【2026年最新】法人・オフィス向けウォーターサーバーおすすめランキング10選|コスパ・福利厚生で徹底比較

オフィスや事務所に「そろそろウォーターサーバーを置きたい」と考え始めると、家庭用とどう違うのか、どの機種を選べば失敗しないのか、意外と迷うものです。人数が増えても水が足りるのか、ボトル交換の手間は誰が担うのか、毎月いくらかかるのか。気になる点は尽きません。

この記事では、法人・オフィス向けのウォーターサーバーをコスパと福利厚生の両面から徹底比較し、2026年最新の料金・特徴をもとにおすすめ11機種をランキング形式で紹介します。あわせて、人数規模別の選び方、導入のメリット・デメリット、そして経理担当者が気になる勘定科目の考え方まで、まとめて解説します。読み終えるころには、自社に合う1台がはっきり見えているはずです。

なお2025年6月からは職場の熱中症対策が事業者の義務となり、こまめな水分補給の環境づくりが求められています。ウォーターサーバーの導入は、この対策としても現実的な選択肢になっています。

目次

法人・オフィス向けウォーターサーバーとは?家庭用との違い

法人・オフィス向けのウォーターサーバーは、家庭用と同じ機種を使うこともありますが、使用量・契約形態・サポート体制が家庭とは大きく異なります。まずは基本的な違いを押さえておきましょう。

法人・オフィス向けウォーターサーバーとは?家庭用との違い
  • 業務用サーバーとウォータークーラーの違い
  • ペットボトルの箱買いより安くなる理由
  • 福利厚生・熱中症対策として注目される背景

業務用サーバーとウォータークーラーの違い

オフィスに水を用意する方法として、昔ながらのウォータークーラー(給茶機・冷水機)と、近年主流のウォーターサーバーがあります。ウォータークーラーは水道に直結して冷水だけを出す設備で、初期の設置工事が大きく、温水が出ないものが多いのが特徴です。

一方、法人向けウォーターサーバーは冷水・温水の両方を手軽に使え、来客時のお茶出しやカップ麺、白湯にもすぐ対応できます。宅配型なら天然水やRO水を選べ、浄水型なら水道水をろ過して使い放題にできるなど、選択肢が広いのも魅力です。設置も卓上型・床置き型から選べ、レイアウトの自由度が高い点で、現代のオフィスにはサーバー型が適しています。

ペットボトルの箱買いより安くなる理由

社員の飲み水をペットボトルの箱買いでまかなうと、意外なコストがかさみます。2Lペットボトルを1本100円前後で用意しても、10人規模のオフィスで毎日消費すれば月に数千円〜1万円超になり、加えて発注・在庫管理・空きボトルの廃棄という手間が発生します。

ウォーターサーバー、特に水道直結や水道水補充の浄水型なら、月額3,000円台の定額で飲む量に関係なく使い放題になる機種が多く、大人数のオフィスほど1杯あたりの単価が下がります。ゴミの削減や買い出しの手間ゼロという観点でも、箱買いより合理的です。総務省の家計・物価統計などを見てもペットボトル飲料の価格は上昇傾向にあり、定額制のメリットは年々大きくなっています。月額の総額でとことん抑えたい場合は、月額料金を総額で比較した安いウォーターサーバーの一覧も参考になります。

福利厚生・熱中症対策として注目される背景

近年、オフィスへのウォーターサーバー導入は福利厚生と安全配慮の両面から注目されています。いつでもおいしい水が飲める環境は社員満足度を高め、採用時のアピールにもなります。

さらに大きな追い風となっているのが、2025年6月1日に施行された改正労働安全衛生規則です。厚生労働省の案内によると、一定の暑熱環境下で作業する事業者には熱中症対策が義務づけられ、こまめな水分補給ができる体制の整備が求められています。すぐに冷水を飲める環境を整えることは、この安全配慮義務を果たす具体策のひとつとして、オフィスへのサーバー導入を後押ししています。

そもそも労働安全衛生規則の第627条では「事業者は、労働者の飲用に供する水その他の飲料を、十分供給するようにしなければならない」と定められており、飲み水を用意すること自体が企業の基本的な責務です。ウォーターサーバーは、この責務を無理なく満たしながら福利厚生としても機能する設備といえます。

失敗しない法人・オフィス向けウォーターサーバーの選び方

機種によって水の種類・料金体系・手間はまったく異なります。導入後に後悔しないために、次の5つの視点でチェックしましょう。

失敗しない法人・オフィス向けウォーターサーバーの選び方
  • 浄水型(水道直結・給水式)か宅配型かで選ぶ
  • オフィスの人数と水の使用量で選ぶ
  • ボトル交換や在庫管理の手間で選ぶ
  • 契約期間・解約金・サポート体制で選ぶ
  • 設置スペースとオフィスに合うデザインで選ぶ

浄水型(水道直結・給水式)か宅配型かで選ぶ

法人向けウォーターサーバーは、大きく浄水型宅配型に分かれます。浄水型は水道水をフィルターでろ過して使うタイプで、水道直結式(配管につなぐ)と給水式(タンクに水道水を注ぐ)があります。月額定額で使い放題になるため、大人数で水をたくさん使うオフィスほどコスパが良く、ボトルの在庫や交換も不要です。

宅配型は天然水やRO水をボトルで届けてもらうタイプで、水そのもののおいしさやブランド価値が魅力です。来客対応が多い会社や、水の味にこだわりたい場合に向きます。ただし使う量に比例して水代がかかり、空きボトルの保管・処理が必要な点は考慮しましょう。コスト重視なら浄水型、品質重視なら宅配型が基本の考え方です。タイプ別にもっと詳しく比べたい場合は、水道直結タイプの比較浄水型(水道水対応)の比較もあわせて参考にしてください。

オフィスの人数と水の使用量で選ぶ

選定でもっとも重要なのが人数と使用量です。1人が1日に飲むオフィスでの水は500ml〜1L程度が目安とされ、10人なら1日5〜10L、20人なら10〜20Lと積み上がります。

