ず確認しましょう。赤ちゃんはつかまり立ちを始めると、思わぬ力でボタンに触れてしまうことがあります。ロックが二重になっているものや、温水だけでなく冷水にもロックがかけられる機種だと、より安心です。

設置場所も工夫が必要です。製品評価技術基盤機構(NITE)はウォーターサーバーによる乳幼児のやけど事故について注意喚起しており、チャイルドロックを操作する様子を子どもに見せないよう呼びかけています。子どもは大人の操作を見て覚えてしまうためです。サーバーの近くに踏み台になるものを置かない、電源コードを引っ張れないようにまとめるなど、赤ちゃんの行動範囲を想像した対策をとりましょう。フレシャスSlatのように給水口が高い位置にある機種を選ぶのも、事故予防に有効です。

硬度の高いミネラルウォーターはミルクに使わない

繰り返しになりますが、粉ミルクの調乳には硬度の低い軟水を使うのが基本です。海外産などの硬度の高いミネラルウォーターは、ミネラルの摂りすぎで赤ちゃんの内臓に負担をかけるおそれがあるため、ミルクには使わないようにしましょう。

国内のウォーターサーバーは軟水が中心ですが、契約前には必ず硬度の数値を確認してください。RO水(純水)タイプはミネラルがほとんど含まれず、より安心して調乳に使えます。ミルク以外の家族の飲み水として硬水を楽しみたい場合でも、赤ちゃん用とは分けて考えるのが安全です。

月額料金と最低利用期間・解約金をチェックする

料金は水代・レンタル料・サポート料・電気代など複数の要素で構成されるため、「実際に毎月いくらかかるのか」を総額で把握することが大切です。安く見えても、サポート料やボトル代を足すと想定以上になることがあります。

多くのサーバーには最低利用期間(1〜6年など)が設定されており、期間内に解約すると解約金が発生します。エブリィフレシャスtallやViVi Waterショートのように3年未満の解約で40,000円かかる機種、ロッカlittaのお得プランのように6年の機種がある一方、ウォータースタンドのピュアライフのように契約期間なしプランを選べば解約金0円にできるサービスもあります。ライフスタイルの変化も見据え、契約条件をよく確認してから申し込みましょう。

赤ちゃんのミルク作りとウォーターサーバーのよくある質問

最後に、赤ちゃんのミルク作りとウォーターサーバーについて、よく寄せられる疑問にお答えします。契約前の不安を解消する参考にしてください。

ウォーターサーバーの水でミルクを作るのは本当に安全?

硬度の低い軟水、またはRO水を使えば、赤ちゃんのミルク作りに安全に使えます。国内のウォーターサーバーの多くは軟水で、赤ちゃんの調乳に適した水質です。ただし粉ミルクは無菌ではないため、70℃以上のお湯で溶かして殺菌する手順は必ず守りましょう。多くの産院でも導入されているサーバーがあり、衛生面での信頼性も高まっています。

お湯をそのまま使ってミルクを作ってもいい?

温水で粉ミルクを溶かしたあと、そのまま飲ませるのはやけどの危険があるため避けましょう。溶かしたあとは冷水を足すか、流水や氷水で冷やして人肌(約40℃)まで下げてから与えます。腕の内側に数滴たらして温度を確かめる習慣をつけると安心です。サーバーの冷水を使えば、湯冷ましを別に用意しなくても手早く適温に調整できます。

天然水と純水(RO水)はどちらが赤ちゃん向き?

どちらも軟水であれば赤ちゃんに使えます。RO水はミネラルをほとんど含まないため成分バランスを崩しにくく、調乳の安心感が高いのが特徴です。天然水は自然のミネラルを含み、味わいや防災備蓄の面でメリットがあります。ミルク作りの安心を最優先するならRO水、水の味や備蓄も重視するなら軟水の天然水、と考えるとよいでしょう。

いつからいつまで使うのが目安?

ミルク作りのためなら、出産準備として妊娠中〜生後すぐの導入がおすすめです。子育て応援プランは妊娠中から申し込めるものが多く、早めのほうがお得です。使用をやめる時期に決まりはなく、離乳食づくりや卒乳後の家族の飲み水として、そのまま長く使い続ける家庭がほとんどです。ライフスタイルに合わせて柔軟に選べます。

月々の費用はどのくらいかかる?

タイプや使用量によりますが、浄水型は月額2,380〜3,300円前後の定額が中心です。天然水タイプは水代が使った分だけかかり、レンタル料やサポート料を合わせて月4,000〜6,000円程度が一つの目安です。子育て応援プランを使えば水代やサポート料が割引になるため、対象家庭は実質的にもっと安く使えます。契約前に総額をシミュレーションしましょう。

赤ちゃん向けのお得なプランはどうやって申し込む?

プレミアムウォーターのマムクラブ、うるのん・アクアクララ・クリクラの子育て割など、各メーカーが妊婦〜未就学児の家庭向けプランを用意しています。申し込みは各社の公式サイトから行い、母子健康手帳の情報など対象を確認できる書類が必要になる場合があります。妊娠中から申し込めるプランも多いので、条件と特典を比べて、わが家に合うものを選びましょう。

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