宅配型は水を使うほど費用が増えるため、大人数のオフィスでは定額制の浄水型が圧倒的に有利です。逆に少人数で消費量が読める場合は、宅配型でも月額を抑えられます。また大量に使う場合は、冷温水タンクの容量や、連続してお湯・冷水を出せる能力(回復スピード)も要チェック。給水式の浄水型は1日の処理量に上限がある機種もあるので、想定人数に足りるか確認しましょう。

ボトル交換や在庫管理の手間で選ぶ

オフィスでは「誰がボトルを交換するのか」が地味に大きな問題です。12L前後の宅配ボトルは満タンで約12kgあり、女性社員や高齢の社員には負担が大きいケースもあります。足元でボトル交換できる下置きタイプや、そもそも交換が不要な浄水型を選ぶと、この負担を解消できます。

また宅配型では空きボトルや水の在庫スペースの確保、発注のタイミング管理といった総務・庶務の手間が発生します。手間をかけたくないなら、交換も在庫管理も不要な水道直結の浄水型が最有力です。担当者の負担まで含めて総コストを考えるのがポイントです。

契約期間・解約金・サポート体制で選ぶ

法人契約では最低利用期間と解約金を必ず確認しましょう。多くの機種で3年〜5年の縛りがあり、期間内に解約すると数千円〜2万円程度の解約金が発生します。オフィス移転や規模変更の可能性がある場合は、縛りの短いプランや複数拠点対応の有無を見ておくと安心です。

サポート体制も重要で、定期メンテナンスや故障時の対応、請求書払いへの対応が法人向けかどうかを確認します。法人専用窓口を持つメーカーなら、複数台導入や拠点ごとの契約もスムーズです。支払い方法がクレジットカードだけでなく銀行振込・請求書払いに対応しているかも、経理処理の観点でチェックしておきましょう。

設置スペースとオフィスに合うデザインで選ぶ

意外と見落としがちなのが設置スペースとデザインです。床置き型は安定感がありますが、幅30cm前後+放熱スペースが必要です。デスク上や給湯室のカウンターに置くなら卓上型が便利ですが、容量は小さめになります。

また来客の目に触れる場所に置くなら、オフィスの内装に合うデザイン性も無視できません。近年はマットな質感やスリムな筐体、静音性に配慮した機種が増えており、応接エリアに置いても見栄えするモデルもあります。水道直結型は近くに水道・排水があるか、給水式や宅配型は電源とレイアウトを事前に確認しておきましょう。

法人・オフィス向けウォーターサーバーおすすめランキング11選

ここからは、法人・オフィス利用に適したウォーターサーバー11機種を、コスパ・使い勝手・サポートを踏まえてランキング形式で紹介します。まずは主要スペックを一覧で比較しましょう。料金はいずれも2026年時点の税込・目安です。

サービス名 タイプ 月額目安 水の種類 ボトル交換 特徴
ViVi Water ロング
ViVi Water ロング
給水式(浄水) 3,300円 浄水 不要 床置きの定額使い放題・PFAS99.9%除去
ウォータースタンド ネオ
ウォータースタンド ネオ
水道直結(浄水) 3,850円 浄水 不要 交換不要の定額使い放題
ハミングウォーター flows
ハミングウォーター flows
給水式(浄水) 3,300円 浄水 不要 工事不要でコスパ重視
エブリィフレシャス tall
エブリィフレシャス tall
給水式(浄水) 3,300円 浄水 不要 人数が増えても定額で安心
Locca スリムR2
Locca スリムR2
給水式(浄水) 2,780円〜 浄水 不要 浄水型で業界最安水準
コスモウォーター smartプラス NEXT
コスモウォーター smartプラス NEXT
宅配(天然水) 4,320円〜 天然水 足元で交換 天然水売上トップクラス
アクアクララ アクアファブ
アクアクララ アクアファブ
宅配(RO水) 4,670円〜 RO水 上部で交換 サポート手厚い老舗
フレシャス slat
フレシャス slat
宅配(天然水) 4,244円〜 天然水 足元で交換 デザイン性と静音性
プレミアムウォーター スリムサーバー4
プレミアムウォーター スリムサーバー4
宅配(天然水) 4,190円〜 天然水 上部で交換 天然水のおいしさ重視

うるのん Forma
宅配(天然水) 4,140円〜 天然水 上部で交換 モンドセレクション金賞
アルピナウォーター スタンダードサーバー
アルピナウォーター スタンダードサーバー
宅配(RO水) 水12L 1,328円〜 RO水 上部で交換 水代を抑えたい大人数向け

ViVi Water ロング|床置きの浄水型で使い放題・オフィスに好適

ViVi Water ロング

タイプ 給水式(浄水)/床置き型
月額料金 3,300円(税込・定額制)
水の種類 水道水をろ過した浄水(有害物質・細菌・ウイルス計50種類に対応/PFASは99.9%以上除去)
ボトル交換 不要(タンクに水道水を補充)
温度設定 冷水・ECO冷水・常温・温水・ECO温水・高温水の6段階
最低利用期間 3年(2025年9月以降の契約は3年未満の解約で解約金40,000円)
カートリッジ 年1回無料で定期配送(月額に込み)

メリット

  • 月額3,300円の定額で冷水・温水・常温が使い放題
  • 床置きの大容量タンクで人数の多いオフィスにも対応
  • 初期費用・契約手数料が0円でカートリッジ代・配送料も月額に込み
  • 有害物質・細菌・ウイルス計50種類に対応しPFASは99.9%以上除去

デメリット

  • 給水式のため水道水の補充を担当する人が必要
  • 天然水ではないため水のブランド性は宅配型に劣る
  • 最低利用期間が3年あり、途中解約には解約金がかかる

ViVi Water ロングは、タンクに水道水を注いでろ過する床置きの浄水型サーバーです。月額3,300円の完全定額制で、冷水・温水・常温はもちろん、ECO冷水・ECO温水・高温水まで6段階の温度に対応。飲む量が増えても料金は一定なので、人数の増減が読みにくいオフィスでもコストが膨らみません。浄水フィルターは年1回無料で届き、カートリッジ代・配送料も月額に含まれるため、追加費用が読みやすいのも法人にはうれしいポイントです。

浄水性能は2026年4月に刷新された「ハイグレードプラス」カートリッジにより、有害物質・細菌・ウイルスをあわせて50種類に対応し、PFAS(PFOS・PFOA)は検出限界値以下となる99.9%以上を除去できる水準で、水質面の安心感も十分です。PFOS・PFOAは環境省の省令改正により2026年4月1日から水道水の水質基準項目となり、合算値0.00005mg/L(50ng/L)以下が水道事業者に義務づけられました。水道水そのものの安全性が底上げされたうえで、さらに除去できる浄水型は、社員に出す水として説明のしやすい選択肢です。初期費用・契約手数料が0円で、初月の月額料金は半額になるため導入時の負担が小さく、法人向けの導入相談窓口も用意されています。ただし最低利用期間は3年で、2025年9月以降の契約は3年未満の解約でサーバー1台につき40,000円の解約金と回収手数料3,850円がかかるため、腰を据えて使う前提で選びましょう。複数台のレンタルにも対応し、床置きのロングのほかに卓上型のショート、噴霧機能を備えた+mist(月額3,850円)も選べます。床置きの大容量タンクは来客の多い職場にも対応しやすく、コストと手間のバランスを重視するオフィスに真っ先に検討したい1台です。

ウォータースタンド ネオ|水道直結で交換不要の定額制

ウォータースタンド ネオ

タイプ 水道直結型(浄水)
月額料金の目安 3,850円(定額制・使い放題)
水の種類 水道水をろ過した浄水(冷水・温水・常温に対応)
ボトル交換 不要(水道直結のため補充も不要)
最低利用期間 1年(訪問メンテナンス機種/1年未満の解約は6,600円)
支払い方法 個人はクレジットカードのみ/法人はクレジットカードまたは銀行振込等

メリット

  • 水道直結で使い放題、大人数ほど1杯単価が下がる
  • ボトル交換も水の補充も不要で総務の手間ゼロ
  • 機種が豊富で用途・人数に合わせて選べる

デメリット

  • 設置に水道・排水の近い場所と初期の配管工事が必要
  • 天然水ではないため水のブランド性は宅配型に劣る

ウォータースタンド ネオは、水道に直結して水道水をろ過する浄水型の定額使い放題サーバーです。月額3,850円で、冷水・温水・常温をたっぷり使え、温水は同シリーズで最大クラスの内蔵タンク容量を備えます。飲む量が増えても料金は一定なので、大人数で水をよく使うオフィスほどコスパの良さが際立ちます。卓上に収まるサイズ感で、待合室や執務スペースにも置きやすい設計です。

ボトルの発注・在庫・交換がいっさい不要なため、総務担当の手間を大きく減らせるのも法人向けの魅力です。支払いは、個人はクレジットカードのみですが、法人はクレジットカードに加えて銀行振込(請求書払い)も選べるため、経理処理の融通が利きます。水道直結型としては珍しく最低利用期間が1年と短く(1年未満の解約は6,600円)、移転や規模変更の可能性がある会社でも導入しやすく、コストと手間のバランスを重視するなら有力な1台です。

ハミングウォーター flows|使い放題でコスパ重視の浄水型

ハミングウォーター flows

タイプ 給水式(浄水)
月額料金 3,300円(税込・定額制/北海道は3,520円)※初回設置から1か月間は0円
水の種類 水道水をろ過した浄水
ボトル交換 不要(タンクに水道水を補充)
設置工事 不要(コンセントがあれば設置可)
フィルター交換 約8か月に1回、無料で定期配送

メリット

  • 月額3,300円の定額で冷温水が使い放題
  • 工事不要でコンセントさえあればすぐ使える
  • フィルターは自動で届き交換もかんたん

デメリット

  • タンクへの水道水補充を誰かが行う必要がある
  • 1日に使える量に目安があり超大人数には不向き
  • 規定利用期間が2年で、期間内解約はサーバー引取手数料16,500円+出荷手数料2,200円

ハミングウォーター flowsは、タンクに水道水を注いでろ過する給水式の浄水型サーバーです。月額3,300円の完全定額制で、冷水・温水・常温水が飲み放題。水道直結のような工事が不要で、電源さえあれば置くだけで使える手軽さが人気です。累計販売台数No.1をうたう実績もあり、初めての浄水型として選ばれています。

浄水フィルターは約8か月に1回、無料で自動的に届くため管理も簡単です。1日に使える水量の目安は約7.5Lとされ、小〜中規模のオフィスにちょうど良い設計。公式のよくある質問でも法人利用が明記されており、多くのオフィスで使われています。現行ラインナップにはBRUNO監修のニュアンスカラー(エクリュ・グレージュ・ダークグレー)に加え、限定カラーのコットンピンク・アイスラベンダー・アップルグリーンもそろい、内装に合わせて選べるようになりました(限定カラーを選んだ場合のみ初回に限定カラー料金2,200円)。料金は定額に含まれるものだけで、初回設置から1か月間は月額料金が0円になるため導入時の負担もありません。ただし規定利用期間は2年で、期間内に解約するとサーバー引取手数料16,500円に加えて出荷手数料2,200円がかかることは押さえておきましょう。工事なしでコスパよく使い放題を実現したい会社にフィットします。

エブリィフレシャス tall|人数が増えても定額で安心

エブリィフレシャス tall

タイプ 給水式(浄水)
月額料金 3,300円(tall・税込)/ tall+cafe 3,850円/ lite 2,750円・mini 3,300円
水の種類 水道水をろ過した浄水
初期費用 0円(設置工事不要)
電気代の目安 約401円/月〜(ECO機能・自動SLEEP機能あり)
カートリッジ 1年に1回、無料で定期配送(月間約100L使用時の目安)

メリット

  • 初期費用0円・月額定額で人数が増えても料金一定
  • 床置きのtallは大容量でオフィス利用に好適
  • コーヒー機能付きモデル(tall+cafe)も選べる

デメリット

  • 給水式のため水道水の補充作業が発生する
  • レンタルプランは契約から3年未満の解約で40,000円がかかる

エブリィフレシャスは、浄水型のなかでも最安水準の月額3,300円(tallモデル)を実現した給水式サーバーです。初期費用0円・設置工事不要で、飲む量が増えても料金は定額。人数の増減が読みにくいオフィスでも、コストが膨らまない安心感があります。

床置きのtallは合計8.7Lの大容量タンクを備え、来客の多いオフィスにも対応しやすい設計です。コーヒー機能付きのtall+cafe(月額3,850円)なら、来客時のドリンク対応まで1台でこなせます。カートリッジは1年に1回無料で届き、電気代も月約401円〜と省エネ設計で抑えられるため、ランニングコストを重視する会社におすすめです。初月はレンタル料が半額(tall・miniなら1,650円)になり、出荷手数料も0円なので、導入時の持ち出しもほとんどありません。なお2025年4月に加わった機能を絞ったliteは月額2,750円とさらに安く、少人数の拠点用のサブ機としても選べます。レンタルプランは契約から3年未満で解約すると40,000円がかかるので、設置期間の見通しは立てておきましょう。

Locca スリムR2|浄水型で業界最安水準の月額

Locca スリムR2

タイプ 給水式(浄水)
月額料金 2,780円〜(スリムR2・税込)
水の種類 水道水をろ過した浄水
ボトル交換 不要(タンクに水道水を補充)
カートリッジ 約8か月に1回、定期配送(月額に込み)
最低利用期間 5年(Locca基本プラン/初回登録事務手数料3,300円)

メリット

  • 浄水型の床置きで月額2,780円〜と業界最安水準
  • プレミアムウォーターが手がける安心感
  • カートリッジ代込みでコストが読みやすい

デメリット

  • 最低利用期間が5年と長く、途中解約は契約解除料が10,000〜50,000円
  • 初回登録事務手数料3,300円がかかる
  • 給水式のため水道水の補充が必要

Locca スリムR2は、天然水大手プレミアムウォーターが展開する浄水型の定額サーバーです。床置きで月額2,780円からと、浄水型のなかでも業界最安水準。定額制で使い放題のため、コストを徹底的に抑えたいオフィスに向いています。シリーズには卓上のlitta(月額2,580円)や上位機のLocca Smart(月額3,300円)もあり、設置場所や必要な機能に合わせて選べます。

カートリッジは約8か月に1回の定期配送で月額料金に含まれ、追加費用が読みやすいのも法人にはうれしいポイントです。ただし初回登録事務手数料3,300円が別途かかり、Locca基本プランの最低利用期間は5年(5年未満の解約は契約解除料10,000〜50,000円)と長めなので、長く同じ場所で使う前提の会社に適しています。「浄水型でとにかく安く」を求めるなら有力な選択肢です。

コスモウォーター smartプラス NEXT|天然水で人気の宅配型

コスモウォーター smartプラス NEXT

タイプ 宅配型(天然水)
水代の目安 4,320円/月(12L×2本)
水の種類 天然水(採水後すぐボトリング)
ボトル交換 足元交換(重いボトルを持ち上げない)
レンタル料 無料(水代のみ)
電気代の目安 約384円/月(エコモード+弱モード使用時)

メリット

  • 足元でボトル交換でき持ち上げる負担がない
  • サーバーレンタル料無料で水代のみ
  • 天然水の売上・人気ランキングで上位常連

デメリット

  • 宅配型のため使う量に応じて水代がかかる
  • 空きボトルの保管・処理スペースが必要
  • 規定利用期間が3年あり、初回請求時に出荷手数料2,200円がかかる

コスモウォーター smartプラス NEXTは、天然水の宅配型で高い人気を誇るサーバーです。重い12Lボトルを足元にセットして交換できる下置き設計で、女性社員でも扱いやすいのが法人利用でも評価されています。

サーバーのレンタル料は無料で、かかるのは水代(12L×2本で月4,320円が目安)のみ。エコモードと温度の弱モードを併用すれば電気代は月約384円まで下がり、旧型のsmartプラスより約46%節約できます。定期メンテナンスが不要なクリーン機能を内蔵している点も、担当者を置きにくいオフィスには扱いやすいポイントです。契約時は初回請求で出荷手数料2,200円がかかり、smartプラス NEXTの規定利用期間は3年(期間内に解約するとサーバー引取手数料33,000円)に設定されている点も確認しておきましょう。公式サイトには法人向けの見積書発行の窓口も用意されています。宅配型なので使う量に比例して費用は増えますが、おいしい天然水を手軽に出したいオフィスには満足度の高い選択です。来客対応が多い会社にも向いています。

アクアクララ アクアファブ|サポートが手厚い老舗のRO水

アクアクララ アクアファブ

タイプ 宅配型(RO水)
月額の目安 4,670円〜(2年割プラン:あんしんサポート料1,430円+12L 1,620円×2本)
水の種類 RO水(不純物を除去した純水にミネラル添加)
ボトル交換 上部設置(機種により下部設置も選択可)
サポート 定期メンテナンス・故障対応込み
おすすめの規模 サポート重視の小〜中規模オフィス

メリット

  • 定期メンテ・故障対応まで含む手厚いサポート
  • ノルマなしで注文量を調整しやすい
  • 実績豊富な老舗で法人導入の安心感が高い

デメリット

  • あんしんサポート料(アクアファブは月1,430円〜)が水代と別にかかる
  • 天然水ではなくRO水(好みが分かれる)

アクアクララ アクアファブは、RO水を扱う老舗メーカーアクアクララのサーバーで、法人向けのサポート体制に定評があります。アクアファブのあんしんサポート料は月1,430円(2年割プラン。通常プランは1,650円)で、機種によっては1,100円〜2,200円と幅があります。この料金に定期メンテナンスや故障対応が含まれ、導入後も安心して使い続けられます。水代とあわせた月額の目安は4,670円(12L×2本・2年割プラン)です。

水はRO膜で不純物を除去し、ミネラルを加えたクセの少ない味わい。注文ノルマがなく、使う量に合わせて発注できる柔軟さも法人にはメリットです(1回の注文は12Lボトル2本から)。コストを抑えたい場合は、あんしんサポート料が月1,100円のアクア8・アクアスリム・アクアスリムSを選べば、12L×2本のお水代を含めて月4,340円(2年割プラン)に収まります。サポート料と水代が分かれている点は理解が必要ですが、手厚いサポートを重視するオフィスには心強い選択肢です。

フレシャス slat|デザイン性と静音性でオフィスに映える

フレシャス slat

タイプ 宅配型(天然水)
水代の目安 4,244円〜/月(9.3L×2本=3,254円+レンタル料990円。前月3箱以上でレンタル料無料)
水の種類 天然水(富士・朝霧高原・木曽の採水地)
ボトル交換 Slatは足元交換/パック式モデルもあり
デザイン グッドデザイン賞受賞モデルあり
静音性 静音設計でオフィスでも気になりにくい

メリット

  • 洗練されたデザインで応接エリアにも映える
  • 静音設計で執務スペースでも使いやすい
  • Slatは足元交換で持ち上げる負担が少ない

デメリット

  • デザイン性が高い分、月額はやや高め
  • 宅配型のため使用量に応じて水代がかかる

フレシャス slatは、デザイン性と静音性に強みを持つ天然水の宅配型サーバーです。グッドデザイン賞を受賞しており、来客の目に触れる場所やおしゃれなオフィスの雰囲気を損なわないのが魅力。静音設計で、執務スペースの近くに置いても動作音が気になりにくい設計です。

床置きのslatは9.3Lの使い捨てクラッシュボトルを足元でセットでき、重いボトルを持ち上げる負担がありません。水は1本(9.3L)1,627円で1箱2本単位の配送、サーバーレンタル料は月990円ですが前月に3箱以上使えば無料になるため、消費量の多いオフィスほど割安です。同ブランドにはdewo iiやdewo miniなど軽量パック式のモデルもあり、設置場所や使い方に合わせて選べます。見た目にもこだわりたいオフィスに、満足度の高い1台です。

プレミアムウォーター スリムサーバー4|天然水のおいしさで満足度重視

プレミアムウォーター スリムサーバー4

タイプ 宅配型(天然水)
水代の目安 4,190円/月(12L×2本・もっとPREMIUMプラン)/ずっとPREMIUMプランは4,298円
水の種類 非加熱処理の天然水
ボトル交換 上部設置(スリムサーバー4 ロング/卓上のショートもあり)
レンタル料 0円(月額料金に込み)
電気代の目安 ロングは通常約630円/月・エコモード時 約520円/月

メリット

  • 非加熱処理の天然水で満足度が高い
  • サーバーレンタル料0円で水代のみ
  • 法人・オフィス専用プランがあり請求書払いにも対応

デメリット

  • 上部でボトル交換する機種は持ち上げが必要
  • 2026年4月に新規契約分の料金が改定済みで、2026年9月1日出荷分からはボトルが12.5Lに増量され価格も改定(申込前に最新価格の確認が必要)

プレミアムウォーター スリムサーバー4は、非加熱処理の天然水のおいしさで高い支持を集める宅配型サーバーです。従来のスリムサーバーIIIからモデルチェンジした現行機種で、レンタル料は0円、かかるのは水代のみ。もっとPREMIUMプランなら月4,190円(12L×2本)で利用でき、床置きのロングと卓上のショートから選べます。

法人向けには専用のオフィス・法人プランが用意されており、月額基本料金5,280円〜6,160円(税込)にサーバーレンタル料と毎月の水2セット(12L×4本)が含まれる仕組みです。スリムサーバー4(ロング/ショート)は月額5,720円が目安。支払いはクレジットカードのほか口座振替(月220円)・請求書払い(送付先1か所につき330円/枚)にも対応し、複数台契約もできるため、経理処理や複数拠点への展開がしやすいのが強みです。法人プランは最低利用期間が2年と個人向けより短く、水を追加注文する場合も1セット(12L×2本)2,160円と割安に設定されています(別途、初回登録事務手数料3,300円。沖縄県全域は対象外)。個人向けの最低利用期間はもっとPREMIUMプランが5年、ずっとPREMIUMプランが3年です。水の味を重視し、社員や来客の満足度を高めたいオフィスに向いています。なお2026年4月に新規契約分の料金改定が行われたほか、2026年9月1日出荷分からは天然水ボトルが1本12Lから12.5Lへ増量されます。増量は利用者全員が対象で1Lあたりの単価は下がる一方、2026年3月31日までに申し込んだ場合はボトル1本あたり税込54円(1セット108円)の値上げとなるため、最新の料金は公式で確認しましょう。

うるのん Forma|モンドセレクション金賞の天然水

タイプ 宅配型(天然水)
水代の目安 4,140円/月〜(12L×2本・うるのん3年プラン/2年プランは4,340円)
水の種類 富士山麓の天然水(モンドセレクション金賞を通算12年連続受賞)
ボトル交換 上部設置
レンタル料 0円(Forma/Grandeは月330円)
運営 TOKAIグループ

メリット

  • モンドセレクション金賞を通算12年連続受賞した富士山麓の天然水
  • Formaはサーバーレンタル料が無料
  • 大手TOKAIグループ運営の安心感

デメリット

  • 配送エリアによっては配送料がかかる
  • 規定利用期間内の解約は11,000円〜16,500円の手数料がかかる
  • 宅配型のため使用量に応じて水代がかかる

うるのん Forma(フォルマ)は、TOKAIグループが運営する富士山麓の天然水を使う床置きのウォーターサーバーです。従来のスタンダードサーバーがスタイリッシュなデザインにモデルチェンジした現行機種にあたります。水は2026年も金賞を受賞してモンドセレクション通算12年連続となり、2024年から3年連続の金賞受賞で「ダイヤモンド・トロフィー」も同時受賞した実力派。味を重視するオフィスに好適です。月々の費用は水代のみで、12L×2本(24L)でうるのん3年プランなら月4,140円、2年プランなら月4,340円と、天然水のなかでは標準的な水準です。

Formaはサーバーレンタル料が0円で、マットブラック・マットホワイトのスリムな筐体はオフィスの内装にもなじみやすいのが魅力です。温水にはチャイルドロックを備え、停電時でも水を取り出せる構造なので非常時の備えにもなります。配送エリアによっては配送料がかかる点、規定利用期間(2年/3年プラン)内の解約に11,000円〜16,500円の手数料がかかる点は事前に確認しておきましょう。大手運営の安心感と天然水の品質を両立したい会社に向いています。

アルピナウォーター スタンダードサーバー|水代を抑えたい大人数オフィス向け

アルピナウォーター スタンダードサーバー

タイプ 宅配型(RO水)
水代 12L 1,328円(関東・税込/北関東・関西・東海は1,350円)※関東は2026年10月1日注文分より1,436円
水の種類 RO水(北アルプスの水をRO膜でろ過)
サーバーレンタル料 スタンダードサーバー 770円/月(床置き・卓上とも/エコサーバーは1,100円)
注文ノルマ なし
おすすめの規模 水をたくさん使う大人数オフィス

メリット

  • 12L 1,328円(関東)と水代が業界最安クラス
  • 注文ノルマがなく発注量を調整しやすい
  • 大量に使うほどコスパの良さが際立つ

デメリット

  • サーバーレンタル料が別途かかる
  • 天然水ではなくRO水(味の好みが分かれる)

アルピナウォーター スタンダードサーバーは、水代の安さを武器にした宅配型(RO水)サーバーです。12Lあたり1,328円(関東エリア。北関東・関西・東海は1,350円)という業界最安クラスの水代で、水をたくさん消費する大人数のオフィスほどコストメリットが大きくなります。北アルプスの水をRO膜でろ過した純度の高い水を使っています。

注文ノルマがないため、使う量に合わせて柔軟に発注できるのも法人向き。自社配送エリアなら配送料も無料です。スタンダードサーバーのレンタル料は床置き・卓上とも月770円(エコサーバーは1,100円)かかりますが、それを含めても大量消費なら割安に収まります。法人向けの専用窓口も用意されています。ただし公式のインフォメーションによると、関東エリアは2026年10月1日のご注文分から12Lボトルが税込1,436円へ改定されるため、導入時期によって単価が変わる点は見込んでおきましょう(9月末日までの注文分は11月末日まで改定前価格で配送されます)。とにかく水代を抑えたい大所帯のオフィスに最適な選択肢です。

【人数規模別】オフィスに合うウォーターサーバーの選び方

同じオフィス向けでも、人数によって最適なタイプは変わります。ここでは規模別に、おすすめのタイプと具体的な機種を紹介します。

【人数規模別】オフィスに合うウォーターサーバーの選び方
  • 3〜10人の小規模オフィスにおすすめのタイプ
  • 10〜30人の中規模オフィスにおすすめのタイプ
  • 30人以上・複数拠点の大規模オフィスにおすすめのタイプ

3〜10人の小規模オフィスにおすすめのタイプ

3〜10人の小規模オフィスは水の消費量が読みやすく、工事不要の給水式浄水型が扱いやすい規模です。定額制なので費用が膨らまず、コンセントさえあればすぐ導入できます。味にこだわるなら宅配型でも月額を抑えられます。この規模には、工事不要で定額のハミングウォーター flowsが好バランスです。

ハミングウォーター flows

タイプ 給水式(浄水)
月額料金 3,300円(定額)
この規模に合う理由 工事不要・定額で少人数でも無駄がない
1日の水量目安 約7.5L(小〜中規模に十分)

メリット

  • 少人数でも定額で費用が読みやすい
  • 工事不要ですぐ導入・移設も簡単

デメリット

  • 水道水の補充を担当する人が必要

小規模オフィスでは、導入のしやすさと固定費の読みやすさが決め手になります。ハミングウォーター flowsなら工事なしで置くだけ、月額3,300円の定額で使い放題。人数が少なくても割高になりにくく、レイアウト変更や移転時にも動かしやすいのが小回りの利く点です。

10〜30人の中規模オフィスにおすすめのタイプ

10〜30人の中規模になると水の消費量が一気に増えるため、使い放題の定額制がコスパ面で有利になります。人数の増減があっても料金が変わらない浄水型が安心です。この規模には、初期費用0円・定額で大容量のエブリィフレシャス tallが向いています。

エブリィフレシャス tall

タイプ 給水式(浄水)
月額料金 3,300円(tall・定額)
この規模に合う理由 人数増でも定額・床置きtallは大容量
初期費用 0円

メリット

  • 人数が増えても料金が一定で予算が組みやすい
  • 床置きtallは容量に余裕があり中規模に好適

デメリット

  • 給水式のため補充の担当を決める必要がある

中規模オフィスでは、消費量が増えても費用が跳ね上がらない定額制が効いてきます。エブリィフレシャス tallは初期費用0円・月額3,300円の定額で、床置きの大容量タンクにより人が増えても対応しやすい設計。予算を固定したまま、増員リスクに備えられます。

30人以上・複数拠点の大規模オフィスにおすすめのタイプ

30人以上や複数拠点になると、消費量が非常に多くなるため水道直結の浄水型、または水代の安い宅配型が現実的です。使い放題の水道直結なら人数に関係なく定額、コスパ最優先なら水代の安いRO水が候補です。この規模には、水道直結で定額使い放題のウォータースタンド ネオが有力です。

ウォータースタンド ネオ

タイプ 水道直結(浄水)
月額料金の目安 3,850円(定額・使い放題)
この規模に合う理由 使い放題で大量消費でも料金一定・複数拠点対応
ボトル交換 不要(補充も不要)

メリット

  • 大量に使っても定額で1杯単価が下がる
  • 補充も交換も不要で総務の負担が最小
  • 法人窓口があり複数拠点の契約もしやすい

デメリット

  • 各拠点で水道・排水に近い設置場所と工事が必要

大規模オフィスや複数拠点では、消費量に費用が連動しない水道直結型が圧倒的に有利です。ウォータースタンド ネオは使い放題の定額制で、人数が多いほど1杯あたりのコストが下がります。法人窓口があるため複数台・複数拠点の導入もスムーズ。総務の管理負担を最小にしたい大所帯に最適です。水代の安さで選ぶなら、前述のアルピナウォーター スタンダードサーバーも大人数向けの候補になります。

法人・オフィスにウォーターサーバーを導入するメリット

ウォーターサーバーの導入は、単に水が飲めるようになるだけではありません。業務効率や安全対策、企業のリスク管理にまで効果が広がります。

法人・オフィスにウォーターサーバーを導入するメリット
  • 社員の作業効率と満足度が上がる
  • 来客時のお茶出しがスムーズになる
  • 災害時の備蓄水(BCP対策)になる

社員の作業効率と満足度が上がる

冷水・温水がいつでも使える環境は、社員の集中力の維持と満足度の向上につながります。飲み物を買いに外へ出る時間が減り、自席のそばでさっと水分補給ができれば、業務の中断も最小限で済みます。

こまめな水分補給は体調管理の基本でもあり、社員の健康維持をサポートします。おいしい水やお湯が使える福利厚生は、日々の小さな満足の積み重ねとして働きやすさに直結し、離職防止や採用時のアピールにもつながります。コーヒー機能付きの機種なら、休憩時間の質もぐっと高まります。

来客時のお茶出しがスムーズになる

来客対応の多いオフィスでは、お茶出しの手間と時間の削減が大きなメリットになります。温水がすぐ出るサーバーがあれば、お湯を沸かす手間なくお茶やコーヒーを用意でき、待たせる時間を短縮できます。

冷水・温水・常温をワンタッチで出せるため、季節や好みに応じた飲み物をスマートに提供可能です。天然水を扱う機種なら、水そのものを出すだけでも印象が良く、会社の第一印象を高める演出にもなります。応接エリアに映えるデザイン性の高い機種を選べば、おもてなしの質がさらに上がります。

災害時の備蓄水(BCP対策)になる

見落とされがちですが、ウォーターサーバーは災害時の備蓄水としても役立ち、事業継続計画(BCP)の一環になります。宅配型なら常にボトルの在庫があり、断水時にも一定量の飲料水を確保できます。

地震や台風などで水道が止まった際、社内に飲み水があるかどうかは、社員の安全確保に直結します。首相官邸の「災害が起きる前にできること」では、飲料水の備蓄は1人1日3リットルを目安に3日分とされており、在籍人数から必要量を逆算しておくと安心です。停電時でも常温水なら取り出せる機種が多く、非常時の備えとして機能します。防災用に別途ペットボトルを備蓄する手間やコストを、日常使いのサーバーで兼ねられるのは、企業のリスク管理として合理的です。

法人・オフィスにウォーターサーバーを導入するデメリット

メリットの多いウォーターサーバーですが、導入前に知っておくべき注意点もあります。あらかじめ把握して、運用でカバーしましょう。

法人・オフィスにウォーターサーバーを導入するデメリット
  • 毎月のコストとスペースの確保が必要
  • ボトル交換やメンテナンスの担当が必要
  • 解約金や最低利用期間に縛られることがある

毎月のコストとスペースの確保が必要

当然ながら、ウォーターサーバーには月々のランニングコストがかかります。浄水型なら月2,000〜3,000円台の定額、宅配型なら使う量に応じた水代がかかり、機種によっては電気代やサポート料も加わります。

また、床置き型なら幅30cm前後+放熱スペース、宅配型なら空きボトルや在庫の保管場所も必要です。導入前に設置場所とストックスペースを確保しておかないと、通路をふさぐなど運用でつまずきます。コストは福利厚生費として計上できるケースもあるため、後述の勘定科目もあわせて確認しておくと安心です。

ボトル交換やメンテナンスの担当が必要

宅配型ではボトル交換の担当を決めておく必要があります。12L前後のボトルは重く、上部設置タイプだと持ち上げに力が要るため、足元交換モデルを選ぶか、担当をローテーションする工夫が求められます。

浄水型でも、給水式なら水道水の補充、どのタイプでも定期的な清掃やフィルター・カートリッジの交換が必要です。放置すると衛生面のリスクにつながるため、「誰が・いつ・何をするか」をルール化しておくとトラブルを防げます。メンテナンスがメーカー任せにできる機種を選ぶのも一つの手です。

解約金や最低利用期間に縛られることがある

多くの機種には最低利用期間(3〜5年)と解約金が設定されています。期間内に解約すると数千円〜2万円程度の費用が発生することがあり、短期での入れ替えを考えている場合は不利になります。

オフィス移転や事業規模の変更が想定される場合は、契約前に縛りの長さと解約金の金額を必ず確認しましょう。複数拠点対応や、移転時に契約を引き継げるかどうかもチェックポイントです。長く同じ場所で使う前提なら縛りの長い割安プラン、流動的なら縛りの短いプランと、自社の見通しに合わせて選ぶのが賢明です。

法人契約ならではの経費計上と勘定科目の考え方

法人や個人事業主がウォーターサーバーを導入する際、気になるのが経費計上と勘定科目です。用途によって適切な科目が変わるため、基本を押さえておきましょう。なお具体的な処理は顧問税理士や所轄の税務署に確認するのが確実です。

法人契約ならではの経費計上と勘定科目の考え方
  • 福利厚生費として計上できるケース
  • 会議費・接待交際費になるケース
  • 個人事業主が家事按分するときの注意点

福利厚生費として計上できるケース

社員が飲むためのウォーターサーバー費用は、多くの場合福利厚生費として計上できます。ポイントは、特定の役員や一部の社員だけでなく、全社員が利用できる環境であることです。

レンタル料は「賃借料」や「リース料」、水代は「福利厚生費」や「雑費」とするのが一般的な区分です。また水代(飲料)は軽減税率の対象で消費税8%、サーバーレンタル料など飲料以外は10%と、消費税率が分かれる点にも注意しましょう。国税庁のタックスアンサー(No.6102 消費税の軽減税率制度)でも、軽減税率が適用されるのは酒類を除く飲食料品の譲渡であると示されています。全社員が使える形で運用すれば、福利厚生費として問題なく処理しやすくなります。

会議費・接待交際費になるケース

来客対応や打ち合わせで使う水・お茶は、用途によって会議費や接待交際費に区分されることがあります。社内会議での飲み物提供は会議費、取引先の接待やおもてなしを目的とする場合は接待交際費と整理するのが一般的な考え方です。国税庁のタックスアンサー(No.5265 交際費等の範囲と損金不算入額の計算)でも、会議に関連して茶菓や弁当などの飲食物を供与するために通常要する費用は交際費等から除かれると明記されています。

社員向けと来客向けの両方に使うサーバーの場合、実務上は主たる用途で科目を判断したり、社内ルールに沿って処理したりします。厳密に按分するのは難しいため、自社の会計方針に合わせて一貫した処理を心がけ、判断に迷う場合は税理士に相談すると安心です。

個人事業主が家事按分するときの注意点

個人事業主が自宅兼事務所でウォーターサーバーを使う場合、事業使用分だけを経費にする「家事按分」が必要です。プライベートでも飲む水は全額経費にできず、事業で使う割合を合理的に見積もって按分します。国税庁のタックスアンサー(No.2210 必要経費の知識)によると、家事関連費のうち必要経費にできるのは、取引の記録などに基づいて業務遂行上直接必要だったと明らかに区分できる金額に限られます。

なお、従業員を雇わず一人で働く個人事業主は、そもそも福利厚生費という科目が使えない点に注意が必要です。この場合は「消耗品費」や「雑費」などで処理するのが一般的です。按分の割合は使用実態に基づく合理的な根拠を残しておくと、税務上の説明がしやすくなります。判断に迷ったら、国税庁の情報や税務署・税理士への確認をおすすめします。

法人・オフィス向けウォーターサーバーのよくある質問

最後に、法人でウォーターサーバーを導入する際によく寄せられる質問にお答えします。

法人契約と個人契約はどちらが安いですか?

一概にどちらが安いとは言えず、使用量と機種によって変わります。少人数で消費量が少なければ個人向けプランでも十分ですが、大人数のオフィスでは、使い放題の定額制(浄水型)や水代の安いプランの方が1杯単価を大きく下げられます。法人契約は請求書払いに対応したり、複数台導入で条件が良くなったりする場合もあるため、見積もりを取って比較するのが確実です。

導入までにどれくらいの期間がかかりますか?

機種やメーカーによりますが、申し込みから1〜2週間程度で設置できるケースが一般的です。工事不要の給水式・宅配型は比較的早く、水道直結型は配管工事の日程調整が必要なため、やや時間がかかることがあります。繁忙期やキャンペーン時は前後することもあるので、導入希望日が決まっている場合は早めに問い合わせておくと安心です。

支払いは請求書払いに対応していますか?

多くのメーカーが法人向けに請求書払い(銀行振込)に対応しています。ウォータースタンドのように個人はクレジットカードのみでも法人なら銀行振込を選べるメーカーもあれば、プレミアムウォーターの法人プランのようにクレジットカード・口座振替(月220円)・請求書払い(送付先1か所につき330円/枚)の3通りから選べるメーカーもあります。経理処理の都合で支払い方法を指定したい場合は、契約前に法人窓口で対応可否と手数料を確認しておきましょう。

使わない期間があっても料金はかかりますか?

定額制の浄水型は、使わない月でも月額料金がかかります。一方、宅配型は使う量に応じた水代のため、注文を控えれば費用を抑えられますが、機種によっては最低注文本数(ノルマ)や、一定期間注文がない場合の休止手数料が設定されていることがあります。長期休業がある場合は、休止制度の有無や条件を事前に確認しておきましょう。

複数拠点でまとめて契約できますか?

法人窓口を持つメーカーの多くは、複数拠点の一括契約に対応しています。拠点ごとに機種を変えたり、請求をまとめたりできる場合もあります。全国展開しているメーカーなら、配送・サポート体制の広さも安心材料です。拠点数や各拠点の人数を伝えて、最適な機種構成と料金プランを提案してもらうとよいでしょう。

解約や機種変更はいつでもできますか?

解約や機種変更は可能ですが、最低利用期間内だと解約金や手数料がかかることがあります。機種変更についても、同一メーカー内なら比較的スムーズな一方、条件や費用が発生する場合があります。契約前に最低利用期間・解約金・機種変更時の扱いを確認し、将来のオフィス変化も見据えて選ぶことが、後悔しないポイントです。

なお当サイトでは、パンとの相性まで踏まえたパン通販のお取り寄せサイトおすすめ10選や、オフィスのランチにも使えるおかずのみで届く宅食おすすめランキングも紹介しています。オフィスの環境づくりの参考に、あわせてご覧ください。

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